ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

顔がすべて・整形にご用心&セレブは不幸の始まり。興味深い本二冊

2024-05-18 10:53:55 | シニアのおしゃれ
本日はピーカンの日照り。
明日からは下り坂なので
本日中に大量洗濯をしました。

娘の出産も近く、
出血したというので、用心のため家に。
娘より孫が心配。


こんな風に助け合って欲しい~~?

さて、
落ち着かない合間を縫って
興味深い本二冊を読みました。

「顔に取り憑かれた脳」(中野珠実著)
話題の一冊です。

赤ん坊が最初に認識するのは
母親の顔というのは知られていて、
以後、この顔が一番大切になっていく。
赤ん坊がサバイバルするためですが、
今や、
「顔」の重要性はますます高まっている。
これもまたサバイバルのため~~?
就職のために整形したり。

はい、
SNSにアップされる顔は
もう加工の上にも加工を重ねて、
本人はどこにいるやら。
またこの加工顔に騙される人たちも急増。
押し活も、まあ、
ルックスに幻惑されるわけですが。

ではシニアにとって「顔」は
どんな意味を持つのでしょうか。
この本には大切なヒントが。
かお、顔と言っても、
大事なのは表情、
どんな美女、
イケメンでも表情がよくない人は
敬遠される。

年を重ねるとできるのはシワ。
そのシワが嫌でボトックスや整形をすると、
シワがなくなるのはいいけど、
その個所の皮膚が固定され、
特定の表情が作りにくくなる。

たとえば笑いにくくなる。
笑いの表情が作れなくなると、
脳は
「この人あまり笑わないな、
嫌なことが多いのかな」と
勘違いして(?)鬱的な気持ちになったり、
メンタル、
幸福度にも影響をもたらすそうです。

もう一冊は、



「シェフ」(ゴーティエ・バティズテッラ著)

著者は
フランスのミシュランガイドの元編集部員。
小説ですが、
ドキュメンタリーみたいなタッチ。

三ツ星シェフが自殺し、
関係者は大騒動~~。
本ではフランス料理界の内幕の
すさまじさを、これでもかというくらい
書いています。

三ツ星になるとは、
すなわちセレブになること、
「フレンチや星は国家的な財産」だとか。

きのうまで、
「普通の料理人」だった人が
いきなりセレブになるわけですから、
妬みや嫉妬もすごいものがありますが、
なにより著者は
この世界の現実を知り抜いているせいか
辛辣この上ない。

シェフが死んでわかったことは、
借金だらけ、
家庭は崩壊、
星を失うことの恐怖~~。
周りの人たちの掌返し~~。

フレンチ料理の紹介も豊富だけど、
馴染みがないせいか、
食欲わかない(汗)

タサン志摩の最初の本には
フランス料理の世界で働いていたときの
厳しさが垣間見えます。
店を変わったとき、
前のシェフから次のシェフへの
「紹介」の言葉が辛辣だったとか、
その店も
逃げだすように辞めたとかなどなど。

自殺したシェフは、
星を得るまでは
好きな料理を地元に人たちに
楽しんでもらって、
とても幸せそうだった。
それが一転~~。

著者は、小説のなかで、「ガイド本」を
勝手に一年休刊宣言!
そのためガイド本から
「なんということ、首だ!」
著者はこの「星の世界」が
よほど嫌だったんですね。

わが家のシンプルというか質素な一品~~


TOUFUとピーマンのバルサミコソース。

いきなりの
セレブは不幸の始まり。
あながち羨望ばかりではなく。
また
食は自分が食べて育った料理が
一番美味しい。

そして顔のシワ~~。
シワはその人を表す、
眉間のシワが深い人は
顔をしかめることが多く、
よく笑う人は目じりに~~?

年を重ねることを味方に
よい顔を作る、とは、
よい表情筋を作ることかもしれません。
だから、
なるべくよく笑い、
穏やかな顔=表情でいるように
心がけましょうか。
これならお金をかけずに作れる??

最後までお付き合い
ありがとうございます。
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