6月26日 妙心寺に行ってきました。 京都市右京区花園妙心寺町 JR山陰線 花園駅から歩いて7分です。
花園駅に着きました。
全国に3400の寺院を持つ、臨済宗妙心寺派の総本山です。 花園上皇の御所を建武4年(1337年)関山彗玄を
招いて禅寺に改めました。
付近の人の生活道路になっていて境内は24時間開放になっています。
境内外に46の塔頭(たっちゅう)を持つ寺院です。西の御所と呼ばれているそうです。 塔頭とは禅宗寺院の高僧
の墓の周りにその弟子たちが師を偲んで庵を立てて暮らしていたものが独立した寺院になったものです。
東西約500m、南北約619mの広大な敷地の境内です。
手前が仏殿、奥が法堂(はっとう)です。
達筆すぎて何書いてあるのかわからない。(^^)/
塔頭のひとつ、退蔵院(たいぞういん)に入ります。 多くの塔頭がありますが殆ど非公開で通年公開している5ヵ所のうちのひとつです。
応永11年(1404年)越前の豪族 波多野重通が妙心寺第三世 無因宗因(むいんそういん)を開山として千本通り松原に創設しのち妙心寺境内に移されました。
退蔵とは「価値あるものをしまっておく。」という意味があるそうです。
元信乃庭です。
蓮は咲き始めです。
重要文化財になっている方丈からの撮影です。
苔フェチとしては大好物の苔です。(^.^)
陰陽の庭に向かいます。
白砂の陽の庭。 向かいが、
黒砂の陰の庭です。 すべてこの世は表裏一体というのを枯山水であらわしています。
余香苑(よこうえん)です。昭和38年造園家の中根金作によって作庭されました。池泉回遊式の庭園です。
正面に回ってきました。なかなかきれいです。
睡蓮が見頃です。
鯉さん おはようございます。 (^^)/
紅葉の季節もまた趣があるそうです。
ばいばい。 退蔵院を出ました。
とにかく広い。案内板を見ながら、東林院まで行きます。
着きました。着きました。紫陽花が見頃のようです。
通称 沙羅双樹の寺です。樹齢三百年の沙羅の樹があります。
松葉菊きれい。
通常非公開ですがこの時期になると、「沙羅の花を愛でる会」が催され、特別公開されます。
今日はこれを見に来ました。 団体さんやら個人のお客さんでいっぱいです。
朝に咲いて、夕方には落ちてしまうそうです。苔の緑とのコントラストがいいです。
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり沙羅双樹の花の色、盛者必衰のことわりをあらわす。云々
平家物語 祇園精舎の段、中学で暗記する授業がありました。 いまだに覚えています。
教育とはすごいもんです。50年近くたってるもんね。
ご住職さんでしょうか、名調子の解説です。
満員なんで、あまり長居はやめときます。
さて、山門はどっちだったっけ。!(^^)! いい枝ぶりの松です。
来たところまで戻ってこられました。よかった。よかった。
別の季節にまた来てみます。(^^)/~~~