八丈島のおいしい暮らし

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大勝組☆一勝さんの八丈島の宴

2007年03月20日 15時18分21秒 | 突撃!八丈ごはんレポ!
みなさま、こんにちは。海風おねいさんです。
大降りの雨が降りましたが、 午後からお天気が快復しました。
明日はお彼岸。良いお天気になるといいですね。


㈱大勝組 大沢一勝 会長

さて、今回の「突撃!八丈島の晩ごはん」は、
八丈島ではとっても有名な方のご登場です。
島の造園・土木業界のドン、㈱大勝組の大沢一勝会長です。

学生たちによる八丈島映画 「今日という日が最後なら、」の制作に、
一勝会長には多大なるご協力をいただいております。
この日は、柳明菜監督はじめ関係者が一勝会長の隠れ家へご招待いただき、
一勝会長自ら作られた島の幸料理をご馳走になりました。

見事な八丈島の幸オンパレード
八丈島にはどんな自然の幸があるでしょう?みなさま、ご覧くださいね。


「飛魚のたたき」

まさに今、八丈島は飛魚のシーズンです。
「だいたく丸」という名の漁船も持つ一勝会長のおすすめは、飛魚のたたき。
葱や島唐(青唐辛子)などの薬味と味噌を丁寧に包丁で叩き込んだ
新鮮な八丈島の飛魚は絶品です。


「トビ子の塩焼き」

おねいさんは、この飛魚の卵を見たとき、目からハートが出ましたよ。
おねいさんの大好物です。
こんなに立派な飛魚の卵は、近頃なかなかお目にかかれません。
一勝会長曰く、「こんな大きいのは、1000本に10本ぐらいしか入ってない」

中がよく見えるように写真を撮りました。糸を引いてるのがわかるでしょうか?
このくらい大きな卵になると、こくがあり、もっちり感が素晴らしいです。
味は、ブリ子(ハタハタの卵)に似てますよ。
歯にくっつくような濃いタンパク質の深い味わい。わかるかな?


「飛魚の白子」と「島セロリの酢味噌和え」

写真左が飛魚の白子。
写真右は、島のセロリの酢味噌和えです。葉っぱまで全部入ってますよ。
島のぬた(酢味噌和え)はあまり甘くいたしません。さっぱりしたお味です。


「みょうがの酢の物」

みょうがも八丈島ではよく栽培されています。


「たこうなの煮つけ」

「たこうな」とは、細い笹竹の筍のこと。
島の人はこれが大好きで、シーズン中にたくさん採って冷凍保存しておきます。


「岩海苔」

八丈島で最も高級な食材のひとつ。
1~2月の海の荒れる寒い時期だけ岩場に育つ貴重な岩海苔です。
お天気の様子を見ながら天日干しされた八丈島の岩海苔は、
軽くあぶってそのまま食べたら、磯の香りがいっぱいで、ぁぁもう幸せの味。


「岩海苔ご飯」

その岩海苔を炊いたご飯に混ぜ込んだ「岩海苔ご飯」
自然の滋味が口の中いっぱいに広がります。


「山羊肉の塩焼き」

八丈島には、日本全国でも数少ない山羊肉を食べる食文化があります。
山羊肉は、思われているように臭いお肉ではありません。
一度召し上がるとわかりますが、こんなおいしいお肉は他にない
と思えるほどおいしいんですよ。あっさりしていて、牛肉より癖はありません。

一勝会長のおすすめは、山羊の脂身。
おねいさんははじめてチャレンジしましたが、なるほどおいしい。
脂身に臭いがあると聞いてましたが、ぜんぜん臭くないですよ。
お肉の脂身の中では、最も食べやすい気がします。いいお味です。


「山羊肉」

現在は八丈島でも稀少な山羊肉です。
山羊肉で焼肉をするときには、焼肉のタレは使いません。
塩だけでシンプルにいただきます。それだけお肉の味がいいからです。



一勝会長、ご馳走さまでした
映画スタッフ一同、一品一品に大感激しながら島の幸を堪能させていただきました。
島のいい素材にこだわる一勝会長のお料理は、島外の方をもてなす一番のご馳走ですね。
コメント (11)
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