八丈島のおいしい暮らし

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八丈島のスーパーあさぬまからお届けしています

八丈島のクサヤ

2008年01月27日 21時25分46秒 | 島料理/島の幸
さて、明日からしばらくイベントのご案内が続きますので、
今夜、もう一記事更新しておきますね。


「八丈島のクサヤ」

クサヤ大好きの子豚さんが楽しみにしている八丈島のクサヤについてです。
「あさぬま」でももちろんクサヤは販売いたしております。

おねいさんは以前よりクサヤの歴史について調べてみたいと思っていましたが、
こちらに詳しい記述が掲載されていますので、興味のあるかたはご覧くださいね。

 クサヤの起源  クリック

この文章は、三宅島のお寺「普済院」の池田信道住職が書かれた
「三宅島百話」から転載されています。

もともとは徳川時代に塩年貢として納められていた貴重な塩を節約するため、
海水で干物を作ったところから生まれたクサヤ液だったんですね。
その歴史は、わかっているだけでも300年以上前とのことで、
すでにその頃にはお江戸に出荷されていたというのですから驚きです。

クサヤの製造工程も同じく「丸十水産」さんのサイトに紹介されています。

 クサヤの製造工程  クリック

「丸十水産」さんでは、クサヤの工場見学も行っているようですので、
クサヤ工場をご覧になりたいかたは、上記サイトよりお電話でご予約の上
お出かけくださいね。

さて、そして、食べ方です。
一般的には焼いてそのまま食べるか、マヨネーズや七味を添えていただきます。
焼きたてをほぐして酒、醤油、化学調味料、レモン等と浸けておくこともあります。
でも、それだけでなく、最近は様々に工夫されて、お料理にもどんどん使いますよ。

こちらは、八丈町制施工50周年記念事業としてまとめられた
「八丈島郷土料理レシピ集」から抜粋したクサヤを使ったお料理です。

 八丈島郷土料理レシピ  クリック



※画像クリックでレシピのページへ飛びます。

左上から、
「クサヤと明日葉のドレッシング和え」「クサヤと明日葉のマヨネーズ和え」
「クサヤと明日葉の天ぷら」「クサヤ炒飯」です。
おねいさんは全部作ったことがありますが、どれもおいしいですよ♪


「クサヤと明日葉の混ぜご飯」

そして、こちらは以前に当ブログでご紹介した「クサヤと明日葉の混ぜご飯」です。
うちでは、普通にごはんとしていただきますよ。おいしいです♪

ちょっと変わったクサヤのアレンジもご紹介しますね。
残念ながらいまは幻の八丈島土産となってしまった「くさやパン」です。


「幻のくさやパン」

「はなまるマーケット」でも紹介されとても人気のある八丈島土産だったのですが、
このくさやパンを製造販売されていた「デリカ伊藤」さんは閉店してしまったのです。
残念でなりません。これは、どこかで復活させるべきですよね?


「青ヶ島のaura*のくさやパン」

青ヶ島に住むお友だちのaura*ちゃんは、自分で作っていましたよ。
おいしそうですね! おねいさんも一度作ってみなくてはね♪

そして、「のんびり島市」や「アイラナマーケット」等でときどき売られていた
「くさやピザ」も面白いと好評でしたが、実は食べられるお店があるんですよ


「Eighit8 くさやピザ」(三根 小沢電気裏)

じゃじゃん!三根の「Eighit8」さんです!
場所は、護神交差点から空港方面に向かい、すぐ傍。
「あそこ寿司」並びの「小沢電気」の裏手になります。
「Eighit8」は居酒屋風のバーで、カクテルなどもオーダーできます。
くさやピザ食べてみたいかたはぜひ行ってみてね

そして、「くさやパン」や「くさやピザ」ぐらいでは驚かないおねいさんも、
これには驚いた斬新くさやアレンジをご紹介します。


「ラミちゃんのくさやクッキー」

「くさやクッキー」ですか  これにはさすがのおねいさんも笑いました。
「アイラナマーケット」代表のラミちゃんのお仕事です。
素晴らしいですね、このチャレンジ精神!おねいさんも食べてみたい

さて、八丈島にはチャレンジ精神旺盛な素晴らしい料理人が大勢いますので、
今後もきっと斬新なくさやアレンジが飛び出してくることでしょう。
楽しみに待ちたいと思います。



しかし、王道はやはりこれでしょうか。



そして、これでしょうか。

八丈島のクサヤのネット販売を探してみました。

 おさだ商店  クリック

 仲屋商店  クリック

 丸十水産  クリック

農水省選定「郷土料理100選」にも選ばれた
八丈島のクサヤをみなさまどうぞお召し上がりくださいませ。
コメント (34)
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15分ポークソテー弁当

2008年01月27日 14時16分41秒 | お弁当
みなさま、こんにちは!海風おねいさんです。
いい日曜日をお過ごしですか?
今日の八丈島は風はさほど強くないものの、海は時化ているようです。
本日の船便は欠航しております。朝、「あさぬま」へ行きましたら、
生鮮品が少なくなっておりました。どうぞご理解の程お願いいたします。

今日は息子のバスケの試合でしたが、朝から仕事が立て込んでいました。
試合を少しだけでも観たいし、打ち合わせの時間もあるし、
バタバタ走り回りながら15分で作った息子のお弁当です。



・ポークソテー
・ブリの塩焼き
・小松菜ソテー
・セリのお浸し
・ミートソーススパゲティ(あさぬまのお惣菜)
・甘塩筋子
・ミニトマト・きんかん
・ご飯
・ホットレモンジュース



[ポークソテーの作り方]
◎時間のないときには、必殺裏技で作ります。
フライパンにサラダ油とバターを熱し、豚ロース肉をソテーします。
片面を焼きながら、片面にクレイジーソルトとコンソメ顆粒を振りかけます。
片面に焼き色がついたら、ひっくり返して同じことをします。
焼きあがる前に、もう一度ひっくり返してコンソメを絡めます。
肉に火が通ったらフライパンから取り出し、食べやすい大きさに切ります。
その間に、フライパンの肉汁を煮詰めます。
切ったお肉に、ほどよく煮詰めた肉汁をかけて完成です。
これでけっこうおいしいポークソテーができるんですよ。
ポークソテーは、この端の脂のちょっとあるところがおいしいですよね。



この間に、塩を振りかけたブリをグリルで焼きながら、
別のガスコンロでセリをサッと湯がき、小松菜を胡麻油でササッと炒めます。
※セリを湯がくお湯は、湯沸かし器から熱湯を小鍋にとると早いです。
小松菜の味付けは塩胡椒のみ。セリは絞っておかかと醤油をかけます。
小松菜は2株分、セリは1/2束入っています。



ポークソテーの付け合せには、小松菜とミートソーススパを詰めます。
このスパは、「あさぬま」お惣菜コーナーの商品です。
ちょっと懐かしい味で、おいしいですよ。時間のないとき利用しています。

子どもの好きな筋子も端に詰めて、空いたスペースにきんかんとミニトマト。
お弁当箱に詰める時間も含めて、15分で完成です。

バスケの試合は、半分だけ見ることができました。
試合は惜しいところで負けてしまったけど、みんなずいぶん上手くなっていました。

コメント (8)
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