八丈島のおいしい暮らし

毎日のごはん作りと島暮らしに役立つ情報を
八丈島のスーパーあさぬまからお届けしています

15分ポークソテー弁当

2008年01月27日 14時16分41秒 | お弁当
みなさま、こんにちは!海風おねいさんです。
いい日曜日をお過ごしですか?
今日の八丈島は風はさほど強くないものの、海は時化ているようです。
本日の船便は欠航しております。朝、「あさぬま」へ行きましたら、
生鮮品が少なくなっておりました。どうぞご理解の程お願いいたします。

今日は息子のバスケの試合でしたが、朝から仕事が立て込んでいました。
試合を少しだけでも観たいし、打ち合わせの時間もあるし、
バタバタ走り回りながら15分で作った息子のお弁当です。



・ポークソテー
・ブリの塩焼き
・小松菜ソテー
・セリのお浸し
・ミートソーススパゲティ(あさぬまのお惣菜)
・甘塩筋子
・ミニトマト・きんかん
・ご飯
・ホットレモンジュース



[ポークソテーの作り方]
◎時間のないときには、必殺裏技で作ります。
フライパンにサラダ油とバターを熱し、豚ロース肉をソテーします。
片面を焼きながら、片面にクレイジーソルトとコンソメ顆粒を振りかけます。
片面に焼き色がついたら、ひっくり返して同じことをします。
焼きあがる前に、もう一度ひっくり返してコンソメを絡めます。
肉に火が通ったらフライパンから取り出し、食べやすい大きさに切ります。
その間に、フライパンの肉汁を煮詰めます。
切ったお肉に、ほどよく煮詰めた肉汁をかけて完成です。
これでけっこうおいしいポークソテーができるんですよ。
ポークソテーは、この端の脂のちょっとあるところがおいしいですよね。



この間に、塩を振りかけたブリをグリルで焼きながら、
別のガスコンロでセリをサッと湯がき、小松菜を胡麻油でササッと炒めます。
※セリを湯がくお湯は、湯沸かし器から熱湯を小鍋にとると早いです。
小松菜の味付けは塩胡椒のみ。セリは絞っておかかと醤油をかけます。
小松菜は2株分、セリは1/2束入っています。



ポークソテーの付け合せには、小松菜とミートソーススパを詰めます。
このスパは、「あさぬま」お惣菜コーナーの商品です。
ちょっと懐かしい味で、おいしいですよ。時間のないとき利用しています。

子どもの好きな筋子も端に詰めて、空いたスペースにきんかんとミニトマト。
お弁当箱に詰める時間も含めて、15分で完成です。

バスケの試合は、半分だけ見ることができました。
試合は惜しいところで負けてしまったけど、みんなずいぶん上手くなっていました。

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食育講習会

2008年01月26日 14時15分35秒 | 食品・お料理・栄養情報
みなさま、こんにちは!海風おねいさんです。
ここ数日、冷え込みが厳しくなってきましたね。灯油の減りが早いこと!
八丈島もいよいよ冬本番というかんじです。

しかし、ひと足早い春をみなさまに感じていただく
「ヘルシーフェスタ」が、本日より元気に始まっています
会場は、中之郷、地熱利用農産物直売所「えこ・あぐりまーと」です。
このイベントに関しましては、おねいさんが取材に行ってまいりますので、
また詳しく内容をお伝えいたしますね♪

本日は、地元小学校で行われた「食育講習会」の内容をご紹介いたします。
この講習会に関する記事は、昨日発売の南海タイムスにも掲載されていました。
ご覧になりましたか?

子どもを心身ともに健康に育てることは、すべての母の願いだと思います。
食育に関心のおありになるお母様も多いことでしょう。
でもきっとこのような講習会には、なかなか参加できないかたが多いのですよね?
小学校の「食育講習会」ではどんなことが話されているのでしょうか。
おねいさんが代わりによく聴いてきましたので、ご紹介しますね。



講師は、食育コーディネーターで、フェリス女学院非常勤講師の大村直己先生です。
大村先生は、子どもの食と育を考えるインターネットサイトも主宰しておられます。

 ほねぶとネット  クリック

大村先生は、「食の3つの基本ポイント」として、
(1)ご飯と1汁2菜(主食+主菜+副菜+汁物)
(2)地産地消と旬産旬消
(3)食べ物への感謝の気持ち「いただきます」と「ごちそうさま」
の3点を提唱されています。

(1)の主食は、白いご飯のことです。
白いご飯とおかずを口の中で食べ合わせることを「口内調味」といいます。
ご飯とほどほどの塩分のあるおかずを口の中で食べ合わせて調味することは、
子どもの味覚の形成と健康のためにとてもよろしいと仰っています。
これは、日本人の食生活が最も理想的な形で完成されていた昭和40年代の食べ方。
おかずは、焼き魚を中心にして、なるべく丸のままの素材をシンプルに使う。
子どもに食材を教え、農業・漁業の大切さや環境を考えることにも繋がります。

大村先生は、食と自立に向う人の意欲は繋がると仰います。
「元気」「根気」「やる気」_「気」=生きる力のある人を育てる食事をしようと。

いま、日本人は、「ちょっとおかしな食べ方をしている」と感じている人が多い。
でも、食生活をはじめとする生活習慣は、なかなか直りませんね。
いつの間にか悪循環に身を投じ、生活習慣病に陥る人も多いです。
もう少しきちんと自分たちの食生活を見直さないと、
食生活の乱れが「気」のない子どもたちを育てています。
また、様々な自然体験なく育った子どもたちの「いいこ」による非行という
おかしな現象も増えています。

「食べ方論以前に、暮らし方論なんです」と、大村先生は仰います。
子どもの成長ホルモンが促されるピークは、夜の10~11時だそうです。
その時間に起きているような暮らしをさせていたのでは、いい成長は望めません。
「家庭が子どもの暮らしを守るんです」親の自覚が問われますね。
「子どもの早寝を重視して、夜食などを食べなくてすむ生活スタイルにすること」

「子どもには腹ペコを体験させ、お腹を空かせて食事をさせれば偏食はなくなる」
この点にも、おねいさんは深く共感します。
「食べてくれない」「うちの子は偏食」と悩む家庭は、
たいてい子どもや親の好きな食生活に偏っています。
食事は、子どもの食べたいものを食べさせるのでなく、
親が考えて、子どもに食べさせたいものを与えなければいけません。
わが家では、食べなければ食べさせない方針を貫きましたので、
(代わりのものを与えない、という意味ですよ)
うちの子どもはなんでも食べるようになったのだと思っていますよ。
お腹を空かせる経験は、かわいそうなことではなく、必要な経験だと思います。

「程よい食べ方、節度のある食べ方が、欲望のコントロールも教えます」
耳の痛いかたも多いでしょう。わたしも同じですよ。
おいしいと、ついつい食べ過ぎちゃいますもんね。

ですが、ネズミを使った実験で、満腹ネズミくんと腹八分ネズミくんでは、
寿命がぜんぜん違うと聞いたら、どうします?
もちろん早死には、満腹くんのほうなんですよ。
長生きしたいなら、あまり食べすぎはいけませんね。

日本では、3年前に「食育基本法」が新たに成立し、この1月にも文部科学省は、
学校給食法の目的を大幅に見直し、これに「食育」明記して、
給食を通じて「食への感謝や地域文化の理解、郷土への愛着などを育む」
といった理念を盛り込む考えであることを発表しています。

(2)の地産地消旬産旬消は、これに同じ意味ですね。
郷土を愛し、郷土の産業や食材に関心を持ち、これを旬の時期にいただく
地産地消や旬産旬消の考え方は、地球にも優しいスローライフです。

(3)の食べ物への感謝の気持ちも、食育法の第三条にうたわれています。
(食に関する感謝の念と理解) 第三条 
食育の推進に当たっては、国民の食生活が、自然の恩恵の上に成り立っており、
また、食に関わる人々の様々な活動に支えられていることについて、
感謝の念や理解が深まるよう配慮されなければならない。

なんだか当たり前すぎることのようですね。
でも、できない人も多いのかもしれません。
地元で作られた商品でなくても、必ず生産者のいることです。
いまは、スーパーでも商品に産地を明記するようになりましたし、
「あさぬま」でも昨年は、桃の産直販売セールなどで、
店内モニターに生産者の姿や生産現場を映すなどの試みをしております。
わたしたちの口に入るものには、必ず多くの方々の苦労や努力が陰にあります。
いつも感謝していただく気持ちを忘れたくないですよね。

さて、ずいぶん長くなりまして、更新時刻も遅くなりました。
本日は、地元小学校で行われた「食育講習会」の内容をお届けいたしました。
いかがでしょうか?日々の食生活の参考にしていただけたら幸いです。

有意義なお話を聴かせていただいた大村直己先生と
小学校の校長先生はじめ関係者各位にお礼申し上げます。

今週末の特売チラシは、こちらです。
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八丈島のヤギ肉を食べましょう!

2008年01月25日 14時21分43秒 | 島料理/島の幸
本日は、最近の「あさぬま」での販売が大好評をいただいております
「ヤギ肉」のお料理をご紹介いたします。

八丈島でヤギ肉が食べ始められたのは戦後まもなくのことと聞いています。
島外から八丈島へヤギを持ち込んで家畜として飼育された方がいて、
それから八丈島でヤギ肉を食べる食文化が広まっていきました。

余談ですが、わたしが幼い頃の八丈島では、羊も飼われていたんですよ。
羊牧場といえば北海道が有名です。
北海道にはジンギスカンという有名な名物料理もありますね。
この常春の島八丈島で、羊を飼っていたなんて嘘のような話です。
衝撃的な写真をお見せしましょう。

ワン・ツー・スリー


「八丈島の羊」(その昔に撮影)
これは、わたしのおばあちゃんのアルバムに貼られていた写真です。
ここは昔の八丈島ですよ。羊の向うには山羊(ヤギ)もいますね。

実は、わたしの生家でも1頭だけですが羊を飼っていました。
羊は、主に羊毛を取るために飼われていたそうです。
羊を飼って、その毛糸で編み物をしたのです。
わが家でも母が機械編みで毎晩子どもたちのセーターなど編んでいました。
恐るべし自給自足なロハス生活です。

昔の島の人たちは、
自分たちの暮らしにいいと思うことをどんどん取り入れて暮らしていました。
これは、現代のわたしたちも見習うべき姿勢です。
八丈島の人々に頑固なイメージがなく、柔和で穏やかなムードがあるのは、
流人のはるか昔の時代から、様々な文化を拒まずに受け入れて、
我がものとする柔軟な心があったからではないでしょうか。

そして、細々とですが続いているヤギ肉を食べる文化です。
文化も郷土料理も、目を向けていないと、いつのまにかすたれてしまうもの。
せっかくある「ヤギ肉食文化」を守っていきたいと「あさぬま」は考えています。


「ヤギ肉の和風トマトシチューとフォカッチャのランチ」

現代風にアレンジして隠し味を和風にした、どなたにも食べやすいトマト煮です。
お友だちが焼いてくれたイタリアのパン、フォカッチャとともにランチにしました。

 フォカッチャ  クリック
フォカッチャでこのスープをすくって食べたら最高においしいの。
昨日のランチタイムに、お友だち数名とこれを食べました。
大好評だった和テイストのトマト煮の作り方をご紹介いたします。


「ヤギ肉の和風トマトシチュー」

以前に「ヤギモツのトマト煮」をご紹介しましたが、
こちらはヤギのコマ肉だけを使い、どなたにも食べやすくしたメニューです。

[作り方]
ヤギのコマ肉に塩胡椒で下味を付け、たっぷりのスライスにんにく、千切り生姜、
玉ねぎスライス、セロリのスライスとともに炒めます。セロリもたくさん入れます。
ここにお湯と日本酒、コンソメ顆粒、トマトの缶詰を入れて、
ヤギ肉が柔らかくなるまでコトコトと2時間ほど煮込みます。
途中で人参と牛蒡も加えて、お肉も野菜も柔らかくなるまでよく煮ます。

味付けは、塩胡椒にお好みのスパイス、それに味噌です。
※味噌が味付けのポイントです。トマト1缶に対し、大匙1ほど入れます。
隠し味に醤油とウスターソースを少量入れます。
またここに、お好みで島唐辛子を刻んで入れると更においしいです。

和風といっても、言わなければ味噌で味付けと気づく人は少ないですよ。
でも、これが味をまろやかにし深みを出す秘訣ですので、必ず入れてくださいね。


「地元中学校でヤギ肉の調理実習」(1年半前の写真)

以前に地元の中学校の総合的な学習で、「八丈島のヤギを観光産業に活かす」
というテーマの取り組みが行われました。
これはその授業に、おねいさんが講師として参加したときの写真です。
(顔が写ってるのは、うちの息子です)

おいしそうなご馳走でしょう?
これ、ほとんどヤギ肉とヤギミルクのお料理ですよ。

・ヤギミルクパン&ヤギミルクバター
・ヤギミルクプリン
・ヤギ肉のミートパイ
・ヤギ肉のトマトシチュー
・ヤギ肉のローストビーフもどき&サラダ
・ヤギ汁(先生が沖縄からお取り寄せしました)
・飛魚のミートソーススパゲティ(隣りの郷土料理チームからの差し入れ)
・飛魚とハンバ海苔のお好み焼き(同じく郷土料理チームからの差し入れ)

子どもたちは、この日作ったお料理をほとんど残さず「おいしい!」と食べました。
中学生ぐらいの年齢は、ちょっと変わった味だと受け付けない子も多いのですが、
ヤギ肉料理は、参加の子どもたち全員に好評でした。
今日ご紹介した「ヤギ肉の和風トマト煮」は、この日作ったものとほぼ同じです。
お代わりする子もいて、大好評のお料理でした。

「あさぬま」では、引き続きヤギ肉を継続的に入荷販売の予定です。
八丈島のヤギ肉をみなさまもぜひ食べてみてくださいね

今週末の特売チラシは、こちらです。
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節分祭!特売チラシ

2008年01月25日 09時55分51秒 | 店内・商品・特売情報
みなさま、こんにちは!海風おねいさんです。
今日も寒いですね。木枯らしビュービューの八丈島です。
今朝、車を走らせていましたら、八丈高校の女の子たち、
ミニスカートの制服の下にジャージをはいての登校姿を多く見かけました。
あまりいい格好とはいえないので驚きましたが、考えてみたら、
八丈島の中高生は、制服のコートを持っていないんですね。
島外でしたら、入学の際に制服と一緒にコートも作りますよね。
でも、八丈島の冬は島外のように寒い日が少ないので、コートを作りません。
それで、こんな木枯らしの日は、ジャージでもはかないと寒くて仕方ないのでしょう。
がんばれ、八丈島の中高生! こんなこともいつかきっといい思い出です。

昨日は船便も欠航しましたが、今日は到着の模様で安心いたしました。
今週末の特売チラシです。



ボイルズワイガニ、ヤリイカソーメン、刺身盛り合わせ、甘塩いくら、
牛カルビ、豚ヒレ肉、今週末もおいしいもの盛りだくさんの特売です!

今週末もお買物は「あさぬま」でお楽しみくださいませ♪

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雪の日のみぞれ鍋

2008年01月24日 08時52分19秒 | 
みなさま、おはようございます!海風おねいさんです。
昨日は東京で雪が降りましたね。 だから、「みぞれ鍋」を作りました。


「みぞれ鍋」

ふわふわ真っ白な大根おろしを雪に見立てた「みぞれ鍋」です。
雪のような大根おろしが美しいだけでなく、素材のおいしさを引き立てます。
また大根おろしは消化吸収を助け、殺菌効果もあるといわれてますよ。
この時期、身体の温まるお鍋は毎日でも嬉しいですが、
いつも同じお鍋では飽きますから、いろんなお鍋を作りましょうね♪

[作り方]
具材はどんなものでもけっこうですが、それと別に大根を1/3本くらい使います。
大根は荒めのおろし金でおろし、大根おろしと汁に分けておきます。
今日の具材は、甘塩鱈、帆立、木綿豆腐、薄あげ、葱、椎茸、しめじ、えのき、
それに水菜とセリを入れました。

土鍋に昆布を入れてお湯を沸かし、大根おろしの汁だけ先に入れておきます。
白だし、酒、薄口醤油で調味して、下ごしらえした具材を入れて煮ます。
最後に大根おろしをたっぷりと入れてくださいね。
お好みでポン酢や醤油をかけていただきます。



鱈と葱は焼いてから使います。香ばしくておいしいです。
薄あげも焼いてもいいですね。セリの香りもおいしいので、たっぷり使ってます。



※そしてここがポイントです!揚げたお餅も入れますよ。(なるとも入れました)
この揚げ餅がおいしいんです!あぁ、もうたまらないおいしさです
みぞれ鍋に揚げ餅を入れるのは、お友だちに教えてもらいました。
焼き餅を入れるレシピもありますが、揚げたお餅を入れると格別おいしいです。
サッパリいただきたいかたやカロリーの気になるかたは、焼いたお餅をどうぞ♪
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