旅にしあれば

人生の長い旅、お気に入りの歌でも口ずさみながら、
気ままに歩くとしましょうか…

ご観覧ありがとうございます

2011-03-31 23:59:59 | 展覧会の絵

旭川郊外にある「突硝山」のカタクリの大群落です。「男山自然園」として管理され、
駐車場、遊歩道が整備されるなど、老若男女問わず、手軽に広大なお花畑が楽しめます。
本州にこんな場所があったなら、車や人があふれ、ごったがえすこと必至でしょうが、
この日は平日だったこともあり、混雑するほどの人出もなく、ゆったりと散策できました。

カタクリを始め、エゾエンゴサク、福寿草など「春の女神」たちが咲き競っています。
ピンクのじゅうたんが広がり、それを写真で表現したいと思うのですが難しく、
どうしても平面的で、メリハリのない写真になってしまいがちです。

下から見上げる感じの構図が無難なのでしょうか?


                   【カタクリ群落~突硝山にて/2009.0430 撮影】

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「復活のボツ写真シリーズ」のお知らせ

2011-03-31 20:03:38 | 展覧会の絵

いつも見ていただいている方、あるいは、何かの検索でたまたま引っかかって
ご来場いただいた皆さん、ご観覧ありがとうございます。
来期の表紙写真のご案内です。来期の写真は、「復活のボツ写真シリーズ」
と題して掲載するつもりです。

「ボツ写真」とは?

これまで私はフィルムで写真を撮り、ポジをルーペで見て、気に入ったもの、
あるいは一部、記録として残したいものを選んで、フィルムスキャナーでスキャンして、
デジタル化していました。以前キャノン製のスキャナーを使って行ったこの作業は、
読み込みにものすごく時間がかかり、(私としては)気の遠くなるような時間のかかる
作業だったのです。それで、できるだけスキャンする写真を絞り込んでいたのですが…

近年、OSを変更した際にニコン製のスキャナーを導入、これでも手間のかかることには
変わりないのですが、以前のスキャナーと比べはるかに読み込み速度が上がり、
ずいぶん楽な作業となりました。それで、二年前だったか、過去の写真をスキャンし直した際、
基本的には昔選んだ写真のみを取り込んだのですが、例外的に一部の写真を追加しました。
それが私にとっての「復活のボツ写真」なのです。

ですが、もう一度すべてのポジをルーペで確認したわけではなく(これはたぶんものすごく
時間がかかる作業です)、たまたま目的の写真隣のが「あれ、これいいかも?」ってな具合で、
「一応、試しにスキャンしてみるか?」くらいの軽いノリのものが大半だったので、
実際スキャンしてみると、ブレていたり、余計なものが写り込んでいたりで、「なるほど
当時パスしたわけだ」ってのも多くあり、再びお蔵入りしたものもありました。

復活した写真組の内訳は、「当時と今と自分の感覚が変わり、再評価されたもの」
「当時横位置のみスキャンした縦位置バージョン」、「同じ構図だが露出はこちらの方がいい?」
「記録写真として追加しておくか」などなどです。あくまで自分の主観なのですが。


一例として…



                               【2006.5.25 美瑛町五稜で撮影】

りんごの花?だと思うんですが(いや、違うか?)、丘に3本並んで立っていて、花が満開でした。
この旅の最中、何度か訪れ、「うまく撮ってやろう」と力んだけれど、あとでポジを見てがっくり、
思ったように撮れていなくて、この場所でのセッションはすべてボツにしてしまいました。
が、今回、思い直して一枚だけ復活させた写真です。たぶん実際目にした風景がもっときれいで、
その差が激しく、当時がっかりしてしまったんだと思います。



過去、デジタル化したものをプリントして、旧知の方には見ていただいた写真もありました。
しかし、今回のものは、旧知の方に対してもすべて初公開となりますので、内容はともかく、
お楽しみいただけたらと思います。

本当は、その月ごとの写真を掲載できたらいいのですが、私の場合、月により撮影機会に
ばらつきが大きいし、また、地域もかなり偏ってしまっています。
その点、笑って許してやってくださいませ。


では、はじまり、はじまり~


*あら? 前を向くんじゃなかったけかな? 

  振り向くな そのまま行けよ そのほうがいい





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2010北海道・秋~永山岳②

2011-03-28 21:23:01 | 旅鴉の唄

永山岳の中腹まで下ると、ウラシマツツジの紅葉が、まだまだいい状態で残っていました。

背景の水たまりは沼の平の湖沼群です。全般にナナカマドは精彩を欠き、
オレンジ色のが目立ったけど、チングルマやウラシマツツジの草紅葉たちはがんばって
彩りを添えてくれ、一日楽しく写真ハイクすることができたと思います。

   


写真を撮りだすと、コースタイムも何もなくなって…   14:20 下山 愛山渓着。


今晩の宿はぬかびらYH。層雲峡にしておいたらもっと楽できたけど、結局今回の旅で、
ぬかびらに泊れたのはこの日だけだったので、少々無理してよかったとしよう。



*急ぎ足でしたが、これで「第三部・当麻岳~永山岳縦走編」は終了です。
  あと第二部が残っていますが、これは「無期限延期」となりそうですね。
  未完に終わった方が大作らしいということで…ご了承ください。

  そろそろ前を向きましょうか?




   

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2010北海道・秋~永山岳①

2011-03-28 21:19:47 | 旅鴉の唄

安足間(あんたろま)岳経由で永山岳へ向かいます。
先に書き漏れてましたが、ガスが切れ始めると同時に、風が強まっていてかなり寒く、
展望の効く稜線歩きが続いたものの、あまりのんびりとは休憩できずに先を急ぎます。

このあたりに来た時も、昨年はすっかり日が差さなくなっていたので、撮影できませんでした。
今回はガスに切れ目が多く、少し待つと晴れ間が出て、撮影することができました。


   


ところどころ、チングルマを中心とした草紅葉の彩りが広がっていました。


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花を飾る

2011-03-27 19:50:31 | 愛される花 愛されぬ花

庭に咲いている花々を切り花にしてみました。   【ママ上・作】


   


   

ここからは野外。アザレアという名だそうです。ツツジの仲間だと思うんですが、
ずいぶん早く咲くんですね。


   

ラッパスイセン。いろんなバージョンがあるようです。


   


すべて EOS-30D+純正F4ズームで、本日撮影しました。


このところ関西では、基本的にはいい天気が続いていますが、冬に戻ったような寒さで、時折
時雨たりしています。この寒さで桜の開花も遅れ気味なのか? それどころじゃないって感じで、
テレビを見ていても、ほとんど話題に出てきませんしね。新聞の桜開花情報を見ると、
道成寺(和歌山県の中部あたり)は5分咲きと出ていました。市内ではまだまだ咲きそうな
気配はないけど、確実に春は近づいてはいるようです。

一方、鳥インフルエンザとか霧島の新燃岳の情報もあまり届かなくなりました。
「終息に向かっている」からこそニュースに取り上げられないと思いたいけれど。



追記:

午後、市内某所に出かけてきました。上記、「まだまだ咲きそうな気配はない」とありますが、
かなり花芽は膨らんでいるようで、この寒気が抜けたら、一気に開花するかもしれません。

気配といえば、選抜高校野球は予定通り開催されたものの、その「気配」は薄です。
元々そんなに熱心な甲子園ファンではないけれど、それでも通りすがりにラジオなどの中継の音が
耳に入ると、「シーズンやなあ」と思うのですが、この春はその音をほとんど感じることができず、
新聞の紙面で、初めて「高校野球やってたんやなあ」と気がつく程度です。

テレビニュースのスポーツコーナーも縮小気味だし、なにより、野球中継に付き物の、
鳴り物(ブラスバンドなど)の応援が自粛されている影響が大きい気がします。
プロ野球の度が過ぎる応援ぶりは耳障りですが、高校野球はあのリズミカルな声援がないと
やはり淋しすぎますね。せっかくの晴れ舞台を楽しみにしていたブラスバンド部や
応援団の方々もさぞ、がっかりされたことでしょう。今、日本全土を覆う沈滞ムードの中では
致し方ないかもしれませんが。

非常識な大騒ぎは避けたいけれど、あまりにピリピリと神経を張りつめ過ぎるのもどうかと思う。
難しいなあ…

早く皆で、普通の春を迎えられますように。



さらに追記:

夕方の関西のニュース&気象情報で、和歌山市の紀三井寺にある標準木で
桜の開花が確認されたと言ってました。この手の明るい話題を、コーナー内で聞くのは
久しぶりのような気がします。

明るいエネルギー、西風に乗って、東へ届け!



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2010北海道・秋~当麻岳稜線⑥

2011-03-27 17:28:03 | 旅鴉の唄




   

一面、赤い大地~って感じの来た方向を振り返る。


   

上の写真とほぼ同じ構図なんですが、この写真はちょっと説明がいりますね。

すれ違ったソロ登山者が、広大な赤い大地を歩き、立ち去るさまを写した…つもりなのです。
が…雲に露出が合ったようで、かなりアンダーな写真になってしまいました。
おまけに写真を縮小したら、肝心の登山者がどこにいるのかもわからない!

まあ、心象風景としてはね……それでもNGかしら??



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2010北海道・秋~当麻岳稜線⑤

2011-03-27 17:25:02 | 旅鴉の唄

さらに登った地点で撮影。昨年はこのあたりに来た時にはすっかりガスっていたので、
このブログでは初登場です。ここまで来てしまうと、裾合平が見えなくなってしまうのは残念ですが、
ナナカマドの草紅葉の規模自体は、こちらの方が広大でした。


   


   


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2010北海道・秋~当麻岳稜線④

2011-03-25 21:16:18 | 旅鴉の唄




   


   


来た方向を振り返る。忠別湖、それに沼の平の一部が見えています。

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2010北海道・秋~当麻岳稜線③

2011-03-25 21:14:15 | 旅鴉の唄




   


   


基本的に、すべて撮影順です。

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2010北海道・秋~当麻岳稜線②

2011-03-24 21:20:45 | 旅鴉の唄

いったんガスが晴れたものの、目的地に着く頃にはまたガスってしまった…これもよくあるお話。
で、昨年草紅葉がきれいだった地点へ猛ダッシュ! まっしぐらです(これはチト大げさ、
もう若くはなく、気持ちだけ先走り体は動かず、そんなパワーは残っていないんだな、これが)。

時々西の方からガスが湧き出して、旭岳が姿を隠す時もありましたが、少し待つと
また見え始めるようです。草紅葉の状態も、昨年と比べると少し劣るようにも思いましたが、
なかなかいい感じです。晴れている間にと、一生懸命あれこれたくさんシャッターを切りました。


   


   


同じような写真が多くなりますが、スキャンしたのをすべて掲載してみます。

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