旅にしあれば

人生の長い旅、お気に入りの歌でも口ずさみながら、
気ままに歩くとしましょうか…

旅にしあれば(2020.10-2)~北海道秋編④

2020-10-31 23:59:59 | 旅にしあれば



【ナナカマドとトムラウシ~大雪山系高根ガ原にて 2019.09.13撮影】

早朝雲がかかっていたトムラウシがようやく姿を見せ、役者のそろった高根ガ原
ナナカマドが斜光に映え、美しく輝いているが、
全体にせめて画面左奥のような赤さであれば、もっと気持ちが盛り上がり
シャッターを切りまくっただろうに




【ウラシマツツジ&ナナカマド紅葉と白雲岳~避難小屋近くにて 2019.09.17撮影】

上の写真から数日後、天候回復を待ち再び白雲岳テン場を訪れた

ナナカマド、ウラシマツツジともに、熟成がさらに進みすぎてはいたが
どうにかこうにか秋らしい色合いを保ってはいた感じだ


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20201029 東川町&旭川市 写真集とスイーツと

2020-10-29 10:29:01 | Weblog



10月29日(木) 曇り時々雨

東川町の図書館に写真家・米美知子さんの写真集があったので拝見した。「青・光・水」で
三部作なのだそうだ。あれ? 光の代わりに森があるなあ。

プロカメラマンだから当然なのかもしれないけど、日本全国くまなく出かけておられ、
また、雨降りや雨上がりにも積極的に撮影活動されているのには舌を巻く。この点、
置かれている立場は全く違えど、こちらも時間だけはたっぷりあるのだから、行こうと
思えばどこへでも出かけられるはずなのに、腰の重すぎる私とはバイタリティーの
違いがありすぎる。

天気の悪いのを幸いに、図書館でさぼっている私とは雲泥の差。


   

さぼりついでに、このところめっきり少なくなったスイーツのお話。柳月に季節の創作和菓子
「秋ひろい」という期間限定品(10月中のみ)があったので試してみた。二個入りで250円。
数日しか日持ちしないみたいで、お土産には使えないのが残念だ。

あっさりとした小倉こし餡が絶妙。真ん中の黄色いのは、栗ではなくてさつまいも。
とっても美味でした。

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20201028 鹿追町~士幌町 眼下に雲海広がる東ヌプカでナキウサギ観察・第五幕

2020-10-28 10:28:01 | Weblog



10月28日(水) 曇り時々晴れ

予報は曇り、夜から雨。未明雲の合間から星がちらほら、思案するもひとまずGOだ。

山麓の鹿追町からは山が望め、上空雲が多めながらも再発進、路面凍結に注意して登山口へ。
付近の気温零度。風は微風、この点これまでより条件がいい。あとは雨に降られないことを
祈りながら歩き始める。

登山道よく整備されているがこの一か所だけ倒木の下を匍匐前進する。この倒木がこのあと
急登が始まる合図でもある。


   

振り返ると、谷筋(道路沿い)がガスに包まれていた。写真中央部が駒止湖あたりだと思われる。


   

展望所からの定点観測。


   

周囲を埋め尽くす雲海に驚いた。麓から山が見えていたし、まさかこんなことになって
いるとは露知らず。


   

山肌まで雲海が迫る。


   

ガレ場へ向かう笹道から南(広尾)方面。こちら側もガスで埋め尽くされていた。


   

遠方黒い山塊は日高山脈。その麓まで雲海が続いているように見えた。


   

ナキウサギ生息地のガレ場から雲海と日高山脈。フレームアウトしているが右手に
白い山塊があって、たぶん夕張岳や芦別岳などの雪山でないかと思われる。

登山道沿いや山上に雪の名残はなく、積もるほど降らなかったか、もしくは昨日の
好天ですっかり解けてしまったのかもしれない。

山上雲が広がったり、ガスに巻かれた時間帯が多かったが時々晴れ間もあり、
風が穏やかなので、結果亭にこの日が一番寒さを感じなかった。その後下界も
晴れ間が多く、予報も昼には曇り時々晴れに変わっていた。

この日は登山者が少なく、私の下山時まではずっと二人きりの状況が続き静かだった。
ナキウサギの動向も静かで、コッコらしき個体が長時間パフォーマンスを繰り広げてくれた
ほかは散発に終わった。そうそうこちらの思い通りにはいかないってことだ。


   

下山時の山頂。

   

雲がやや多めではあったが、結果としてはいい登山日和だったとしておく。

下山時数組の登山者とすれ違った。



        

登山口付近から西ヌプカウシヌプリ。



        

このところ気に入ってよく購入する「士幌町限定・生産者還元用ポテトチップス」。
特にこの『のり塩味』が日本酒によく合うことに気づいてから頻繁に買い求めている。


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20201027 上士幌~士幌町 思いつきでタウシュベツ橋へ・綿騙し編

2020-10-27 10:27:01 | Weblog



10月27日(火) 晴れのち曇り

深夜目が覚めたので、早めに出かけ星撮することにした。本当はいきなり現地が
望ましいのだが、撮影地点までの道が悪く足元がおぼつかないうえ、真夜中深遠な湖水のほとりに
長時間たたずむのは怖くて私には耐えられそうになく、回避して、前回同様十勝三股で行った。

半月は山のかなたに沈んでいたがまだその明るさが残っていて、前回よりも雪山が
はっきり描き出せた…としておく。満天の星空に流れ星がふたつ流れた。しばらくすると
石狩岳上空に雲が漂い始めたのを契機に切り上げ、道路情報ステーションに退避、
寝袋にくるまり夜明けを待った。

頃合いを見計らい糠平湖へ向かう。林道は真っ暗闇だったが、現地到着時はすでに薄明るく
なっていた。先着していた対岸にいた一組がしばらくしてこちら側へ渡ってきた。
年配の方のようで、粗末な丸木橋があるとはいえ、よく思い切ったものだ。

ニペソツ背後には雲が多く、東の空にも雲が広がり始めていたので、これはイチかバチか
天に祈るしかなかったが、うまい具合に光線が山にあたってくれ、ニペソツが赤く染まった。
また風は微風、タウシュベツ橋がめがね橋となり、思いつきで設定したシチュエーションながら、
撮影タイミングとしてはうまくいったほうだろう。周囲の紅葉状況的には先々週のほうがずっと
きれいだったので、本来ならもっと早く気づければよかったのだがまったく頭になかったのだ。


   

ウペペサンケ方面。ちょうど早朝タウシュベツ橋ツアーの観光客がドドッと来たタイミングで
切り上げた。

下界は安定した晴天だったが、午後雲が多くなった。


   

じろう食堂で「そばと豚丼セット(温)・790円」を食べた。そばは温・冷から選べる。
豚丼は茶碗サイズで、全体ボリュームとしてはさびしく、がっつり食べたいときには
不向き。豚丼なかなかのお味なので、この単体レギュラーサイズのメニューがあっても
いいのにと思った。


なお、エピソードタイトルは本文とはまったく関係ない「ひぐらしのなく頃に・業」から
これも思いつきでつけたもの。あえてこじつけで共通項をあげると、どちらも「ダム」がらみ
ということだろうか、お粗末さま。

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20201026 上士幌町 思いつきでタウシュベツ橋へ・鬼騙し編

2020-10-26 10:26:01 | Weblog


10月26日(月) 晴れ時々曇り

突然ひらめいて、タウシュベツ橋へ行ってみることにした。ゲートに鍵がかかって以来、
自ら鍵を借りて林道へ入るのはこれが初めてだ。

営業開始時間の8:30に十勝西部森林管理署東大雪支署へ赴くと、すでに行列ができていて
仰天した。閑散期の平日でこれだと(土日管理署は休みで借りられないが)、シーズン中は
もっとすごいことになっているんだろう。

鍵の数に限りがあると聞いていたのであきらめかけたが、なんとか13番目で受付してもらえた。


   

ネットで検索して調べると、鍵は最大一週間借りられるとあったが、現在では原則
当日返却してもらっているとのこと。


   

このゲートの鍵を外して林道へ入る。ここのダートをマイカーで走るのものすごく久しぶりで、
記憶がほとんど残っていない。改めて走ってみると、けっこうデコボコで距離があった。



   

駐車場が満杯、あふれるくらい車があった。橋へ至るまでの歩道のぬかるみがひどく、
長靴必携だ。

風化、崩落が一段と進んだ印象のタウシュベツ橋。今のうちに見ておかなければという
心理が観光客を誘うのか。


   

水はけっこういい感じに溜まっているように思われた。対岸に渡る最後の川が深いうえに
流れが速く、ある若い男性などは長靴を水没させてまで渡っていた。簡易な丸木橋はあるが
けっこう勇気がいると思う。


   

確か別ルートから行けたことを覚えていて、林道を車で先まで進み、そこから歩き
対岸へ行ってみた。歩く人が少ないのか、道は踏み後程度で草が茂っている。

ツアーだろう、湖畔たくさん観光客が群がっていた。


   

ニペソツが背後に入るこちら側の景色のほうがやはり私は好きだ。今日は下見、
明日に期待する。


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20201025 上士幌町 さらに季節は進んだか

2020-10-25 10:25:01 | Weblog



10月25日(日) 曇り時々晴れ

昨日三国峠を越えてきた際にはまったく雪の気配はなかったのに、今日は山沿い低く
雲が垂れ込め、どうやら山や峠は雪らしい。これは明日の山行は厳しいか。


   

下界は一日中強風が吹き荒れ、多かった晴れ間も徐々に雲に覆われてしまった。
写真わかりづらいだろうが、低い位置に虹が出ていた。


   

   

   

街路樹の紅葉は最後の煌めき。

昨日走ってきたルート上の山間部の木々は、ほぼすべて葉を落としてしまっていた。

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20201023 東川町 横溝正史探偵小説集成第二巻完読

2020-10-23 10:23:01 | Weblog




今日は開館していた図書館で、「横溝正史~由利・三津木探偵小説集成」の第二巻(夜光虫)
を読み終えた。前回の旅で七割方読み進めていたのと、表題作の夜光虫は自分の手元にあるので
スルーしての完読であった。


        

そして第三巻(仮面劇場)へ突入。


   

ランチは連日の笹一で「海鮮太巻きセット・1300円」。


   

笹一の最大の欠点は不定休であること。おまけにごくたまに「団体貸し切り」があるのが
つらい。店休日のおしらせがあったのでもらっておいた。

基本水曜日閉店が多いようだが、土曜とか日曜日が休みのこともある。まだまだ行く気満々
みたいやね。

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20201022 東川町~東神楽町 洗濯日和一転青空広がる

2020-10-22 10:22:01 | Weblog



10月22日(木) 曇り時々晴れ

当初の予報よりは青空が出る時間帯が多く、実際天気予報も11時発表のものは
晴れマーク付きに変更になっていた。ただし風が強まり、時々突風が吹いて、
落ち葉が舞い上がっていた。

東川町の図書館は本の整理日で本が読めず。毎月第四木曜日がその日に当てられている
らしいので、ここに忘れないうちに記しておく。次回自分が検索して調べやすいように。

その分の時間を使って洗濯しておいた。これで山が見えていれば動きたいところながら、
山頂部は雲に覆われたままだったので、私としては休養日で納得している(このあと
休養日がずっと続くのだが)。

ランチは最近お気に入りの東川の笹一で「生ちらしセット・1600円」。トリトンの
2000円よりも、こちらの1600円のほうが値打ちあるように思えてきた。


ここで話題を変えて「道の駅かみしほろ」の話をしておくと、この駅の第一印象はあまり
良くなくて、中でも一番お気に召さなかったのが併設のレストランで、ランチの価格設定が
最低2000円(たぶん税別)のコース料理で、その上が確か3000円コースなどと、
メチャ高いのがその理由だった。

道の駅に立ち寄る客が、そんな高いお金出せるかよ!との私の認識は間違っていたようで、
お昼時すごくにぎわっていたのに面食らってしまった。物珍しさだけなのか、あるいは
本当に評判が良くて口コミなどで広がってのことなのか、その両方なのかもしれないけれど、
ともかく、あるところにはある、出せる人は出せるのだとの思いが強まった次第だ。

しかしよくよく考えたら、私ごときにしても、トリトンでお寿司を食べると軽く2000円は
越えてしまうのだから、常には無理でも、たまの「ハレの日」だとしたら、そんな目をむいて
驚くほどの高価格でもないんだな。

しかもこのレストランのコックさん(コック長か?)はとても人のよさそうなお方で、
9月に野外イベントでとうきびを焼いて販売していたお姿などを見るにつけ、こういう方が
仕切っている厨房ならば、おいしい料理がうまれて当然なような気がした。またこの前、
駅の営業が終了した17:30頃、ワイシャツ姿のお若い方(駅長あるいはそれに準じた方だと思う)が
トイレ掃除をされいるのをお見かけした。本来営業時間終了後は無法地帯となり、群がりくる
烏合の衆にそんなきれいなトイレを提供しなければならない義務はなかろうに、ずいぶん
殊勝な心掛け、熱心だなと感心したものだ。

これまで知名度もなく、ほぼ素通りされるだけの地域だった上士幌町に、このような客足を呼べる
施設ができた意義は大きいし、スタッフ一同一生懸命やっているようなので、ぜひとも成功を
願いたい。相変わらずレストランは近寄りがたいけど、このところ頻繁にトイレ、洗面所を
お借りする身として、微力ながら、ここで宣伝させていただくこととする。


  

入浴に訪れた東神楽町の「森のゆ 花神楽」玄関先の紅葉がきれいだったのでパチリ。


        

東川の並木は黄色く色づく。
  

全般ギリギリ見頃だった下界の紅葉は、この強風でかなり葉を落とすかもしれない。

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20201021 旭川市~東神楽町~美瑛町 オリオン座流星群に酔えず酒に酔う

2020-10-21 10:21:01 | Weblog



10月21日(水) 晴れのち曇り

昨日旭川方面へ移動したのにはいくつか要因があったが、そのひとつは、たまたま
ラジオで知った「オリオン座流星群出現」であった。それを見てやろう(あるいは
撮影しよう)と考え、天気が回復するだろうと読んで、十勝岳山麓まで移動したのだ。

読みは当たり、夜になるとすっかり晴れ渡り、山もぜんぶ見えているようであった。
十勝岳のすぐ際まで行く予定がいざ車を走らせるとだんだん面倒になり(けっこう
距離があるので時間がかかることもあり)、結局お手軽な丘の上で観察を試みた。

現地到着時強かった風もすぐに収まり、三日月はすでに沈み、星撮にはうってつけの
条件ではあった。しかし残念ながら、3時間くらいの滞在中、ひとつも流れ星を
見ることができなかった。寒さに耐えかねて、車内に逃げ込んでいた時間も多かったが
(この朝旭川市では初霜初氷を観測)。

西の空に明けの明星が輝く頃、ひとつの光が空へ飛んでいくセブンのように、
金星が東の空、大雪山の右上に輝きだしたのを合図に、そろそろ切り上げて、もう一度
ねぐらに戻るべく退散した。


高気圧に覆われた日中は穏やかな晴天で、この時期らしい風景を求め車を走らせるも、
なにせ睡眠不足、あまり動けずバタンキュー状態であった。これから本番という午後から
天気下り坂で薄雲が広がってしまい、早々に店じまいした。


        

土井商店で日本酒調達。レジ袋有料化で、ますますこの一升瓶ケースが重宝。


        

磯自慢の廉価版(下から二番目くらい?)があったのでこれを選んでみた。
税込み2409円。さっそくいただいたが、やはり美味でした。

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20201020 鹿追町~上川町 晴れ間の広がった東ヌプカでナキウサギ観察・第四幕

2020-10-20 10:20:01 | Weblog



10月20日(火) 晴れ時々曇り

本日も未明下界は穏やかで、まあでも昨日までのことがあるからあまり期待せずに出かけると、
今日は登山口付近(白樺峠)も風が静まり、青空が広がっていた。


   

展望所からの定点観測。


   

今朝はウペペサンケが見えていた。


   

阿寒方面の山もきれいに見えていた。

本日出だしの東ヌプカ山頂現場は穏やかな晴天が続き、これが良かったのか、ナキウサギの
動きは活発だった。でも出没する個体数は少なく、決まった個体が繰り返し出てきてくれるだけで、
9月と比べてもさらに減ってしまった気がする。

今日は暖かかろうと油断していると、次第に曇りがちになり、風もやや強まったことで、
結局寒いのは相変わらずだった。一組到着したのを皮切りに、着々とオーディエンスが
増えたので、頃合いかと下山した。計10組ほど登っていたと思う。


   

雲が増えた下山時。ただしこのあとも大崩れはしなかったはずだ。下界もそれなりの
風だったので、山上もっと風が強くなったかもしれない。


   

このあと重い腰を上げて三国峠越えで長距離移動。大雪湖周辺のカラマツの黄葉が見頃を
迎えていた。

雪を被った黒岳山頂。


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