旅にしあれば

人生の長い旅、お気に入りの歌でも口ずさみながら、
気ままに歩くとしましょうか…

旅にしあれば 2016.11-B

2016-11-30 23:59:59 | 旅にしあれば

   

                                            【桜並木と蔵王山~白石川堤にて/2015.0412撮影】

   

                                       【桜山のスロープカー~船岡城址公園にて/2015.04.12撮影】
   

2015年度作品集その22

「白石川堤一目千本桜」も、旅立ち前にできたら立ち寄りたいと思った桜の名所のひとつだった。
見頃に間に合わないだろうとあきらめていたら、低温気味の天候が幸いしたのか桜は持ちこたえているようで、
長距離移動して訪れると、ちょうど晴天とピークがシンクロしてくれた。

さらに今年完成したばかりの歩道橋を渡り、「船岡城址公園」を訪ねる。山頂まで歩いて登り、到着する頃には
汗ばむくらいの陽気となった。展望所からは左右に広がる白石川堤防沿いに延々と続く見事な桜並木が
見下ろせる。東北にはこうした大規模な桜のページェントが随所にあるような印象で、どこもすごいけど
ここのは別格で、川沿いに延々続くさまはすこぶる見応えがある。

好天と休日と桜の見頃が重なった行楽地は、花見客で大賑わい。スロープカーがフル稼働で
ピストン運転しても、麓の駅には長い列ができ、人がごったがえしていた。





   

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20161114~16  北海道晩秋編・事後報告その3

2016-11-29 19:19:30 | 旅鴉の唄




11月15日(火)&16日(水)

スーパームーンが撃沈したので、あとは腑抜けのような状態であった。ここ清里でもう一泊したかったのだが、
最終日お昼には車を返さねばならぬので、道東からでは距離がありすぎた。美瑛の宿・ゆずりはか、
もしくはぬかびらユースにお世話になろうと出かける前には考えていて、でもやっぱりこの閑散期に(たぶん)
ひとりだけのために、しかも一泊だけで利用して手間をかけさせることが後ろめたく、結局、当たり障りのない
上富良野町の「白銀荘」へ泊まることにした。

狩勝峠を越えるつもりが、これまた出発してから急に気が変わり、上川経由で向かうことになった。
ナビに任せたら、紋別旭川道路を選択したのでそれに従った。かなり遠回りにはなるが、やはりこちらのほうが
結果的には早いのだろうか? 途中ほぼ道は乾いていたが、紋別道の山間部だけ雪が舞い、路面が
シャーベット状でかなり走りづらかった。


天気も悪いし、ほぼ一気に走り続けたら、トリトン旭神店に11:30頃着いてしまった。ここでの昼食が
今回唯一のグルメといっていいだろう。夕食は隣のコープで買った弁当と餃子であった。


曇っていて天気も良くなく、美瑛もほぼ素通りだった。いったい今回は何をしにきたのだろう。
早くにチェックインして温泉に入り、持参した朝日新聞の別冊を読んでのんびり過ごした。

予想通りほかに客は少なく、長湯治している方が二人いるだけだった。そのうちのひとりと、
「(スキージャンプの)高梨沙羅ちゃんがずいぶんきれいになった」点で意見が一致して話が弾んだ。たまたま前日
同じニュース番組(NHK)を見ていて同感だったようだ。おぼこい女の子のイメージだったのが一新、ずいぶん
女に磨きをかけていて驚いた。「おとこでもできたかな? おとこに走って、成績落ちなければいいがな」とか
下世話な話を延々やったのだ。


白銀荘の朗報! ついに念願のコインランドリー設置される! 乾燥機もあるが、ここには乾燥室もあるので、
衣類を傷めること少なく、しかもリーズナブルに洗濯できる。天気の良くない日に、温泉で骨休みしながら、
かつ、洗濯物処理デーにもすることができるようになったのは誠にありがたい。ただし利用は、泊り客のみに
限られそうだ。

さらに洋式トイレにおしり洗浄機が設置されたことも見逃せない。元々山小屋だったから、そこまで求めるほうが
どうかしていると無理やりに納得していたが、やはり昨今この装備はなくてはならないものだろう。でも、
パナソニック製なのが個人的にはいただけない。私はやはりウォシュレット(TOTO製)が一番使いよく、
お尻にフィットすると思っているので。(とどいてほしいところに、当たってほしい角度で噴射されるイメージ)


   

標高の高い場所にある白銀荘を宿泊先に選んだのは失敗だったとあとで気づいた。朝時間に余裕がないので、
万一大雪が降ったら脱出できず、飛行機に間に合わない恐れがあるのではと心配になったのだ。
フロントで受付の際に除雪が入るのは何時ごろかと尋ねたら、毎朝7:00頃には入っていると言われたので、
それで安心した。8:00に出れば間に合うだろうと考えていたので。

夜の雪で5~10センチくらい積もっていた。旭川では30センチくらい積もったらしいし、やはりこの時期
何があるかわからないので油断大敵だ。準備が出来次第出発して、道も無難な高速道路を選んだので、
余裕を持って走ることができた。ずいぶん早く千歳に戻ったので、当初まったく考えていなかったことだが、
ひとつ早い便に飛行機を代えられて(マイル・チケットは当日空きがあれば早い便に変更可能)、とっとと
帰路に着いた。それがなければ空港で本でも読んでいようと思っていた。



   


和歌山市駅に14:30頃に戻ってこれた。向かいのホームに「めでたいでんしゃ」がとまっていたのでパチリ。

このあとすぐにバスもあって、早く自宅に戻れた。せっかく出かけて、それを喜んでいる場合じゃないような
気もするが、こんな旅のときには潔くあきらめて、切り替えが大事だとしておこう。


また次に備えてね。





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20161114~16  北海道晩秋編・事後報告その2

2016-11-28 19:30:03 | 旅鴉の唄



11月14日(月)

暗いうちに出発、路面の凍結を心配したがこちら方面もほとんど道路の雪はなくなっていて、
野上峠など標高の高い地点のみに限られており、ほぼ問題なかった。フロントガラスからチラチラ
見える月はやはりとても大きいが、いずれも雲間から限られた短い時間見える程度なので撮影は難しい。

摩周湖の第一展望台へ。すでに料金所は撤去されていて無料なので自由に出入りできるのは助かる。
しかしやはりここ(第一)だけでは撮影ポイントが限られてしまうのがつらい。最初雲が多かったのが
夜明け直前に一気に少なくなって、平凡な朝焼けではあるが一応撮影を試みる。しかし… 結果的には
このセッションが今回唯一のものになろうとは…

一度宿まで戻って、朝風呂&朝食。そうこうしているうちにガスっていた斜里岳も姿を現し、ますます
天気良くなる。


再びお出かけ、今度は藻琴山方面でロケーションを探す。かなりの高所にある展望所・ハイランド小清水を
目指すが、案の定ここは除雪されておらず冬季通行止め。しかしそのすぐ下あたりでいい撮影場所を
見つける。やはり摩周湖よりは自由なアングルが選べるこちらのほうが面白いかもしれないと、
気持ちがここでの撮影に傾く。



   

これが今回の愛車で、Fitのハイブリットカー。「無料でアップグレードしましたよ!」って、恩着せがましく
無理強いだ。これが私の初のハイブリッド体験、まあこの目立つ色だから、雪に降られてもすぐわかるから
いいかって程度の感動であった。でも燃費が良くて大助かり。リッター平均22キロくらいまで伸びて、
私の車では北海道で13~15キロ程度なので、だいたい1.5倍は走れたのではないか。





   

昼食と夜の弁当を買うためにA-COOP・てしかが店へ。ところが避難訓練に出くわし、客も一緒に
店外にいったん退去させられた。こんな経験初めて、でもまあ、これも旅だ。


   

店内の食堂で「牧場風ラーメン・720円」をいただく。トッピングされたトンカツがサクサクでおいしい。
牛乳とバターで味付けされたスープは濃密だが私にはちょっとくどすぎて、「汁まで完食」とはいかなかった。
いや、でもまた食べたくなる味なのだ。


この時点まで事実いい天気だったし、コロコロ変わった天気予報も、朝のデータ放送では夜まで晴天表示に
なっていたので、これはもう疑う余地なくスパームーンが見えると信じていた。ところがこのラーメンを食べていた
席から窓越しに見上げていた空が、にわかに掻き曇ってきた。まさか…と思った。

あろうことか、南(釧路方面)から灰色の雲がどんどん広がってきた。西の方角には雲はあまりないから
まだ明るいのに、南から押し寄せた雲が上空を覆いつくしてしまった。本当に「まさか」である。

もう一度摩周湖へ行ってみたがすっかり曇り空で、月の昇る東方面も曇りこんでいるのですぐに見切りをつけ、
今度は藻琴山に向かった。斜里岳の山頂部はガスっていたが、まだ海別山~知床連山は見えていたので、
わずかな可能性を信じ、車内で夕方まで粘った。しかしそのうち知床方面も見えなくなって、東の空の雲は
厚みを増すばかりであった。西の空は明るいのに…

この頃美瑛、つまり西の方角に北海洋さんがいて、月出を待っていた。美瑛の予報は直前にコロッと変わり
良くなって、実際この日はいい天気で、晩秋にしては珍しく山も見えていたそうだ。苦労して遠出したのに
それはないよねえ。このまま美瑛できれいな月が見えていたら私の悲劇度はさらにヒートアップする
ところであったが、あちらも夕方急速に雲が厚くなり、山から昇る月は見えなかったそうだ。

しかし自分がもしかしたら写真を撮っていた場所に知人がいるシチュエーションってけっこう面白く、
妙にエキサイティングだ。この春も、私が移動するタイミングを見計らっていた弘前に、先に東京のHさんが入り、
あれこれ情報をいただいた。まあいい面も悪い面もあるから、リアルタイムな状況を把握できることに
諸手を挙げて歓迎はしないけど、メールを頻繁にやりとりできる昨今ならではの実態ではあろう。
でも向こうのほうが天気などいい条件だったら、やっぱり焦ってしまうからなあ。

結局月出は拝めそうもなく、すごすごと宿へ舞い戻った。実際その後はどうだったのかはわからない。
ヤケ酒飲んで早く寝てしまったからね。もし月が見えていたとしても、山の端を離れてしまったら、
あまり撮影する気しないもんね。

唯一実際にスーパームーンを目にしたのは、翌朝、朝風呂に向かう途中の廊下の窓からで、あわてて外へ
飛び出した。写真は撮れなかったけど、そんじょそこらでは見れない大きなお月様をこの目で拝めた事実は残る?
次にこんな大きな月が見られるのはいつなんだろうか? 温泉(カラスの行水)から出てきたら、
月はすっかり雲に隠れてしまっていた。








   

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20161114~16  北海道晩秋編・事後報告その1

2016-11-27 18:07:00 | 旅鴉の唄




11月13日(日)

朝、関空は穏やかないい日和。ピーチの狭い座席を思えばJALのエコノミーは天国のような広さ。
三列シートの真ん中が不在でさらに広々、直前の変更にしては右サイド窓側を選択できたのも
ラッキーだった。


   

この眺望が得られたときには、飛行機の旅もいいものだとつくづく思う。富士山遠望。
コンデジを手に入れ携帯しているので、機内からの眺めを撮影することができるようになった。


           

わざとエンジンを入れてみる。


           

冠雪している御岳山(右下)と富士山を一直線に入れようとしたら窮屈な構図になってしまった。


   

北アルプスの山並みもくっきり。槍ヶ岳はちょうど真下。キャプテン、ちょい左ね。


新千歳空港は改築工事中、レンタカー窓口へ行くのにウロウロしてしまった。

高速(自動車道路)をひたすら走って足寄まで。天気は目まぐるしく変わり、ところによりみぞれと雨の
中間みたいなのが降った。路面の雪は数日前の雨でほとんど解けていて、これだったら夜間も
大丈夫だったと思われるが、これは結果論だ。

足寄のフクハラで買出し兼休憩。ここでかなり遅い昼食。すでにフラフラだができるだけ夜道を
避けたいので先を急ぐ。全般雲が多いが時々隙間から大きな月が見えた。津別経由で今夜の宿
清里町・緑清荘到着が17:30頃。思ったよりは早く着くももう真っ暗だ。

近所の「居酒屋・大田」で夕食のつもりが、そのタイミングでしぐれの雨。傘を差して出かけることも可能だが
だんだん面倒になってきて中止、先に温泉に入る。


   

結局、併設のレストランで夕食をすます。ジンギスカン定食 1050円。

部屋でビールなど飲んでいたら眠たくなって、「真田丸」だけ見かねて寝てしまう。「宮崎駿」は
家で録画してあるのを見ることにしよう。明日は早く出るつもりだ。






   

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20161113~16  北海道晩秋編・顛末

2016-11-27 17:31:11 | 旅鴉の唄

11月13日(日)~16日(水)まで旅に出ていました。その事後報告・顛末です。
結果的に「スーパームーン」を期待しての旅みたくなりましたが、元々そんなつもりは
なかったんですね。成り行きといいますか、事態は二転三転いたしまして…


JALのマイレージがギリギリ一往復分たまっていて、その一部がこの12月から
期限切れしそうだったんです。みすみす苦労してためたマイルが無効となるのも
悔しくて、ともかく使い切ろうと思ったのが発端でした。

「バカの一つ覚え」と言っていいでしょう、この時期の行き先としてまず頭に浮かべるのが
カラマツの黄葉がきれいな美瑛です。ところが当初描いていた11月初旬の旅立ちは
家の改築工事などと重なり出発できず、そしたらどうするか、散々迷った挙句、
14日(月)がスーパームーンだということに気がついて、その撮影を第一目的とする
旅に切り替えました。

頭の片隅には「美瑛」がこびりついていたし、どうやら月は大雪山あたりから登ることも
わかり、俄然気分は盛り上がります。しかし、経験的にこの時期の美瑛周辺は
天候がとても不安定だと知っているし、月出の時間帯に大雪山が見えている可能性は
極めて低いのがちょっと引っかかります。しかも一番最悪な結果は、北海道以外は
すべて天気が良くて月が見えて、北のみ撃沈!というパターンです。でもまあ、
これはこれで自虐ネタで笑えるかなあと思ったり、気持ちは揺れ動きます。


しかしこの頃のマイルの空き状況にはあまり余裕がなかったので、ひとまず12日(土)の
新千歳行き午後便を押さえ、キャンセルが出たら変更、もしくは最悪空港で午前便に
変更しようと考えました。本当は11日(金)の出発が望ましくて、でもこの日は平日なのに
ずっと前からソールドアウト。これはあとからわかったことですが、どうやらこのタイミングで
アイドルグループの「嵐」のコンサートが三日間連続で札幌であったらしく、どうもそれに
巻き込まれたみたいなんですね。いや、参りましたわ。

で、結果的には土曜午前便の空きは出ず、当日空港での変更もまず無理だろうとあきらめ、
日曜午前便に変えたのです。午後便だと千歳でレンタカーを借りる頃には夕闇が迫っていて、
雪道を夜間長距離移動する自信がなかったんですね。


当初は、美瑛で月が見えなかったら清くあきらめるつもりでいたのが、やっぱり行くからには
月が見えそうな場所を選びたいとだんだんエスカレートし、ギリギリまで天気予報(および
飛行機の空き状況)をネットなどで見続けていました。仕事中も気が気でないので頻繁に
確認してました(←悪い子)。そうそう、飛行機を日曜便に変えたのは業務用のパソコンからでした。
ここも最初は空きがなくて、キャンセルが出たのを素早く抑えたって感じだったんです。


天気予報は読みきるのが難しいのか二転三転しました。でもどうやら北海道内では、やはり
道東など太平洋側のほうがより見える確率が高そうです。千歳から道東へはかなり距離が
ありますし、移動時間を考えるとゾッとしますが背に腹はかえられません。ところがここへきて
俄然やる気が出てきたのは、晴天続きの本州なのに、なぜか14日だけ予報が悪くて、
もしかしたら心配していたのと逆パターン、北海道のほうがスーパームーンを見られる可能性が
高まったからです。今年はここまでまずまず天気運、撮影運に恵まれたので、まだその運が
残っていたのかと思いました。



さあここまでが出かける前までの大まかな状況で、実際にはもっと紆余曲折があったのですが
これを全部記していたら収まりがつきません。次からがいよいよ本編ながら、これが序章に比べると
とてもショボくて、きっと拍子抜けすることでしょう。以下、期待せずにお読みください。








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洗車のあと、ラディシュ二回目の間引き

2016-11-26 17:31:31 | 案山子と人と烏

  


今日は朝からよく晴れた穏やかな日和で気温も高めでした。明日まとまった雨になると予想されていて、
その前兆なのでしょう。

延ばし延ばしになっていた車のワックスがけを行いました(といっても、ワックス・シャンプーですけども)。
車検の終わったタイミングで車外の汚れが落ちているときにしようと考えていたのに、ちょうどその頃
家の外壁の工事と重なったりで延期したまま、気になっていたんです。こんな暑くも寒くもないときに行えて、
まずまずいい条件だったのではないかな。寒風吹きすさぶ中ではあまりやりたくないですよね。
間違いなくこれが年内最後の作業で、あとは状況次第で年末に洗車だけ行うかどうかですね。


それからラディシュの二回目の間引きを行いました。写真は作業後です。相変わらずヒョロヒョロで、
どうやらこの場所は日照時間が極端に少なくて、あまりよくないんだな。そう気づいたので、このあと
設置場所を変えてみました。そちらのほうがもうちょっと長くお日様が当たるようですから。



            

○○○リリィのクローズアップ撮影しようと思いマクロレンズを持ち出しましたが、接写よりも壁の影を
写し込んだほうが面白いのを発見して、レンズはそのままで少し距離をとって撮影しました。


   

昨年長く割き続けた小さな草花が再び花を咲かせました。ピンク色のほうだけ残り、青色のは
絶えてしまったようです。



           


   

庭の隅のツワブキの花が見頃です。


           

これは近所からいただいたグミの実。鈴なりですね。


この撮影セッション直後から急速に雲が多くなりました。天気は予報どおり下り坂みたいです。




   

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ジャスミンにさよなら?

2016-11-23 17:25:28 | 愛される花 愛されぬ花




一日雲が多く、寒くなった和歌山市です。

この間知り合いの方が家中の木々を剪定してくれてすっきりしたついでに、少しずつですが
植木の手入れというか整理を続けています。でも元来腰に不安を抱えているので、あまり
重労働を続けざまに行うことはできません。今日も途中で腰に違和感を感じたのであわてて
作業を早めに切り上げました、くわばらくわばら。

写真左は掘り起こしたジャスミン。古株でこんなに根元が太くなってはいましたが、
意外に根の回りは少なくて少し根を剪定しただけで取り除けました。写真右はおのればえした
雑木。根が太く、地中深くまで伸びているので掘り起こすのは困難で、根元から剪定バサミで
切り取りました。



           

写真手前の緑が一部を移植したジャスミン。株分けされたように伸びた根から新芽が出ていたので、
迷った末別の場所へ植えつけました。ジャスミンはとても丈夫な植物で、ほとんど手入れせずとも
毎年のように花を咲かせ続けました。しかし茂りすぎたので通路が狭くなっていたのも事実です。
母いわく、これだけ楽しませてくれたのだからもう惜しくないとのことでしたが、ダメ元で移植したのです。
こんな寒い時期に無理やり動かしましたからね。たぶんダメだと思うけど、ジャスミン生命力
強そうだからなあ。

写真奥の切り株は、夏場紫の花を咲かせ続ける木のものです。実はこれも掘り起こすつもりだったけど、
根が恐ろしく強靭かつ四方八方へ延びていて、とても非力な私では無理で途中であきらめました。
いくつかの根を剪定バサミで切り取ったので、もしかしたら枯れるか? でもたぶん。



           


○○○リリィっていう球根の花がきれいに咲きました。




  

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レモン収穫~2016年度

2016-11-20 18:03:00 | 案山子と人と烏




「蒸し暑い」と言ってもいいくらいに暖かい一日でした。この時期としてはかなり湿度、気温が高くて、
野外で作業したら汗まみれになってしまいました。

残りのレモンをすべて収穫しました。恒例の?クイズをやってみますか? さて、このカゴには
何個レモンがあるでしょうか?  答えは下のほうに記載しますので、運試しにでも考えてみてください。



   

小菊が見頃です。


   

この柿は親戚宅の庭になったのをいただいたもの。100個くらい収穫できてとても食べきれないからと
送ってきたもので、一応甘柿なんですが正直あんまりおいしくない。素人がほとんど手入れせずに
育てたものでしょうからまあ仕方がないんですが。和歌山県は柿の一大産地でもありまして、
これからいよいよ本格的なシーズンです。かつらぎ町~九度山あたりのおいしい富有柿を
食べたいですよね。


その点レモンは日持ちするし、素人でも見てくれはともかく、それなりのものを作ることができるから
いいですね。先ほどのクイズの答えは 41個 でした。作業中に通りかかった近所のおばちゃんに
2個あげたから、本日は全部で43個の収穫でした。これまでの19個と合わせて今年度の総収穫数は
62個だったことになります。

あれだけ枝をばっさり剪定した割にはたくさんとれたのではないでしょうか。樹の勢いが回復してきて
いるように思えますし、来春はたくさん花を咲かせてくれるかもしれません。



*その後もう1個とり忘れているのに気がついて、今年の収穫数は 63個 になりました。
  茂っている葉の色とレモンの実の色が似ていて見分けがつきにくいんですよね。





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ラディシュ間引き

2016-11-20 17:55:50 | 案山子と人と烏




これは昨日(11月19日)掲載し忘れていた記事ですね。

ラディッシュの一回目の間引きと追肥を施しました。写真は作業後のものです。
一見順調そうに見えるかもしれませんが、寒冷紗を外しての日光浴などを全然
させられなかったからか、日陰のモヤシみたいな感じでヒョロヒョロと力なく生育しています。

また、フダンソウ(うまい菜)にも追肥しました。こちらも変わらずで、間引く必要が
ほとんどないくらいにまばらにしか育っていません。

さらにピーマンを引き抜いて土を整理して、続けざまにコマツナ(小松菜)の種を蒔きました。
この種は古いものなので、残っていたのを使い切ろうと全部投入したら、相当密度濃く
過剰に蒔きすぎたかもしれません。カゴとプランター計2個に蒔きましたが、実際には
あとカゴ×2個分は蒔けたかもしれません。発芽率がいいと間引くのが大変かも…

ピーマンはたくさんとれたはずですわ、根がしっかり張っていて、これを土から除去するのに
ずいぶん手間取りました。今シーズンはまったくコガネムシ(の幼虫)の被害がなかった
みたいです。このあいだタマネギを植えつけた畑には若干コガネムシの発生が見られました。
彼らをつぶすのは躊躇され、当たり障りのないところ(たとえばレモンの木の根元など)に
逃がしてやるんですが、恩を仇で返されている気がしてなりません。


ここまでが昨日のお話で、今日はそこそこ日差しがあったので、寒冷紗を外して
ラディッシュ、フダンソウの苗に日光浴させました。日照時間の短い我が家では
日差しを追いかけるようにカゴを移動させながらの作業で、おかげで腰が痛いですわ。
キャスター付の台車などの購入を検討したほうがいいのかもしれません。

休みの日と好天がシンクロしたときの、秋~冬にかけての我が家の年中行事なんですね。


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玄米ブランの期間限定品~その時地震が…

2016-11-19 17:35:15 | 素晴らしき紅マグロの世界




今日和歌山市内のスーパーへ買い物に行ったら、クリーム玄米ブランの期間限定味「スイートポテト」が
目についたので買ってみました。3個まとめ買いすると少し割り引いてくれるので、「メープルナッツ&
グラノーラ」味を加えて三個一組としました。

さらに「1本満足バー・シリアルホワイト」が安かったので2本買いだめました。何種類か出ている中で、
このシリアルホワイト味が一番お気に入りなんですね。これらはいずれもアサヒビール系列の会社から
発売されていて、現在のところ登山中の行動食として私がもっとも多用している食材なんです。
ブランはビスケット系の割には割れにくく、かつクリームがはさまれているためなのかパサパサ過ぎず
喉通りもまずまずで、満足バーはチョコレート系にしては解けにくく、いずれも山中の過酷な条件にも
なんとか持ちこたえてくれるのです。うたい文句通りだと、それなりに栄養価も高そうですしね。

これらは、ある程度大きなスーパーなら年中どこでも手に入りますがちょっとでも安いときに、また、
期間限定などで新味のあるのが目についたときには買いだめるようにしています。山中では
同じようなものばかり繰り返し食べることが多くなるので、少しでも目先を変えて飽きがこないように
したいんですよ。でもあんまり欲張って事前に準備しすぎると、今年のようにほとんど山に登れず、
知らぬ間に多くが賞味期限切れになる恐れがあるので諸刃の剣なのかも。この秋、大雪山で食べた
食材の7割くらいが賞味期限をとっくに過ぎたものだったからなあ。



   


と、この商品のブログ写真撮影最中に地震が揺りました。最初「ミシッ」と小さく軋んで、この程度なら
母は気づかないだろうなと思っていたら、すぐに続けざまに大きな揺れがきました。けっこう長く揺れました。
和歌山市では震度3だったそうで、震度1,2程度の地震は多発する地域ながら、この規模は久しぶりでした。

しょっちゅう揺れているから地震のエネルギーがたまらずいいのだと思い込んでいたら、熊本では
本震の何ヶ月も前に、それを引き起こさせた前震があったと聞きましたから油断できませんね。
これが引き金にならないのを祈るばかりです。


*このところのNHK・BSの横溝正史(金田一耕介)特集はいいねえ。特に今夜のNHK版
  「獄門島」はとても楽しみです。明日はオリジナル版(映画版)をやってくれるので、これと
  見比べるのも面白いのかも。原作も読み返したく思います。たぶん一度読んだきりなので、
  約40年ぶりくらいの再読となりますね。犯人がわかっていても、どこまで魅せられ、引き込まれるか
  ですね。


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