山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

初めて見た「ナンバンギセル」

2012-10-13 20:59:01 | 植物
 隣の集落のボスから電話があった。
 「うちの茶畑前のススキの根に紫色の花が咲いているんだがわかるかい?」と。
 山のあらゆることに博学なボスも初めて見るという花はなんだろうか。

     
 現場に行ってみると、「ナンバンギセル」(ハマウツボ科)があった。
 ポルトガルの南蛮人が家康にタバコを献上したときに陶製のキセルがあり、それが注目を浴びたという。
 それに似ているのでつけられた名前らしい。
 ランの仲間に似ている風貌である。

             
 林道のような市道を歩いていると道端で朝日に浴びた「マルバルコウ」を発見。
 こんな山奥に熱帯アメリカ原産の帰化植物が野生化している。
 仲間の「ルコウソウ」は、真紅の花色で、葉が羽状に分裂している。
 「ル(縷)」とは糸のことで、糸のような葉ということらしい。

                       
 お馴染みの「セイダカアワダチソウ」(キク科)が山の風景になっている。
 要注意外来生物に指定されているが、帰化植物はここまで来ている。
 
 
   
コメント
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