旧東海道品川宿沿いの「品川寺(ホンセンジ)」に銅造の地蔵座像がある。
深川の僧「正元」さんが難病になったとき、お地蔵様に病気治癒の祈願を続けたところ完治したという。
そのお礼に江戸の六街道入り口に六地蔵建立を決意し、14年かけて寄進を集めながら安置に至った。
その最初の座像を品川寺内で1708年(宝永5年)に建立。
この像だけ笠を着けていないそうだが、関東大震災のときに笠が壊れたらしい。。
今ではいかにも狭い境内でつつましくも凛とした姿を見せている。
人は死後6つの苦界に生まれ変わり繰り返していく(六道輪廻説)という。
それぞれのどんな世界でも救済されるための地蔵が配置されている、それが六地蔵だ。
鋳造したのが神田の「太田駿河守藤原正儀」というが、石板からわずかにしか読めない。
6番目の地蔵は明治の廃仏毀釈のため現存していない。
それにしても、寄進者72000人以上の浄財を集めた民間の手腕に脱帽する。
そんな心意気の片鱗がお地蔵様の表情から伝わってくる。
深川の僧「正元」さんが難病になったとき、お地蔵様に病気治癒の祈願を続けたところ完治したという。
そのお礼に江戸の六街道入り口に六地蔵建立を決意し、14年かけて寄進を集めながら安置に至った。
その最初の座像を品川寺内で1708年(宝永5年)に建立。
この像だけ笠を着けていないそうだが、関東大震災のときに笠が壊れたらしい。。
今ではいかにも狭い境内でつつましくも凛とした姿を見せている。
人は死後6つの苦界に生まれ変わり繰り返していく(六道輪廻説)という。
それぞれのどんな世界でも救済されるための地蔵が配置されている、それが六地蔵だ。
鋳造したのが神田の「太田駿河守藤原正儀」というが、石板からわずかにしか読めない。
6番目の地蔵は明治の廃仏毀釈のため現存していない。
それにしても、寄進者72000人以上の浄財を集めた民間の手腕に脱帽する。
そんな心意気の片鱗がお地蔵様の表情から伝わってくる。