山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

吊るし雛みたいな植物

2017-08-09 21:28:09 | 植物
 台風一過あづーい真夏がやってきた。
 暑さをだましだまし、なるべく体を動かさないように草刈りを行う。
 ふだんあまり使っていない物干しから、「ヘクソカズラ」が真直ぐに垂れ下がっていた。
 それはまるで先端に錘がついているかのように垂直だった。

                        
 そのそばでは、ヘクソカズラの蕾がついていたがどうも形がおかしい。
 ふつうは細長い紡錘形なのに、丸っこいのだ。
 これはどうやら、「ヘクソカズラツボミマルフシ」という虫こぶのようだ。
 蕾の中に「ハリオタマバエ」の幼虫が住んでしまったらしい。

                            
 ジャングルと化したわが家の花壇には、元気だったコムラサキを覆ってしまうように「ヒメドコロ」が天下をねらっている。
 ヤマノイモとオニドコロの違いをいつも迷ってしまうが、葉が互生なのでオニドコロの仲間のようだったが、葉の形がヤマノイモとそっくりなのだ。
 そういえば、「ヒメドコロ」という隠し玉があったっけ。


 吊るし雛のようにオスのヒメドコロはこれも真っ直ぐに「地」をめざす。
 長崎原爆の日のきょう、改めて核兵器禁止条約に反対した日本政府の対米従属ぶりに怒りがわいてくる。
 マスメディアもさらっと触れるだけで正面から問題にしない。
 不倫報道はどこのチャンネルも詳しく時間を稼いでいるが、まったくもってジャーナリズムの風化が懸念される。
 「むのたけじ」や「筑紫哲也」さんのような反骨のジャーナリストはどこへ行ってしまったのだろうか。
 ヘクソカズラや姫カズラの真っ直ぐないのちに学ぶ人間でありたいね。
コメント (1)
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