山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

CDでナスの害虫対策

2017-08-21 21:10:41 | 農作業・野菜

 ナスが元気がない。

 梅雨のような天候によるのか、害虫によるのか、定かではないが今できることは?

 ナスの根元にアルミ箔を敷いておくと害虫が嫌がるというのを思い出し、不要になったCDを敷いてみる。

 翌日は害虫が少なくなった気がするがもう少し様子を見ることにする。

 

                       

 裏の畑でいつの間にか、黄金のマクワウリができていた。

 雑草が多くなかなか手が回らない畝だったので、摘芯もやらずほったらかしだった。

 収穫はまだ早すぎたようで食べてみると硬かったが、中心の甘みは十分納得のいくものだった。

 カボチャも実をつけているかも知れないが、すべて丈の高い雑草の中に隠れている。

 雑草をまず刈り込んでいかないと現状を把握できない。

 先日、ヤマビルにやられているのでそれはやや勇気のいる作業となるが、どういうわけかまだ作業は進んでいない。

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コウヤツリアブにツマグロバッタに

2017-08-20 17:42:43 | 生き物

 畑に見かけない蠅がいるなとカメラを向けた。

 翅の模様が珍しいうえに、デルタ型でかっこいい「アブ」だった。

 その黒い体を染物屋に見立てて「紺屋」、ホバリングして吸密する様子が「吊られている虻」ということで、「コウヤツリアブ」と命名されたという。

 

                          

                

 足の関節や翅の先端が黒い「ツマグロバッタ」もゴーヤの葉の上にいた。

 オスの体色は黄緑色で、メスは茶褐色というが、似たような模様や形の仲間がいっぱいいるのでじつにまぎらわしい。

 バッタとイナゴの違いを聞いてもどうしてもわからない。

                   

 久し振りに翅が退化している「フキバッタ」を発見。

 翅がないので移動範囲が狭いことで地域固有種が多くなったが、地域によっては絶滅危惧種に指定されている。

 観光地もない、名所旧跡もない、有名人もいない、商店もない、山と川だけが取り柄のこの地域にはまだまだ貴重な昆虫や植物が息づいている。

 そんな地球の片隅に貧しくもつつましく生きている人間がまだまだいる過疎地、「アナザージャパン」がそこにいる。

 

 

 

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梅の天日干しやっと実現

2017-08-19 20:28:25 | 屋外作業

 8月上旬に1回だけ梅の天日干しをしたものの、それ以来全く実現できなかった。

 和宮様の毎日のセリフは「きょうも梅を干せなかった」だった。

 きょうは雲はあったものの、久しぶりの青い空が見えた。

 

                         

 

  干物屋さんはまさに干上がってしまう事態だ。

 このところの天気はいつ雨が降り注いでも不思議ではなかったから、洗濯物を干していても落ち着かない。

                         

 

 オイラは、インゲン・シカクマメ・キュウリ・ゴーヤなどのまわりの草がかなり背が高くなってきたので、草取りを終日行う。

 ついでに、元気がなくなってきたナスの整枝と追肥を行う。

 蚊がいくども顔面攻撃をしてきた。

 顔が痒い。

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ムジナに惨敗!!

2017-08-18 20:54:36 | できごと・事件
 トウモロコシハウスに再びアナグマが侵入、残っていたすべての実を食べられる。
 ヤングコーンも食べられていた。
 こちらの脇の甘い隙間を見事に潜入して意気堂々とねぐらに帰ったようだ。

                       
 近所の所にも被害はあったと聞く。
 きっと、同じ輩に違いない。
 畑のあちこちにはアナグマの痕跡である小さな掘り穴が生々しく残っている。

    
 アナグマの仕業にいつまでも拘泥してはいられない。
 食べられないトウモロコシを焚き火に放り込み、畝を片づける。
 もう一ヶ所も同じようにやられているが、こちらの片づけは次回に。
 昨年に続き、またもやムジナに惨敗。
 参りましたー。 
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やっと大豆を撒いたばっかり

2017-08-17 20:04:08 | 農作業・野菜
 先月にはとっくに終わっているはずの「大豆」の豆蒔きをやっと終了する。
 雨天の影響はもちろんだが、アナグマのトウモロコシ食害などのハプニングにも時間を盗られた。
 大豆と黒豆をたくさんいただいたので、畝は4ヶ所になった。
 野鳥に種を食べられてしまうので防虫網を敷く。
 ありがたい、枝豆も楽しみだー。

                        
 畑はいま、キュウリの全盛期。
 毎日、このくらいは収穫できているので、漬物のキュウリを毎日5~6本はいただいている。
 キュウリが主食となっている。

    
 初めて作った「シカクマメ」はインゲンと一緒に食べる。
 和宮様はインゲンの旨さに軍配を上げたが、オイラは両方ともグーだった。
 「シカクマメ」は熱帯アジア原産で、沖縄では「うりずん豆」とも言って、春から梅雨前の季節を表す「潤い初め」の意味だという。
 形状は確かに四角っぽくてわかりやすいが、「うりずん豆」と言ったほうが古代からの沖縄の情緒がある。
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蝶もセミも元気がないよ

2017-08-16 20:44:37 | 生き物
 雨が止まない。東京は40年ぶりの連続雨天続きという。
 「ヒメウラナミジャノメ」の小さな蛇の目蝶も、体色も褪せていて飛ぶのもかったるそうだ。
 絶滅危惧種に指定されている「ウラナミジャノメ」は、蛇の目紋が約10個くらいある。

                            
 表からはわからないが、裏の翅に細かい波型模様が確認できる。
 蛇の目も5個くらいあるが、体の大きさはシジミチョウより大きいが、モンシロチョウより小さい。
 さらに、「ウラナミシジミ」というシジミチョウ科の似た蝶がいるので当局はいつも困っている。

     
 トマトの枝に「クロアゲハ」が雨宿りしていたが、こちらも体色といい力強さといい疲れ気味だ。
 やっぱり、雨天続きということなのだろうか。
 カラスアゲハに似ているが、メタリックな色がない。

                            
 畑の防虫網にへばりついていたのが、「ヒグラシ」だった。
 ときどき思い出したように鳴きだすが、雨が多いとおとなしくなるみたい。
 人間も昆虫も雨天続きだと憂鬱になってしまうのだろうか。
 オイラも買い出しに街に出るしかない。
        
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梅干し未だ干せず

2017-08-15 20:16:11 | 食彩・山菜・きのこ
 天気晴朗せずして、梅干しの「天日作業」未だならず。
 先週、一日だけ梅の天日干しをしたものの、その日以来ずーっと太陽に出会えなかった。
 予定では今月上旬には終了する予定だったが、夏は来ないまま秋になったのだろうか。
 来週になっても期待はできないので、毎日和宮様はため息ばかり。

                        
  
 仕方がないので、収穫したブルーベリーでジャムを作る。
 昨年よりブルーベリーの収穫は多くなってきたように思えるが、秤で測ってはいない。
 とりあえず、ブルーベリージャムをパンにつけて食べたが、もちろんしっかりうまかったのは言うまでもない。

 きょうの終戦記念日前後にNHKの終戦スペシャルは優れた記録を残している。
 戦争体験者がこの日本から一人もいなくなるのは間もなくのことだ。
 平和ボケ・戦争体験風化のこの日本でつい諦めが先行してしまうが、伊勢谷友介の座右銘「挫折禁止」の言葉が心を打つ。
 その意味で、「いま何を残していくか」の宿題を形にしたいと考えているよ。
 
 
 
 
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自然に優しい有機資材

2017-08-14 20:44:09 | 特産品・モノ
遠方からの友人は有機資材をお土産に持ってきてくれた。
 「激辛・猪こんばい」は、田畑のまわりに撒く生分解有機原料の忌避剤だ。
 これを猪が食べると近づかないことを学ぶはずだ。

                         
 もぐらの通り道に黒いピンを差し込むと、カプサイシンの影響でモグラちゃんがしびれて侵入を防ぐという優れもの。
 わが畑はモグラの地下鉄が発達しているのでこれは大きな武器になる。
 化学的な薬品を使わず有機原料であるうえに、ピンは生分解樹脂なので安心。

                          
 液体肥料の葉面散布剤「ミラクルパワー」の原料も、米糠・昆布・竹・サトウキビ・糖蜜からできている。
 好気性の微生物の力を高めて野菜を健康にして収量をあげるものだ。

                         
 最近は腸内での乳酸菌が注目されているが、腸はもっと多様な菌でのバランスからなっている。
 大豆粉末の摂取で腸内フローラを多様にして「菌活力」を高めようというわけか。

                          
 「土壌じまん」は、山のミネラル「麦飯石」と海の天然塩とを混入した土壌改良剤。
 こうした有機原料で土壌と植物の活性化を図ろうというものだ。
 友の心意気に感謝する。

 いただいたものをいろいろ試してみてわが畑が健康になることをめざしたい。
 まちがいなくわが畑の雑草だけはかなり健康だ。
 問題はその中で野菜が負けないパワーを保持できることだ。  
 
                          
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友あり時空を越えて

2017-08-13 21:50:57 | 出会い・近隣
 20年近く会っていなかった友がやってきた。
 偶然にも自然に優しい有機農法につながる資材を扱った会社を経営しているという。
 会っていない間にお互いが同じような方向を歩いてきたのがわかった。
 
 彼の持ってきたお酒は下戸のオイラでも名前を知っている「獺祭(ダッサイ)」だった。
 山口県の山奥にある蔵元の旭酒造は、普通酒を作らないで「純米大吟醸酒」しか作っていない。
 「獺」とはカワウソのことらしい。
 蔵元がある地名から採用したとのことだが、正岡子規の俳号が「獺祭書屋主人」だという。

 「磨き二割三分」とは、お米の77%を削り雑味を除去した超高級酒。
 この180mlの小さな1本で一升のうまい酒を買える。
 また売り上げの一部を東北や熊本の大地震の支援にも使われているという社会貢献の視点も素晴らしい。

 彼は有機米で作るこの酒米にもかかわっているという。
 久しぶりに熱い怪気炎を浴びせていただいた。
 寝る前にぐいといただいたが、門外漢のオイラでも飲みやすいさすがの味だった。
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投げ込み活け花をやってみる

2017-08-12 21:58:51 | 生き物
 ときには畑や路傍の花の美しさを見られる余裕がほしいと、ちょっぴり時間をもらって畑とその周辺から花を集めて活け花をすることにする。
 残念ながら数分で花を花瓶に投げ入れてしまうことをお許し願いたい。
カクトラノオ・マツヨイグサ・ヤマウド・西洋ノコギリソウ(アキレア)が群雄割拠。

    
 庭や道草山に自生するオオバギボウシと毎年花を見せるシュウカイドウ。
 シュウカイドウは球根のせいか安定的に見られるのがすごい。

                           
 マツヨイグサ・ねこじゃらし(エノコログサ)・ハーブ(オレガノ)に隠れたアカザ。

                           
 ヒメジオン・紫の花が気に入っているハーブ(メパーミント)。

 パソコンの機嫌が悪かったので四苦八苦で作成。
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