夜の翼

オーディオ、音楽、車、ケータイなど好きなことを気ままに綴るブログです。

かみさんのiPhoneを機種変更した

2024-05-05 04:44:44 | ケータイ

かみさんがiPhoneを使うようになってしばらく経つ。

結婚した当時は、夫婦仲良くウィルコムのPHSユーザーだったが、

PHS端末のあまりの低スペックさにぶち切れたかみさんがドコモのガラケーに乗り換えたのも束の間、

auからiPhoneが発売されることになり、新しもの好きのかみさんはiPhoneの4Sにした。

それ以来4S→5S→6Sとauユーザーだったが、当時のauはau光の営業がとにかくしつこく閉口していた上に、

2年縛りが実質無限縛りになりそうだったので、契約の更新月ではなかったが、ドコモにMNPした。

端末はiPhoneXRになったが、2年縛りが明けてすぐにワイモバイルに転出して、現在に至る。

もともとそんなにスマホをヘビーに使う方でもないので、使えるうちは使うことにしていたらいつの間にか5年が経過していた。

さすがにバッテリーの持ちがあやしくなってきたし、不具合が出る前に新しいiPhoneにすることにした。

 

問題は、新しいiPhoneの調達方法である。

大手キャリアへ再度MNPするという方法もあるが、端末割引規制の影響で以前ほどはMNPのうまみはなくなってきている。

例えばソフトバンクにMNPしたとしても、料金プランがかなり割高になってしまい、2年も払うと端末割引のメリットがほとんどなくなってしまう。

かみさんはかなりライトユーザーになっており、ここ最近は1GBも使っていない月が続いている。

この使い方なら、現在の料金プランであるワイモバイルのシンプル2S(家族割適用)を月額980円で使い続けるというのが最適だ。

ワイモバイルの料金プランもころころ変わるので、この先ずっとワイモバイルを使い続けるのがいいか分からないから、

MNPの支障になるようなことは避けておきたい。

ということも考え合わせて、今回は回線を変えずに、SIMフリーのiPhoneを調達することにした。

 

ただ、現在のiPhoneは高額だ。

最新のiPhone15は一番ベーシックなモデルでも軽く10万円を超える。

一応ワイモバイルでもiPhoneの新品を扱っているが型落ちのiPhone 13で、しかも価格がちっとも安くない。

これなら、ついにUSB-Cになった最新のiPhone15にしておいた方がいいし、そもそもかみさんは最新のiPhoneしか頭にない。

ということで、iPhone15で一番ベーシックな無印128GBにした。

ストレージ容量は現在使っているiPhoneXRと同じだ。

現在もストレージ容量の半分ほどしか使っていないので、128GBで十分。

カラーは白がいいのに無印にはなぜ白がないのか、と文句を言われたが、ないものはないので結局女性に一番人気のピンクになった。

調達先は、1%ながらポイントの付く大手家電量販店にしたので、ポイントでケース代の足しになるだろう。

 

本体、保護フィルム、本体のケースが揃ったので、今回は機種変更作業をかみさんにやってもらうことにした。

iPhone15を箱から出して感じたのは、appleの「環境意識」の高さだ。

以前から脱プラスチックは進められていたが、箱の蓋を留めているシールまで紙製になっていたのには恐れ入った。

箱の中身は、iPhone本体、両端USB-CのUSBケーブルとSIMピンのみ。

USBケーブルもスリーブがプラスチックではなくファブリックだったので、徹底しているなと思った。

 

機種変更作業を全て終えるのに3時間ほどかかったが、そのうち1時間ほどは保護フィルムの貼り付けに時間を要した。

以前に比べて非常に簡単になっているiPhoneの端末変更の一番の難関は、もはや保護フィルムの貼り付けかもしれない。

厚めのガラスフィルムを選択したので、貼り直しはできるし、

位置合わせ用のフレームまでセットになっていてフィルムの貼り付け位置がずれることもないので、

以前からすると相当楽にはなっているが、慣れていないとやはり気泡が入ってしまう。

何回か貼り直しを繰り返して、ようやく気泡が目立たないように貼り付けることができた。

あとは年々出っ張りが多くなるカメラ部分のカバーもつけた。

 

あとは本体の設定とデータ移行だが、以前の苦労を考えると圧倒的に簡単になっている。

以前はiTunesかiCloudを使ってのバックアップだったが、

新旧端末同士を近づけると自動的に始まるクイックスタートが使えるようになって本当に簡単になった。

古い端末に表示されるはずの青いもやもやしたアニメーションが表示されず、

一度やり直した後はひたすら画面の指示どおりに進めていけばいいので、ほぼ迷わない。

(画面に表示される文章の内容が理解できないのは、使う側の問題だ。)

データの転送自体も10分ほどで終わったので、かなり高速だ。

 

今回はeSIMではなく物理SIMを流用するので、データ移行作業を終えてからSIMの入れ替えを行ったが、

SIMを入れてiPhoneの電源を入れただけで何の設定もせずに、いきなりアンテナピクトが表示されたのには、ちょっと感動すら覚えた。

 

あとは個別に設定が必要なLINE、Apple PAYの設定を行って終了。

LINEの機種変更作業も、事前に旧端末でトークのバックアップをしておく必要はあるが、

新端末ではLINEアカウントとパスワードを入力するだけという簡単さ。以前と比べれば、ほぼ何もしなくてもいいぐらいに簡単になっている。

Apple PAYにSuicaを登録していたので、この移行作業も行ったが、旧端末でSuicaを削除しておけば、

新端末でWalletアプリに以前使ったカードとしてSuicaが表示されるので、表示されたSuicaを登録するだけで済む。

 

一般的にゲームのデータも個別に移行作業が必要な場合が多いが、

Pikmin Bloomの場合、アカウントとパスワードの再入力すら求められず、アプリを立ち上げたらすぐにログインできた。

Pikmin Bloomは最近やたらと重くなってきており、iPhoneXRですら起動までちょっとまたされる状態になっていたが、

最新のiPhone15ではあっという間に起動されたので、かみさんが驚いていた。

最新のA16 Bionicは噂どおり強力なようだ。

 

かみさんの感想としては、

○ちょっと軽くなった?

○画面がきれいになった

というもの。

ディスプレイが液晶から有機ELになったからだよと説明しておいた。

 

iPhoneの機種変更作業を行ったのは初めて(iPhoneXRのときはキャリア変更作業)だったが、思っていた以上に簡単だった。

クイックスタート自体はiPadで経験済みだったが、SIMが入っているiPhoneだとその恩恵は絶大だった。

以前は鬼門とされていたLINEと電子マネー系の移行作業もかなり簡単になっていた。

特にLINEは、以前だと手順を間違うとアカウントの移行ができなくなる危険性があったが、

今のやり方ならアカウントとパスワードさえ押さえておけば問題はない。

LINEについては、いろいろとトラブルが多かったので改善されたのだろう。