ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
毎日更新しています。

テレビアニメ魂

2005-05-26 10:10:06 | つれづれ日記
「テレビアニメ魂」
(山崎敬之著・講談社現代新書)

いやーーすっごく面白かったです。絶対お薦めです
著者は長年東京ムービーでアニメ制作に関わった方。
「巨人の星」
「オバケのQ太郎」
などを手がけ、その裏話というか、当時の苦労話が満載されているのである。
著者がこの本を書いたのは単にノスタルジーにひたっていたわけではない。
今のテレビアニメ界がちょっと変じゃないの?という警告なのだ。

そもそもアニメーションとは誰のも為のものか。
当たり前だけど「子供」
のため。
当時は子供のために、必死にいい作品をこだわりにこだわって作った。
そういう時代を経て、今のアニメはどちらかというと子供が理解に苦しむ
「大人向け」
になっている。
(いい作品はみんな深夜に放送されたりしてね)
しかも、当時のような「熱気」というものが失われているのではないか・・・
そんな今のテレビアニメ界への失望が感じられる。

こんな時代ですから

昔のように必死に議論を戦わせて作るという時代ではないのかもしれないし、
どこか惰性が入っているのも事実。
(それはアニメだけじゃなくて舞台芸術もドラマもそう。行き詰まってる)
だからこそ、なお一層、「巨人の星」の最終回を作る為に
スタッフがどれ程苦労したか・・なんて話が面白く感じられ、さらに
懐かしく感じられるのである。
「あの現場の情熱をもう一度」なんて言葉が出てきちゃうほど。

この本には他にも
「アタックNO1」
の主題歌秘話とか、
「ベルサイユのばら」
の監督交代劇の話とか・・・色々詰まっている。

個人的にはひところの(80年代)の
あまりにもひどいアニメ制作の時代は終わって、
今は少し復調になってきているのではないかと思っている。
ただ、それは形骸化した概念への郷愁・・・のように見えるけどね。
さあ、日曜日は「雪の女王」だわ。
この作品に今後のアニメ界の行く末をみてみようかしら?
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

なつかしのあの人

2005-05-26 09:56:49 | ドラマ・ワイドショー
普段は2時間ドラマなんかあまりみない私です
でも、病院にいるとつい退屈になってテレビをつけてしまうわけ。
あまり面白いとは言えなかったけど・・・
「火曜サスペンス劇場」
を見てしまいました。
タイトル、内容・・・実は途中でやめてしまったので覚えていないんですが・・・
なにげなーくなにげーなーくみてたんです。

そしたら
な・な・なんと・・・・あの人が!!
あの・・・懐かしい人が出て来たんです
それも・・それも主役じゃないぞ
どちらかというと、その他大勢の刑事さんの一人
一応セリフはあったなー
その人の名は・・・・高野浩幸さん。

え?知らない?
そんな有名な人なのかって?
有名も何も・・・私達の年代なら誰でも知ってる子役さん・・だよね?
(え?わからない?)
高野浩幸という名はわからなくても「超人バロム1」なら知ってるでしょう!!
私達がまだ小さかった時のヒーロー物の走り。
超人バロム1は二人の男の子が変身するのね。
ちょっと太った男の子と痩せてハンサムな男の子。
その痩せたほうが高野浩幸というわけよ。
それだけじゃない・・・
私達が小さかったころ、NHKでやってた少年ドラマシリーズって知ってる?
謎の転校生
とか幕末未来人とか
筒井康隆・星新一などのSF作品をドラマ化して放送していた名作。
私なんか毎回欠かさずみてたし、「謎の転校生」は好きな作品なので
最近DVDを買ったばかり!
当時、この少年ドラマシリーズの主役を多くはっていたのが彼。
「謎の転校生」もそうだしね。

さらに!!
「3年B組金八先生」の第2シリーズの1話目と2話目に出てくるのが彼。
ハンサムだけどちょっと暗い、インテリジェンス風の二枚目だったなー
あれから全然出てこなくて・・役者をやめたのかと思っていたら・・・
こんな番組で、しかも刑事さんの役で、さらにちょい役といえば
いえなくもなしで・・
嬉しいのか悲しいのかわからなくなったわよーーー
顔はさすがに老けたし、ちょっと太ったし、イメージダウンといえばそうだけど
中年男性としてはまだまだいけそうな雰囲気だったな。
何かのレギュラーになってくれないかしら?

それにしても・・高野さん。
こんなところで思いがけずあなたを見る事になるなんて。
忘れていた子供時代の思い出が甦ってきちゃったわよーー
あの青春をもう一度・・・なんちゃって。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする