ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
毎日更新しています。

神の雫

2006-10-23 10:47:20 | つれづれ日記

 神の雫  (亜樹直・オキモト・シュウ・講談社)

 

 いやーーヨン様がモデルの登場人物がいるっていうんで

つい1冊手にとって読み始めたら止まらなくなってしまいましたーー

現在第7巻まで出ていて、今月中に8巻が出るのかな?

 

 一言でいうと「ガラスの仮面」と「美味しんぼ」を足して2で

割ったようなお話です

(作者に叱られそうだけど・・・・

テーマは「ワイン」

「神の雫」と「十二の使途」と呼ばれるワインを捜して行くというお話です。

「ガラスの仮面」の北島マヤが神咲雫・・・有名なワイン評論家の息子

だけど一度もワインを飲んだことがなかった。でも小さい頃にお父さんに

仕込まれた成果が現れ、亡くなったお父さんの遺言に従って

ワインを捜して行く

そして姫川亜弓が遠峰一青。非凡なる才能と努力でのし上がってきた

ワイン評論家

 

雫の父が遺言で残した謎かけのワインを探し出した方に、財産を受け継ぐ

権利を与える・・という、単純な「ワイン探し」のお話でもあります

 

正直、私はワインがあまり好きじゃないので銘柄もわからないし

味がどうのと言われても「そうかーー」くらいしか思えないんですけど

これを読んでいると、自分がとってもワイン好きになったような気がしますし

知識が増えてきたような気もします

 

「美味しんぼ」は数々の料理を写実的に描いて、味を表現する言葉が

豊富です。躍動感がありますよね。

でもこの「神の雫」はワインだけです。

絵に描くとグラスに入ったワインの絵だけ・・・・

それを非常に文学的に、そして絵画的に表現してくれるんですね。

ワインを一口飲んで広がるイメージの世界がとても面白いです

 

勿論、ワインに絡めて登場人物たちのドラマもそこに繰り広げられる

わけで・・・そこらへんのエピソードは「美味んぼ」みたいに

わざとらしくなくていいかなーーと思ったり。

 

でも専門用語が沢山出てくるし、そのワインの数といったら・・・

途方にくれるほど沢山出てくるので、文章を読むのが苦手な人には

お勧めしないけど。

少しでもワインに興味がある人には絶対お勧めの一冊です

コメント (4)
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あれから2年なんですねーー

2006-10-23 10:23:19 | つれづれ日記

 うっかりしていましたけど、新潟中越地震から2年たったんですね。

今も仮設住宅で暮らす人もいるとか・・・・

地震の影響は何年経っても消えないですね。

 

そういえば、2年前は妊娠中でした

確か土曜日で・・・旦那は学童の集まりで留守にしていて。

子供達と食事をしようと思っていたら、ゆったりした揺れが来たのでした。

それも10分おきくらいに。

怖くなってだんなの携帯に電話したけど出てくれなくて・・・・

関東では結構何度も揺れましたよねーーー

なのに、平気で延々と学童で話し合いしていたのかって・・危機感が

なさすぎるって旦那に怒った記憶があります

(だって普通は3度も4度も地震があったら心配するでしょう)

 

あの時、奇跡的に助かった男の子はもう5歳

そしてうちのヨンジュナも2歳になろうとしているんですよね。

時が経つのは早いって言うか・・・・

 

でも、正直、新潟の地震の後思ったのは

都市部と地方の格差」でした。

山古志村の被害は本当に大きかったのに、神戸の時に比べて

援助の手が少なかったなと

阪神大震災は10年経っても人々の心に重くのしかかっています。

それは新潟も同じだと思うんですけど・・・何となく甘い。

仮設住宅一つとっても「何でこれだけ?」みたいなのが多かったし

農業や酪農を続けていけない家も多かったのに、本当に援助が少なくて。

 

これはやっぱり予算の問題なんでしょうね

お金持ちでコネが一杯ある都道府県と、そうではない場所ではおのずと

差が出てしまったのかな・・・・と思ってしまって

被害を受けていない私たちからすれば「もう2年か」と思うけど

この2年は本当に長くて辛かったことでしょうね

特に冬には大雪の被害まであったから。

 

もうすぐ冬がやってきます。

今年は何とかゆるやかに過ごすことができますように・・・・

 

 

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