ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
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痛ましすぎる殺人事件

2007-11-12 09:28:07 | つれづれ日記

 町村官房長官は「来年まで解散はないよ」って言ってますね

やっぱり長期政権になるのかしら・・・・

 

社会の格差が広がっている時期に、まるでその象徴のような殺人事件

がおきてしまいました

 

  85歳男が妻を絞殺「認知症でふびんに 

 

この事件は兵庫県尼崎で起こった殺人事件で、85歳の夫が

80歳の認知症の妻を首を絞めて殺した・・・というお話

 

この夫は末期の大腸がんで、「自分が死んだら妻がどうなるか不憫で

殺した」と供述しているようです

 

詳しい家族関係はわかりません

息子とか娘とか・・・そういう身内がそばにいたら別だったのかしれませんが、

どうも二人きりの家族のようですね

しかも場所が尼崎かあ・・・・

 

末期の大腸がんなのに入院もせず通院治療だけ行っていたんでしょうか?

認知症の妻の介護をしながら

だとしたらあまりにも「負のオーラ」に包まれていて、まさにこれは

起こるべくして起こった事件という気がします

自分の病気だって辛いし、もう85歳でしょう

それで認知症の妻の介護だなんて・・・むちゃくちゃすぎます。

 

こうなる前に、何とか福祉の手を借りる事は出来なかったのでしょうか?

通院の時に「妻が認知症で」と相談してみれば、民生委員とか

ケースワーカーとかが施設に入れるなりの処置をしてくれたのでは

それとも生活保護世帯で、色々市の職員から「自立しろ」などと

言われていたんでしょうか

 

妻を殺した男性は85歳で刑務所行きです。

罪の軽減嘆願書を出して執行猶予がつくかな・・・・

もし回りが全く動いてくれなかったら実刑?でもその前にがんが悪化して

死んでしまいますよ

 

人生の最後になって・・・・こんな悲惨な運命だけは辿りたくない

日本というのはどうしてこうもお年寄りに冷たい国なのかな。

 

先日「COOL JAPAN」という番組でマンションについてやって

いたのですが、外国では、家やマンションは買ったときより値上がり

していくのだそうです

(日本は反対ですね。一度でも人が住んだら半額?みたいな?)

なぜ外国では価値が上がっていくかというと、「古いもの」に対する

価値観が高いからです

その家の歴史を大切にしていこうという意識の表れですよね。

 

だから外国ではお年寄りに優しいんじゃないかな。

日本のように「何でも新しいもの、若いものがいい」って価値観を持って

いると「歳をとること」自体が価値のない事のように思えます。

だからこんな痛ましすぎる殺人事件が起きてしまうんじゃないかと・・・・

 

末期がんなら、せめてベッドの上で痛みもなくこの世からさらせて

上げたかったですよね。先の憂いなく・・・・

コメント (6)
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