ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
毎日更新しています。

助けてあげたくなる花組

2008-07-13 19:04:46 | 宝塚コラム

 本日、花組を観劇してまいりました。

愛と死のアラビア」「RED HOT SEA

正直、花組はパスしようかな・・・と思っていたんです。

理由は

 

 彩吹真央が抜けた後の花組・・つまり春野・真飛・壮・愛音・・・の

   並びがあまりに地味すぎて しかも何だかすっきり言ってない

   印象。(春野と真飛のガラが違いすぎたし、オサ風花組の中では

   真飛が一人で浮いていたし?)

 大空祐飛の扱いを見るのが怖いっていうか・・・

   あの学年にして初めての組替え、しかも下級生がトップ。何で専科じゃ

   ないのかーーとか 気の毒に見えるかも。でもまとぶんも好きだし?

   気持ちが複雑だった。

 真飛率いる新生花組に魅力を感じなかった。

(横並びに祐飛が飛び出る印象かと思ってました)

 お披露目作品が谷正純・草野旦コンビですから。

(またあのパターンかあ みたいな?)

 

でも予想外に貸切の1階4列目が当たったので見に行ってきました。

(3列目と2列目で合計3席も空いててびっくり・・・

 

 期待していなかったからなのか、ぼーっと見てたせいなのか、

あるいは芝居もショーもめちゃくちゃ熱くて情熱の限りやっている

せいなのか、新生花組は以前とは全く違って「熱くて一生懸命な組」に

様変わりしてました

いえ・・あの・・別に春野寿美礼時代が冷たかったってわけじゃないけど

ほらーー オサ様は「俺様一番」タイプで回りに気を使わせる

タイプに見えたっていうか?それが春野のスター性だったわけです。

 

 真飛聖は綺麗で紳士的だけど線が細く見える男役ですね。小柄だし。

彼女の身体的コンプレックスって相当なものじゃないかと。

 顔が女性っぽい

 小柄であること

この2点は星組時代にはあまり感じた事がなくて。

朝澄けいだの夢輝のあに比べたらかなり男っぽくてやさぐれ系に見えたし

身長を気にしたこともなかったんですね。

でも、今回、真横に大空祐飛がくっついてみて、初めてまとぶんが

そういう人だということに気づきました。

ご本人も「男役に向いていない顔だと思って悩んだ」と言ってましたよね。

大空祐飛は真飛より背が高くて目力が強く、スター性も十分

銀橋の真ん中から出てきた時は「トップ?」かと思いました

 

 大空に比べると真飛はなんとも頼りないし、自己を推す力に

弱いような気がします

普通ならこれで「祐飛に負け」で終わる筈なのに。

なぜか真飛の「弱さ」と大空の「強さ」が相乗効果になって、やたら

結束力の強い組になっちゃった・・・ って感じです。

 

真飛は太陽ではなく、どちらかというとお月様タイプ

でも、その柔らかな光が観客を癒し、その一生懸命さが

見る人の心をキュンとさせるんですね

大空は月組ではお月様タイプと思っていたんですが、

花組に来たら・・・そうですね・・・銀河系になってた

(いわんとする事をわかって欲しいんですが)

大空の持つスター性は専科生の持つそれではなく、自分が真ん中に

いる時はしっかり「トップスター」になれるものです。

が、真飛の隣にいる時はまるで兄か父のようにしっかりと支える側に

回るんですね

光るべき時は光る・・そしてサイドで支えるときは支える。

硬軟取り合わせが本当に上手で、こんな名バイブレーヤーを

脇に置きながら瀬奈じゅんは一体何をしてたんだ?みたいな?

月組は本当にいい人材を失ったんですよ

 

今回は作品の質もあると思います。

谷先生の「愛と死のアラビア」はタイトルを「友情のアラビア」に

変えた方がいいと思うほど、男同士の友情に厚い物語で

ほぼでずっぱりの真飛はそれこそ必死になってなりふり構わず

頑張っている印象

それに引っ張られるようにして余裕の大空、やっと仲間意識に目覚めた

壮と愛音達みたいな図式になってます

もし、大空がいなかったらやっぱり真飛が一人浮いていたんじゃないかな。

真飛はいい意味で自分の欠点や組の中の位置がわかっているんでしょう。

自分がトップであるとはいっても、長い時間をかけてファンや

組子に受け入れてもらう必要があるわけです。

(やっぱりそこは外様だし)

春野時代の真飛は自分の芸風や力加減があまりよくわかってなかったし

組子も、やたら熱い演技と情熱で濃く濃く生きる真飛に戸惑って

いたんじゃないかしら?

でも、その壁をとっぱらってくれたのがきっと大空祐飛なんでしょう

真飛と大空は「硬軟」「白黒」と正反対の魅力を持っていますが、

根底にある熱さや情熱は同じオーラをしているようです

 

真飛は元々包容力はある方で、桜乃彩音ちゃんも伸び伸び

していますし、可愛らしく見えます。相手役を光らせるのが真飛の

芸なんですね

そして頼りがいのあるお兄様役の大空がいる事によって、よりまとまる

というか、真飛は安心して一番上に乗っかっていられるって感じです

そして壮・愛音・未涼といった方々も背伸びせず、自分の力量を

延ばしていくゆとりが出来たんだと思います。

(余談ですが大空・桜のコンビはいいぞっ

 

演出家が真飛と大空の個性をきっちり書き分け、対等にしている

間はきっといい組になっていくと思います。

何となく助けてあげたくなる・・・それが花組の個性では?

 

次回は「太王四神記」ですよねーー

タムドク・・真飛

ホゲ・・・大空

なんでしょうけど、真飛がタムドクなら大空はコ将軍でお願いしたいなあ。 

 

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地上波・太王四神記・・難攻不落の城

2008-07-13 19:04:27 | ドラマ・ワイドショー

 地上波・太王四神記・・・難攻不落の城  

 

ハイビジョンの感想は こちら

 

補足として

 ホゲはコムル村から来た使いを殺してしまう

 キハが大神官になる

 

 キハが大神官を操り、自分を次の神官に指名させて殺すところが

  地上波だとストーリーが飛ばされた感じで、キハの変わりっぷりが

  唐突に見えます。

  前回が結構はしょられた印象があったからかな

  大神官を殺す部分で、すでにキハは黒朱雀になっていたのではないかと。

  本当の黒朱雀はスジニじゃないのよっ

  この時点で気づくべきでした。

 

 毎回笑わせてくれるチュムチとフッケ将軍ですが。

  フッケ将軍、実はタムドクが助けに来てくれると先読みして出兵

  していたんですね。

  予想通り助けに来てくれて「これこそ王だ」と得意顔。

  でも息子に「でも助けに来てくれなかったらどうするつもりでした?」

  聞かれて「その時は恨む」と一言。

  タムドク、恨まれなくてよかったよね。

  それにしてもこんな手のかかる部下を持っているタムドクが気の毒?

 

 ヒョンゴの「王は頭と心で別々の行動をしている」というのは

  あながち違わないかもと思いました。

  でも何となくKY発言っぽく見えますけどね

 

 チョロはタムドク誕生時、すでに10歳くらいだったわけで。

  だから本当はタムドクより年上の筈なのに、誰よりも若く見える

  のよねーー

  韓国ドラマってこういうのが多いから戸惑ってしまいます。で、考えて

  みれば、チョロの御付のおじいさんも歳を取りすぎてないか?って

  感じで (いきなり髪も髭も真っ白だもんね。槍の相手をしていた

  彼とは歳格好が違いすぎ)

 

 やっぱり何度見ても段々ホゲの存在感がなくなってくる・・・

  脚本のせいか、本人の資質か

 

 

 

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魔王・ヤスコとケンジ

2008-07-13 19:03:52 | ドラマ・ワイドショー

 「ロト6」脱落しました いくら反町君でもだめだーー

 

 魔王 

 

 熊田の葬儀後、また「雨野真実」からタロットカードが送られてくる。

 直人は父親が狙われていると思う。

 領は直人の友人を殺す

 タロットで残像が見える涼子は領に好意を持つ。

 

 2回目になってくると、やっぱり大野君が弁護士っていうのには

   無理があるんじゃないかなと思うわけ。(岡田君ならいいけど)

   果たしてベストなキャスティングだったのかな。

 

 展開は面白いというか、見逃せない気持ちになりますけど

  1回目を見逃した人は挫折するかも。全然わかんないもんね。

  という事は韓国ドラマの方はもっと複雑なストーリーって事よね?

  (実は韓国版「白い巨塔」のあまりの話の複雑さにびっくりしている

  私ですが)

 

 生田君は見ればみるほど可愛いのですが、何でかれが劇団ひとりの

  弟なのか、同じDNAが流れているとは絶対に思えないわあ

  あのお掃除のおばさんねーー いきなり濡れ衣きせられてクビなんて

  あんまりだけど、それもこれも全部領の仕組んだこと・・っていうのが

  すごすぎる。

 

 やっぱりこうなると復讐の行く末を見守らないといけませんね。

  ちなみに韓国版では弟が兄の敵を討つ話なんだとか・・私も1回目を

  見た時、てっきりそうだと思ったら弟の敵を討つ兄だった・・

  日本人の童顔・・何とかしませんか?

 

 

 ヤスコとケンジ 

 ヤスコは17歳の女子高生。兄は女性名を名乗る少女漫画家。

 10年前に両親を失ってからケンジはヤスコの面倒を一人で

  見てきたが、最近妹は反抗的。

 ヤスコの高校に椿純という青年が転校してきた。姉は元レディースで

  今は花屋。

 

 兄弟物・・姉妹物・・といえば今期は「正義の味方」があり、こちらは

  姉に翻弄される妹の悲劇。そしてこっちは過保護な兄にブチキレる

  妹の話で 

  こういう濃い家族物が流行る背景には「家族」の絆、再確認的

  要素があるのかもしれませんね。

 

 松岡君も未華子ちゃんも役にばっちりハマっていていいんじゃない?

  私的にはあんなお兄さん、いたらいいなあ・・・

  (私とジュニアの関係ってヤスコとケンジっぽい。無論、私はケンジ)

  だからケンジの気持ちはよくわかるんですけど

  我が家の姫は「あんなおにいちゃんはウザイ」と言ってました。

  確かに

 1日のスケジュールをかっきり守らせる

 門限4時

 勉強・勉強とうるさい

 いちいち深く追求し、尚且つ会話しようと迫ってくる

(まんま私やーー ご・・ゴメン、ジュニアっ

こんなのウザいよねっ

 

 広末涼子も2面性がよく出ていていいんじゃ?(とっても1児の母には

  見えない) 過保護なお姉ちゃんなのかな?

 

 それにしても・・・喧嘩に負けてお姉ちゃんにSOSメール送る弟も

  どうかと思うけど、その後彼がほったらかしで。すっかりかっこいい部分を

  お兄ちゃんに奪われた純君なのでした。

コメント (2)
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