ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
毎日更新しています。

となりの芝生

2009-07-02 08:03:13 | ドラマ・ワイドショー

 森光子さん、国民栄誉賞受賞おめでとうございます。

麻生さんが解散とかしてたら危なかったもんねーー・・・・

「放浪記」来年もおやりになるとか(シアタークリエで)

初演から50年目」の節目の年ですし、頑張って下さい・・・と言いたいけど

来年は御歳90歳 観客からみると、これはもう芝居がどうのという

時限じゃなく、「森様を見るだけでありがたい」状態になるのでは

共演者はたまったもんじゃないなあ

 マイケル・ジャクソンの遺言によると、

 3人の子供の養育権は母親に。母親がいなくなった場合は

  友人のダイアナ・ロスに。

 元妻及び父親には遺産はゼロ

という事で兄弟が9人?もいるのに、誰も信頼できない可哀想なマイケル。

子供達はマイケルの血を引いていないと言われているし・・・この子供達の

行く末も可哀想。

でも・・手術の麻酔用の鎮静剤を打ってたって、アメリカってどんだけーー

そういうの、医者がやってもいいわけ?っていうか、どうやって薬を

手に入れていたんでしょう 不眠症でそこまで強い鎮静剤を使うって

異常すぎる

 

 となりの芝生 

 

 高平要・知子夫妻は郊外に念願の一戸建て購入。

 そこに大阪の兄の家に同居していた姑がやってくる。

 

 もう33年前になるんですね・・・私と母が毎日見ていた「となりの芝生」

  沢村貞子さんのセリフに一々怒ったり笑ったり、親子の会話が弾み

  ましたが、昨日の夜は我が家の姫と一緒にあれこれ言いながらみまして

  ちょっと感慨深いものがありました

 

 でもドラマが始まった途端、たまたま目にしたジュニアが

  「これっていつの話なの?古くない?」っていうので、

  「現代の設定だよ」と話したのですが、家から庭から全部セットでしょう?

  それがやけに古臭く見えるのかも

  (無論NHKの時もそうだったけど、あの頃はそれが当然だったから)

 

 で、やっぱり記憶ってすごいなと思ったのは、セリフや場面の一つ一つ

  が昔の映像と重なって「あったあったこの場面」「あったあったこのセリフ」

  みたいな感じで、自分に感動しちゃいました

要・・・前田吟  

知子・・・山本陽子

姑・・・沢村貞子

この3人の表情が生き生きと思いだされてしまったわけです

 

 でもね・・・33年前の脚本を今さら掘り起こして何になるんでしょうか?

  世の中70年代流行りなの?TBSだけ?「官僚たちの夏」も70年代の

  作品だし ちょっとずれてるっていうか、時代感覚が違うんじゃない?

  TBSのスタッフの方々・・・・

  それとも橋田脚本は断れない理由でもあるわけ?

 「こしらえる」「お起きになったのよ」「さしあげて」「おばあちゃま」

  今時ありえない言葉遣い。瀬戸朝香が舌を噛みそうになってる。  

  山本陽子さんは見事に品がよかったけど。

 嫁の実家が経済的に裕福な為、援助する。(岡倉家もそうだったよね)

 亭主関白な妻と家事ばかりやってる妻

 長女は従順、長男はわがまま

こういう「橋田の掟」も古いけど、何よりも価値観が・・・・・

 

  一戸建て購入出来たのは全て息子のお陰

  (現在は専業主婦といえども夫だけのお陰とはいいませんし)

   母親の面倒を見るのは嫁の仕事

  (今は実子が見るというのが普通の考え方)

    新築の家に部下や親を呼んで接待するのは当然

  (今は親兄弟の家に行くのも遠慮しなくちゃいけないし、小さな子供

  連れで新築の家には行っていけないらしい。泊まるなんてもってのほか。

  余談ですが嫁が赤ちゃんを産んでも姑はすぐに駆けつけたり、息子が

  いいと言っても家の中に勝手に入ってはいけないらしい)

 

姑 「安い給料の公務員だった夫に入れ上げて息子二人を

   大学にいかせた。自分達の家を建てる余裕はなかった。でも次男の

   要がこんなに立派な家を建ててくれて私の部屋まで用意してくれた」

姑の友人 「偉いわあ。あなたも苦労した甲斐があったじゃない?

       いわばこの家はあなたが建てたようなものよ」

ひょえっ 何でそうなる・・・・?

 

知子の母 「嫁が自分の親を見ても夫の親はみないなんて世間の

       道理が通りませんよ。私が許しません」

そりゃそうだけどーー 

姑 「身を粉にして一人前にしたんですもおの。今度母親が面倒を見て

貰うばんですわ。息子さんに甘えて世話になったらよろしいんですよ。

今は若い人達の世話にならないって考え方が流行りらしい

けどそうは思いません。人間順ぐりですわ。私達が子供を育ててきて

私達が歳をとったら世話になるのは当たり前じゃないですか。

自分達が歳をとったらどうするんですか?自分たちが育てた子供に

かかんなきゃならないんですよ。親の世話にはなったけど親の面倒はみない

ってそんなのおかしいってお思いになりません?」

 

 多分、当時、このセリフに共感した姑さんが多かったろうなあ。

考え方は間違ってないんだけど、そんな財力ある子供は今時ほんの

一握りなのね・・・・ 姑のいう「子供」=金銭は息子、介護は嫁だもんね。

 

 姑の設定は「気が強くてプライドが高い」ですが、これは当時の沢村

さんのキャラにぴったりでした。いわゆる「天然意地悪」っていうの?

本人は全く意地悪いってるつもりはないのよね。

「嫁がなってないから・・・・息子が可哀想よ」

「あたしはどうせ余計者よ」

と嘆いたり嫌味を言ったり悲劇のヒロインになったり・・・そのくるくる変わる

性格や表情が面白かったんだと思います

沢村さんはくったくなくて、自然体でやってたし、着物もちょっと色っぽく

着ててモダンな割には怖い人ってイメージありました。

でも泉ピン子になると、これはもう全てが「計算」で動いているとしか

思えない 着物の着こなしも悪いし、滑舌も悪すぎです・・せめて

野際陽子さんだったらと思いました

一方の知子ですが、山本陽子さんは家事が出来るような嫁には見えなかった

なあ。品がよすぎて。そういう意味では瀬戸朝香の方がベストキャラと

言えますが・・・

夫の前田吟さんはいかにもマザコンで亭主関白でしたが、大倉孝二

場合は今時の身勝手な亭主って感じ?

 

 うちの姑との共通点

 朝一番に起きてカーテンあける

 息子にしかわからない思い出話をする (これってほんとムカツク)

 息子が可哀想と連発

・・・でもドラマの姑よりはましかもね。(うちは舅が問題ですから)

 

 まあ、この時代遅れなドラマが果たしてどれくらい視聴率を

取るんだか、見物ですわね。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする