ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
毎日更新しています。

放射能・・・うんざり

2011-10-07 16:50:36 | つれづれ日記

 何だかうつになりそう・・・・

 

今日、学校へボランティアの用事で行きました。

そこには他のお母さん達から「モンスター」と呼ばれているおじいちゃんがいて・・・

春のPTA総会でいきなり

千葉産・福島産の野菜を使った給食は出すな」

「日光への修学旅行も取りやめるべき」

「校庭で遊ばせるのもダメ」

と言い出して顰蹙をかっていました。そのおじいちゃん、自分でガイガーカウンターを

買い、しょっちゅう校庭の砂を検査して回っているとか

今年は、放射能に配慮してプール掃除もヤゴ取りもなくなり、秋の芋ほりも微妙。

校庭の掃除はさせない方針とか・・・(だったら遊ばせるなよと言いたいですが)

掃除系は保護者にボランティアを募るんですね おかしいんじゃないかと。

 

いや、それはいいんですが、このおじいちゃん、決して変ではないと思うんです。

結構まともな事も言ってて。ただその伝え方が悪いんだろうと。

その人が今朝、何気なく話していたんですが

僕の医者の友人が孫生まれたって言って、お祝いに都内に呼び出されたんだ。

で、何でこっち(地元)に来ないのっていったら、放射能値が高いから孫を行かせたく

ないっていうんだよ・・・驚いたなあ」

隣の市では医者がどんどん逃げ出してるんだってさ」

お前もそんな所にいたら危ないからさっさと引っ越せっていうんだよね・・・

掃除ボランティアもちゃんと帽子に手袋をしないとダメだよな」

って 

それを聞いているお母さん達も神妙な顔で聞いていました。

市全部で除染するとは言ってるけどねーー値が高いのは確かだしなあ」

いわゆる「ホットスポット」と呼ばれる場所では、保護者達が不安にかられているし

かといって引っ越すわけにもいかないし・・・というジレンマの中で生活しています。

関東ですらそうなんだから、福島及びその周辺はいかばかりかと思うんです

郡山宮夫妻は「私達は歳だからいつ死んでもいいんだーー」って言ってるけど

さすがにヨンジュナにおいでとは言わない

死なせるわけにはいかないけど、じゃあこっちに呼べるかっていわれるとそれは無理で。

近くの学校の校庭を見る度、ブルーシートに覆われた砂にうんざりしている模様。

みんな不安だし、どうしたらいいかわからないのよ。

自分だけ放射能に関係なく暮らしていけるかと言われたらそれは無理だもの

仕方ないけど受け入れつつ、何か異常が起きたら絶望して泣くだけなのよ。

だって海外に引っ越すお金なんてないし、関東から九州へも無理。

動こうにも動けない。

農業や漁業で生計を立てている人にとっては、受け入れざるを得ない現実。

たとえ自分のものから放射能が検出されなくても「福島産だから嫌だ」と言われたら

抗議のしようもないよね・・・・・

 

夏からこっち

 大文字焼きに陸前高田の木を使うのをやめた

 花火大会に福島産の花火を使うのを中止

 九州の物産展で福島産をやるなとの抗議

そして・・・今朝入って来たのは

 大阪で福島産の橋げたを使う事に不安

 金貨さん以南のサンマは取り扱わないことに

今の国民にとって政府がどんなに「大事無い」と発表しても「信じられない」んでしょう。

たとえ0・0001ミリシーベルトでも、それが本当にゼロでない限りは信じられない。

いや、たとえゼロと発表されても、それが真実かどうかはわからない。

一方では

「今すぐ避難すべき」と学者がいい、もう一方では

「その値がすぐに健康不安に繋がるかどうかの確証はない」という。

甲状腺に異常が出た小学生だって「本当に水素爆発と関係あるかないかわからない」

とされているわけで 

でも、そういうあいまいな態度が余計に「差別と偏見」を産んでいるってわからない?

日頃、あまり気にしないようにやりすごして生活しているのに、ニュースで

「福島産は嫌」という話を聞くと、もう本当に落ち込みますって。

何で橋げたまで・・・

 

コメント (4)
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