ふぶきの部屋

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ゼレンスキー大統領の演説

2022-03-24 07:00:00 | 政治

夕方6時からのゼレンスキー大統領の演説を見ました。

うちの二若君が「こういう事をして何か得があるの?意味あるの?」って聞くから

「この演説で感動して色々助けてあげようかなという気になるかもしれないじゃない」と言っときました。

だって今の日本でウクライナの現実を報道し、実際に侵略されるとこういう事になるよ・・というのをまざまざと見せられたにも関わらず、「自分の国が侵略されたらどうする?」という議論が全く出ないのですから。

「私は戦います」という言葉はワイドショーではタブーのようですね。

ゆえにいつまでも他人事。ヨーロッパの国々のように「今、そこにある危機」とは思えないのです。

それに、日本はかつて「侵略した国」と断定された国で、それは21世紀の今も変わっていません。

その証拠に国連の常任理事国になれないのです。

ロシアや中国のような、それこそ自分達の理論でしか話をしない国々が、上座を占めているというのに。

そんなこんなで、実際にゼレンスキー大統領の演説を聞いても、真剣になった政治家がどれくらいいたかな。

共産党なんてそれでも「憲法9条守れ」っていうのかしら?

 

大統領は最初に「ウクライナで戦争が始まった時にすぐに助けてくれて感謝している」と言いました。

そっか・・・防弾チョッキとかお金とか寄付したんだよね。

あとは同時通訳がわからなくて、何を言ってるんだ?って感じだったけど、ロシアが原発を攻撃しようとしていること、チェルノブイリの話をした事、ロシアがサリンを使ったりしようとしていること。それは覚えています。

それらの言葉を聞いて、「ああ、日本って一足先に原爆や震災で放射能の怖さを知り、地下鉄サリン事件で生物兵器の怖さを知っている国だ」と実感したんです。

それらの言葉には日本人なら反応するだろうという大統領のもくろみは成功したと思います。

実際問題、日本は犯罪でも戦争でも自然災害でもとにかく本当にひどい目にあっている国だからね。

日露戦争にも触れていましたね。

まあ、あれで勝ったのは幸運だったとしか言えないけどね。

日本として今後、ウクライナにどんな援助をするつもりなんだろうか。

国際社会の中では発言権があまりあるとは思えない国だけど、とにかくアジアの中で自由を謳歌している国であるには違いないのだから。

でも本音を言えば、日本人はいつ大きな地震が来るか・・・そっちの方が怖いですよ。停電不安もあるし、新幹線は動かなくなるし。

自然災害は怒りを向ける対象がないですからね。

 

今後の成り行きですが。

戦は引き際が大切なんです。それはプーチンに言うべきですね。

しかし、ウクライナがこれ以上ロシア兵を殺してしまうと、今度はロシア人から本気で恨まれるかもしれない。憎しみが憎しみを産む。

どっちが先~~とかいう理論なんかおかまいなしに「うちの息子を殺した」と人々が怒りだすとプーチンの思うつぼだと思います。

コメント (4)
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