ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
毎日更新しています。

清く正しい宝塚ファン必見の本

2005-05-21 10:16:44 | つれづれ日記
タイトルがオーバーかしら

今回、ご紹介するのは「バリバリのハト派」という本。
(荷宮和子著・晶文社)

この本はサブタイトルに
「女子供のカルチャー反戦論」と書いている。
そう・・要するに「反戦論」なわけ。
「憲法9条は絶対に守るべきだ」
「イラクへの自衛隊派兵は許されない」
というようなことが書いてあるのだけど、非常にわかりやすくそれでいて
ばしばしと述べてくれているので小気味いい。

どうして「清く正しい宝塚ファン必見の本」なのかというと・・
引き合いに宝塚の作品が使われているから。
その中でも「スサノオ」
を引き合いに出しての作・演出家である木村信司批判は
「そうよっ!そうよっ!そのとおりよっ!」と頷きながら読める。

最近(っていうか去年あたりから?)感じて来た
「観客の質の低下」
それは、舞台を読み取る力の低下だったり、キャラクターの心情を理解する力の低下だったりする。
例えば
「青い鳥を捜して」(石田昌也作・演出)で、真っ向から女性をバカにしたり、否定したりする表現が
目立ったり、非常にナーバスな事に関してあまりにも無頓着に表現する事に対して、
まるっきり理解していないのか
「見ていて感動しました」という感想が多かったこと。
さらに「ご贔屓が出ている作品だから不愉快な部分は聞かなかったことにする」
という人も多かった。
作品自体を批判しても
「私のご贔屓さんが出ているのに悪口を書かないで下さい!」っていうのも多い。
このような感想しか返ってこなくなったのは、
今時の人たちが
「決まったもんはしょうがない」(例えそれが人道上許されないものでも)
「知らない方がかっこいい」と思っているからなのだそうだ。

「私のご贔屓さんが出演する作品なのに、こんなくだらなくて観客をバカにする
ような作品を押し付けるなんて許せない!断固劇団に抗議する。観客をなめるなよ」
なーんて思想はどこにもないらしい。
その理由を本書は「知ってるからってえらそーにするんじゃない」と居丈高だった
団塊世代の子供達が「知らない方がかっこいい」と思うようになってしまった事。
それを団塊と団塊ジュニアの間の「くびれ世代」は結構苦々しく思っているということ。


「反戦」
という事に関しても同じような思想の流れから
「国家が決めたイラク派兵なんだからしょうがない」という風潮が強まり、
いつのまにか、ちょっとでもそこから逸脱すると「非国民」扱いされる
危険な兆候だというのである。
まさに「何で太平洋戦争に反対する国民がいなかったのかわかる」時代なのだ。

まあ・・
そこまで本書を読んで考え込まなくてもいいけど。
そろそろ、宝塚ファンだって怒るべきじゃない?
「観客の9割が女性」で「夢を売る舞台」なのに
あからさまな女性蔑視セリフや軍国調の芝居やショーには
目を光らせて、その裏にある「思想」を読み取って
正しく理解し、許せないものは許せないというべきじゃないかしら?


どんな事でも
「知らないよりは知っていた方がいい」し、
「なぜそうなのか」
と考えることは大事。
のちのち、「あの時はああいう時代だったからしょうがない」
と開き直る事こそかっこ悪いと思うけど・・ね
コメント (2)
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anegoが面白いのは・・・

2005-05-19 14:40:32 | ドラマ・ワイドショー
私、あまりドラマは見ないのですが・・・・
水曜日の日本テレビ系「anego]
はなぜか見ている。
見て・・・一人で怒っている。

だってそうでしょ?
30代前半、勤続歴11年のキャリアウーマン
誰からも「あねご」って慕われる主人公が、やたらめったら「結婚」の二文字に振り回されて
寿退社する事が夢になってしまったりしてる。
職場の雰囲気も、20年前の職場か・・とおもうほどに
男性陣の偏見が強い

一緒にお勤めしている派遣社員の子達は
「私達、どーせ派遣ですから」って割り切り、社内恋愛しちゃったりしてる。
仕事の達成感もやりがいもなーんも見つけられなくて、ひたすら「玉の輿」に乗るのを
目指している女性達・・・なんて

思えば「男女雇用機会均等法」が出来た頃に就職した女性達は頑張った。
仕事にやりがいと達成感を求め、男性にバカにされないように。
結婚も「対等」お互いに努力する・・・そんなスタンスだったのに。
今や、結婚は女性にとって「勝ち組」になれるかどうかの「ステイタスシンボル」になってしまった。
仕事に育児に疲れきった40代を見てきたそれから下の世代は
「あんな風になりたくない。こんなに頑張っても世の中が(男性の価値観が)
変わらないのなら、いっそ、男を利用してボロボロになるまで働かせて
自分は楽をしてやる」
と、開き直ったのかもしれない。

でも、私が主人公の奈央子から感じるのは
「自分の価値をわかってない女性の憂鬱」かな
あれだけ気配りが出来、仕事も出来るOLは捜したって
そうそういるものじゃない。
30代だろうが40代だろうが、貴重な存在なのだ。
そういう自分を「高く売ってやる」という気概がないんだよね。

彼女を好きな10歳年下の彼なんか、弄んで捨ててやるくらいの
気持がなくてどうするよっ!と思ったりするし、
年齢の差なんて、年月を経ていくと全然気にならないんだよ・・と
諭したくもなるし。

そんなことを考える私って、
とっくに「30代」も通り越して、悟りの境地にいる
「40代のおばさん」なのかしら・・・・

本当に、今時の若い人たちは・・・・
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ペ・ヨンジュン公式HPが・・・

2005-05-19 14:22:47 | ドラマ・ワイドショー
あらーー何時の間に。
ヨン様の公式HPの掲示板が閉鎖されてしまった。
不適切な書き込みが多かった為、暫く閉鎖してどのような形にするか
模索するのだという。

確かに
「竹島問題」のあたりからヨン様批判するような書き込みが増えたし、個人攻撃も多かった。
ヨン様の公式に書き込む「善良な家族」はあまりネット慣れしていないから
「ネチケット」にうとい部分もあって、誤解される事もしばしばだったし、
「荒らし」に全うに答えようとしてみたり、わざわざ能天気に問題提起しちゃったり
まあ・・・「世間知らずだなあ」と思われる節はあった
しかも、ヨン様の「独島は韓国領土」発言から、かなりナーバスな人も増えて
削除しなくてもいいような文章まで「ガイドライン違反」と決め付ける人も多く、
「掲示板に書き込むのが恐い」なんて人もいたっけ。
最後は確か、「自殺予告」みたいな書き込みがあって。
(意図が掴めなかった)
それに100件も真面目にレスをつける人たちを見て
「とっても善良な人達なんだな」」と改めて思うことしかり。
(他のサイトだったら、「勝手にどうぞ」で終わりよ・・・ねえ?)

今後、どのような復活の仕方をしても書き込む人の顔ぶれは変わらないのでは?
「ヨン様以外のスターやテレビ番組の話題はガイドライン違反ですっ!」
「ヨン様はどんな時でも完璧な人です。批判は許されませんっ!」
そんな人たちばかりのサイトになるんだろうな。
私だって立派なペ・ヨンジュンファンではあるけれど、
あの掲示板に漂う「ペ・ヨンジュンは清く正しく美しく完璧な俳優で欠点がない」
というような風潮にはついていけなかった。
ヨン様の過去の作品を少しでも批判しようものなら大騒ぎ。
(田代親世さんのように)
「偉そうな事言ってるわりにはヨン様を知らないじゃないの」
「ヨン様の作品についてああだこうだ言うなんて許せない」
・・・・と

まあね、気持がわからないわけじゃないのよ。
去年の初来日以来、マスコミのヨン様とヨン様ファン叩きは
その昔の「宝塚をばかにする男達」のそれと全く同じ様相で
かなり傷ついている女性達が多いもの。
「ペ・ヨンジュンのファンです」といえば
「ああ、あなたも欲求不満のおばさんなのね」
みたいな捉え方をされるし、彼の人気は韓国では大したことないとか・・
日本人だけが騒いでみっともないとか・・・
それはそれは傷ついている。

ゆえに、公式HPの掲示板くらい「ヨン様賛歌」で埋め尽くされても
いいじゃないか・・・とも言えるけど。
もうちょっと冷静に、作品や俳優としての実力を語り合う場になったらな・・・
とも思うのだ。
「素敵でした」「かっこいいです」「夢中です」
ばかりじゃなくて、「こういう所はプラス評価。でも他の部分はちょっと違う」
というような。
ヨン様だって「誉め殺し」されるより、きっちり批評された方が嬉しいんじゃない?
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グイン・サーガ

2005-05-17 13:03:51 | つれづれ日記
確か、高校の時だったと思う。
「グイン・サーガ」が面白いよ。絶対読んでごらん」と
読書好きの友人に言われたのは。
結局、その時から延々と読み始めて現在に至る。

その「グイン・サーガ」
もめでたく100巻目を迎え、101巻目も出版され、来月は102巻だ。
そもそもは「100巻で完結を目指す」という事で書かれ始めたのが、
26年経った今、「100巻目は折り返し地点」なんだって。
しかも世界最長の小説になっているのだからすごい。

一口に26年といってもね・・・
あの頃、中学生だった私が、今や40だよ。
作者の栗本薫はとにかく作品数が多い人だし、ジャンルもいろいろ。
「グイン・サーガ」のようなファンタジーも書けば
「伊集院大介シリーズ」のような推理物も、「やおい」系も得意。
中でもこの「グイン・サーガ」は彼女の作品の中でも
一番に面白いだろうね。

舞台の演出もやっている栗本女史。
セリフが何だか舞台がかっているのが何ともよくて
ついつい音読したくなるから不思議。
登場人物になりきって、セリフを読んでみるのも一興。

ネタバレになるのでストーリーは書かないけど・・・・
今からでも読んで欲しい一冊・・・いえ100冊です。
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性犯罪は直らないのっ!

2005-05-14 09:07:24 | ドラマ・ワイドショー
いやー驚きました。
あの小林なんとかという人が少女を監禁した事件。
もう一人の小林って人も性犯罪なら、こっちの小林も
性犯罪。
これじゃ全国の小林さんが怒るわよっ

両方とも
母親の死
というものがきっかけで、「女性」に対してゆがんだ欲望を持ち、
「調教物」にはまったり、「ロリコン」にはまったりしているみたいね。
母親に溺愛されて育ち、それが心の準備なしに、突如母親を失うと
心のバランスが壊れて、「愛情」を求めてあっちふらふらこっちふらふら。
ところが、「愛情」などというものは、そう簡単に手に入るものではない。
特に「母の愛」
のような「無償の愛」
はね。
だから、「支配」
という形で愛を成就させようとするんだけど、思い通りにならずにエスカレートしたり
殺人したり・・ということになるのかな

「愛」は与えるもので受身でいられるものではないけど、
「母の愛」だけは完全受身でいいものね。
でも仮に母親が生きていたとしても、同じような結果になったでしょう。

青森の資産家の家に生まれて、絵に描いたような甘やかしの生活を送り
でも、性格さえよければあの顔立ちだし、いい人生を歩めたんじゃない?
だけど、アダルトビデオにはまってしまった事が
結局のところ、彼の残虐性を増長する結果になり、犯罪に結びついてしまった。
私は女性なので、男性がああいうビデオにはまって、バーチャルな
シュミレーションから実際にそういう事をやってみようという気持が
理解できないんだけど。
っいうか・・なんで孤独や挫折感をアダルトビデオで癒そうとするのかが
わからないなー

彼の場合、20歳から延々とそういう行為が続いていたわけで
若いからって更生はできないでしょ。
それを示談金や年齢で「更生できる」と判断し
執行猶予をつけた判決を下したことに間違いがあったし、
現在の「保護監察」
という制度も機能していないため、結局はこの手の犯罪者は野放し状態になる。

これでいいのか?日本の司法制度。
あまりに犯罪者に甘くない?
性犯罪者は殺人者よりもかなり下においていない?
それって、あきらかに男尊女卑の名残りなの?

女性は監禁されて首輪をつけられて喜んでいるのもいるからって・・・
そういうこと?
ワイドショーに出てた、3年前に彼の弁護を引き受けてたおじさん。
一生懸命解説して彼の心理状態をよく知っていたように思うけど
そこまで分析できたなら、再犯を防ぐ手立てをとるべきだったのでは?

個人的な意見だけど。
「性犯罪」
治療して治るものではないと思う。
どんなプログラムを施してもそれは「治った」んじゃなくて
「影をひそめた」にすぎないわけ。
きっかけさえあればいつだって表に出てくる一種の「犯罪的病」
だからこそ、欧米では厳しい監視体制をしいているんでしょ
日本でも6月から「13歳未満の女性に対する性犯罪」を犯した者に関しては警察が動向をチェックすると
あるけれど、なんで「13歳未満」なの?
今回のケースは法律が改正されても監視の対象にはならないじゃないの。

もし、この小林という人間が、またも金を使って
予定より早く出所したら・・・どうなる?
(彼の家はそこまでやるかも)
死人を出しているわけじゃないから、そこまで重大な犯罪には
ならないかもしれないじゃない?

そうなったら・・・恐いな。
恐怖におののくのは女性だけで、世の男性達はそこまで深刻には
考えていないのかもね。
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斎藤さんはお仕事でしょっ!&雅子様はお仕事してっ!

2005-05-12 12:43:08 | ドラマ・ワイドショー
イラクで身柄を拘束された斎藤昭彦氏の足取りが
まだわかっていない。
ワイドショーもどう扱っていいかわからずに彼が所属していた
会社について「軍隊の民営化」などといって話題を繋いでいる。
それは仕方ないとして。
弟さんが記者会見で、最初に謝ったでしょ
あれ、何でなのかな。お仕事中に拘束されても自己責任だから
国家に迷惑をかけちゃいけないの?
政府に対して
兄のことに煩わされずに・・
みたいな発言をしていたけど、
あれじゃ、お兄さんが浮かばれない。

斎藤氏は自衛隊のエリートで、そこからフランス外人部隊で活躍し
実力をかなり認められた精鋭。そしてそこから軍事警備会社のハート社に
就職して「傭兵」
を仕事にしている人。
「傭兵」なんて聞くと「シティハンター」を思い浮かべる程、日本人にはなじみがない。
でも現実にそれを「お仕事」にしている人が大勢いるわけで。
その
「仕事」
いい悪いと判断する必要があるだろうか?
ワイドショーのコメンテーターのおばさまが言ってた。
「軍事のプロで人を殺すことのプロだとすると・・日本ではたとえ戦場でも人を殺せば殺人者になるわけですから・・この仕事を
どう捉えたらいいか微妙ですね」
と。
傭兵の仕事をそこらへんの殺人事件の犯人と一緒にとらえるって
それってあまりにおかしいよ。

じゃあ、自衛隊はあくまで戦場で戦わない覚悟で訓練してるわけ?
自衛隊が戦場でイラク兵と衝突したら「殺人者」?
国家に顔向けできなくなるの?犯罪者になるの?
自衛隊にいるかたがた、サマワにいる方々、やってられないよねー
そんな意識じゃ。
「戦場」は殺されるか殺すかの世界。
斎藤氏のような人がいるからアメリカ軍も自衛隊も助かっているわけよね?
そこで犠牲になったからといって「すみません」なんて謝る必要はないし
卑屈になる事もない。世界的に見て「傭兵」は「お仕事」です。
・・・それにしても・・
どうせだったら民間人じゃなくて自衛隊に向きなさいよ。
民間人ばかり死んで、自衛隊は無傷・・って変じゃない?

さて
出ましたね。ついに週刊文春」に雅子妃バッシングの記事。
(これをバッシングといっていいの?ただの事実じゃなくて?)
今週は軒並み女性週刊誌の方も「・・と言われているけど本当は悪いのは雅子妃じゃなくて」
という論調ながらバッシング記事を書いている
文春の記事の最後にあるように
「最近の雅子様は開き直られている」というのは恐らく事実だろうな。
もう好きな行事にしか出ません、私は私、皇室は皇室という感じ。
全てを「治療の一環」
といわれてもそれは納得できるはずなし。
(適応障害の人はみんな誤解されるってば)
みーんな宮内庁が悪い
っていうのも短絡すぎるし。

これらの記事はほとんど「2ちゃんねる」の記事をまとめたようなもの。
数ヶ月前からかなり詳しく皇太子夫妻の日常に関しては語られている。
それもただの憶測というより、
(好きな人いるのね)きちんと宮内庁のHPを見て一ヶ月分の皇太子家の
公務を列挙し、雅子妃が出席したものとしなかったものを分けて書くという
芸の細かさ。
結果
欧米系の要人とは会うけどアジアの要人とは会わない
地方公務はしない
宮中行事には出ない
敬宮のお迎えには行くが、勤労奉仕団とは会わない
などなど、「治療の一環」としての「好きな事」から始められている
事実が書かれていた。

宮内庁も、こういう記事を書かれたくなかったら
きちんと雅子妃の病状と治療内容を公表し、公務をえり好み
させるようなことをしてはいけないと思う。
だって、あれからもう1年以上経つわけよ。
ノルウェーでヒョウに降られながら、頑張っていらっしゃる
現在病気治療中の今上陛下のことを思えば
(たとえ天皇制反対の人でも)
人道的にどうかなーーと思わざるを得ないんじゃない?
それとも今時の日本人だから
「頑張る方が悪い。嫌ならやらなきゃいいじゃん」って
思ってる人、多いのかな?
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まともな婚約会見

2005-05-10 12:21:52 | ドラマ・ワイドショー
このところ、ワイドショーといえば
JR西日本叩きに終始して明るい話題がなかった。
それだけに藤井隆&乙葉
の婚約記者会見は久しぶりの朗報。
しかも、1着300万の京友禅の乙葉とスーツ姿の藤井隆が
今時珍しいくらい、まっとうな会見をしてくれた。
お年よりの私としては清清しく嬉しかったな。

思えば結婚適齢期、芳紀24歳の匂い立つような
可愛らしさの乙葉と、
分別がついて、いい年齢の藤井のコンビは
最近ではあまりない形かな。
時々、目を合わせてにっこり笑いあう二人の
あつあつ振りはめちゃくちゃ微笑ましかったし、
使い慣れないだろう敬語を一生懸命駆使して話している
姿も新緑の若葉のような雰囲気を持っている。

藤井隆に関しては、正直、こんなに真面目なタイプだったのかと
驚いた部分もある。
「乱歩R」
は大好きで、毎回欠かさずみていたし、
結構芸達者なんだなとは思っていたけど・・・女性と結婚するタイプ
とは思わなかった
はっきり言うけど・・・××なのかと思っていたし。

乙葉に関しては、お父さんが亡くなった話しかしらないけど
振袖の似合う年齢ってやっぱりあるんだなーーとつくづく思った。
今の彼女にはどんなおねえさまも叶うまい。
そう考えると、やっぱり「結婚」とか「新妻」とか「新婚」なんて
言葉は20代のうちに経験しておくのがいいのかと思ったりして。
トウがたったおねえさん達が「事実婚」だの「出来ちゃった婚」しても
あまり「おめでとう」という気にはならないものね。
芸能人の結婚は視聴者にも夢を与えてくれなくちゃ。

と・・・
今度は中村獅堂と竹内結子の結婚話って?
いやーこちらもお似合い。
双方着物姿で記者会見してくれたら華やかになりそうよね。
歌舞伎界にお嫁に行く覚悟はあるのね?竹内さん。

あーいいなー
私にだってそんな時代があったのに。
ひざまづいてプロポーズではなかったけど
「結婚してください」って言われたもん。
結婚式の時なんかお姫様だっこしてもらったんだからねーー
・・・・って言ってもしょうがないか。
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母の日なので・・・母の思い出なんぞ

2005-05-08 10:47:50 | つれづれ日記
今年の「母の日」は母の日どころの騒ぎじゃなくて。
それでも息子が「ママにプレゼント買う」って
言ってくれた時にはとーーーっても嬉しかったのよ。
(たとえ言葉だけでも)

さて、我が母は亡くなってもう10年近くなる。
生れは大正。育ちは台湾。職業は教師・・だったのに
戦後、引き上げてきてからはしがない下宿屋のおかみさん。
エリートでプチブル育ちのお嬢様は一気に転落の
人生を歩むことになったのだ・・・・

そもそもが南国育ちで、しかも血統そのものが九州人だから
やたら楽天的で贅沢で自分の欲望に忠実だった人。
「金は天下の回り物。
使ったっていつか返ってくるわよー。深く考えてもしょうがないわー」

と、通販にハマり、社交(洋服と美容院とお食事代)に全身全霊を傾け、
電話代も気にせず仙台から九州まで週に1度は2時間の長電話をかけた人。
こういう価値観は東北人にはないもので
うちの姑みたいに「何事も我慢。女はひっこんでらっしゃい」の
世界とはかなり趣を異にする。

北国の仙台に住みつづけて30年以上経っても
二言目には「台湾に帰りたいわ」と言って
戦前の楽しい思い出を語り、そのよすがとして
デパートで1個1000円もするパパイヤを買って来たり
お友達がポケットに忍ばせてきた台湾産のライチを
得意げに私に食べさせて「ほら、こんなおいしいもの
内地にはないでしょ。仙台でこんなものを食べているのは
あんただけよ。感謝なさい」と言いつづけた人。

母は戦後、夫について仙台に帰国したあと、
自分の出身女学校(台中第一高等女学校)の同窓生を
捜すのに一生懸命だった。
全国組織の同窓会で東北支部の支部長になり、
以後は、その同窓生達との語らいに夢中になったのだ。
彼女にしてみれば、異国みたいな仙台で窮屈な生活を
送っている事をしばしば忘れさせてくれるのが
同窓会だったということだろう。

私が高校生くらいになった時は母はすでに60代も
後半。それでも社交は続けていたので、月に何度かは
お出かけする(仙台では主婦が出かけるなんてあまりなかった)
その時にいつも「ついてくる?」と声をかけてくるので
「また荷物持ちか」と思いながらもついついついていったもの。

いわゆる「お付きそい」のメリットは
1・・おいしいお料理を食べられる
2・・運がよければ服やアクセサリーを買って貰える
これに尽きる。
母たちがお食事するのは絶対に中華料理屋。
お茶はデパートの最上階。
新年会はホテルで。そんな風だったから、娘としては
華やかな気分と、特別な「味」を味わえるというわけ。
しかも、母は同窓会では支部長で、人気者。
教師時代の教え子達からも慕われていたものだから
「まあ・・お嬢様っ!」って感じでちやほやされる。
いちいちご挨拶して、私の知らない思い出話を聞くのは
苦痛だったけど、
一応見た目のよい服装をさせてもらえたし、
「今時お母様におつきそいするお嬢さんって素敵」なんて
言われるものだからすっかり舞い上がっていました。はい。

おかげさまで
普通の仙台に住む女の子にしては
色々な経験をさせて貰ったし、視野も広がったと思う。
母はどんなに家計が苦しくても
私が本を買ったり映画を見たりという事は容認してくれたし
おいしい物を食べることを止めなかった。

だからこそ、結婚して以来、
旦那の家に馴染めないのだし、あちらからしたら
私は何十年経っても「嫁失格」「母失格」なんだろうと思う。
「家族に奉仕する事こそ女性の幸せ」と
育ってしつけられて来た姑には
私の母の生き方は絶対に認められないものであり、
いまだにいい感情を持ってはいない。

厳密に言うと私と母は相性がよかったとはいえない。
母の後先考えないお金の使い方は頭に来たし
かなり自己中心的な性格には怒りさえ覚えたし。
私が落ち込んで「どん底だわ」といえば
「どん底ならこれ以上悪くなる
事はないんだからいいじゃないの」

なーんて楽天的なこと言うしhiyo_oro/}
(私としては「何とかしてあげるわ」って言って欲しかったの)

でも、今、こんな風にHPやブログを管理し
舞台を見つづけている私は
やっぱり母親に似てしまったんだと思う。
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どうしてそうなったか・・・なんて・・・

2005-05-07 10:15:32 | つれづれ日記
JR福知山線の転覆脱線事故の原因は
「スピードの出しすぎ」
どうしてスピードを出しすぎたかといえば
ダイヤ改正によって、1駅停車する駅が増えたのに
総合的な発着時間を変えられず、結局今までより
早く走らないとノルマを達成できなかったこと。

運転士はオーバーランをして焦り、スピードを上げてしまった。
なぜスピードを上げたかというと
遅れたら叱られる、罰則規定による日勤が恐い。

どうしてそんな恐い「日勤」をさせていたかといえば
「社員の意識を高めて緊張感を持続させ、ノルマ達成に全身全霊を
向けさせる必要があったから」
なぜ、そこまで実績に拘るのかといえば
利益を上げ、収益を取るのが企業の理想。
各社競争の激しい世の中、少しでも早く、少しでもミスなく
走らないと客を離してしまうから。

結局、安全より効率をとってしまった事が最大の原因。

利潤追求は企業の使命。
その意識が行過ぎてしまったということ。
たまたま事故が発生してしまったから、
「安全より利益」
「優しさより厳しさ」
「ミスには罰を」
という考え方が叩かれてしまっただけではないかと思う。

ゆえに、その裏づけとして
「ボーリング」「宴会」「旅行」等など、次から次へと
「不適切な行動」を上げたてて責めるのだろうと思う。
「事故が起きているのに楽しんでいたから不適切」
「事故が起きたのに酒を飲んだから不適切」
「事故が起きたのに旅行に行ったから不適切」と。

でも、もし事故が起きずに利益より安全を重視して
1駅増えた分、到着時間も遅くなったら
それはそれで客側の文句として出ていたのではないだろうか。
「事故が起きたので当日キャンセルできますよ」
と、旅行会社や居酒屋やボーリング場が言ってくれたかどうかも
わからない。

ようするに「どうしてそうなったか」ばかり追求して、悪者を作り出しても何にもならないということ。
あまりにしつこいマスコミの居丈高な質問にはちょっと怒りを覚える。

小さい部分で言うと・・・・
うちのヨン様が肺炎になって入院した事についても
「なんで肺炎になんかなったのだ」と
いくら姑に責められても、私には答えられないということ。
「どうしておたくの子達はみんながみんな弱いのだ」と
言われても答えられないということ。

母親が薬を飲んでいたため→母乳で育てられなかった
→抵抗力がない→風邪を引きやすい→肺炎
私はJR西日本かしら。
子供に母乳を与えることより自分の健康を優先したため。
・・・・なのかなあ。
あまり「原因」追求ばかりしないで欲しいなあ・・・・
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マスコミのJR叩き

2005-05-06 23:34:54 | ドラマ・ワイドショー
なんだかすさまじいなと感じているわけ。
本当は運転士を責めたいんだろうね。
でも、それが出来ないからマスコミは
何とか悪人を作り出そうとしてJR西日本を叩く。
そのたたき方があまりにもひどいなと思う。
まるでいじめ・・・もしくは「みせしめ」
あるいは「生贄」

確かに、事故が起きた車両に乗っていた運転士が
そのまま職場に向かったことは人道に反するかも
ボーリング大会も、その後の居酒屋も常識外といえばそう
でもちょっと考えてみて欲しい。
立場が違えば、同じことをしなかったか・・・・
そうしなさいと指導しなかったか

多分、ここまでの大惨事だとは思わなかった・・あるいは
出勤しなかったらまた叱られる、あるいは
居酒屋は当日キャンセルできないし
同じ会社といえども車掌区が違う人達にませ
負の感情をひきずらせるにはしのびなくて・・・
なんてこともあったかもしれない。

でも・・・確かに非常識なんだけど
私達にそれを責める資格があるのか?
いちいちボーリング大会が何ゲームやって
その後の懇親会に何人出席して、何を飲んで
どれほど酔って、二次会に何人出たのかなんて
いちいち調べ上げて
「信じられません。こんな非常識な人がいるなんて」
「JR西日本は機械で、人間の心を持っていない」
と攻め立てることの愚かさ。

運転士がオーバーランした場合の罰則一つにしても
それをプレッシャーと考える人とやりすごせる人と
いるんだという事を考えると、全てが全て「いじめ」のような
罰則とはいえないかもしれないし。
庇うつもりはないけど、
日本の企業というのは大方そういう体質なんではないの?
えらそうにマスコミがこぞって叩いて責めてその先に
何が見えるのかしら?

責めるのは簡単。
でも明日はわが身だってこと、少しは考えて欲しいな。
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