夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

生命維持に不可欠な肝臓、長生きしたけりゃ肝機能を高めなさい、78歳の私は多々学び・・。

2023-08-08 13:35:29 | 喜寿の頃からの思い
先程、ときおり愛読している【プレジデントオンライン】を見ている中で、
『   
長生きしたけりゃ肝機能を高めなさい
      生命維持に不可欠な超重要臓器なのに…
             肝臓が「痛みを感じない沈黙の臓器」である本当の理由   』、
と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市に住む年金生活の78歳の身であるが、
私より5歳若い家内と共に、古ぼけた戸建てに住み、ささやかに過ごしている。


今住んでいる近く実家があり、農家の三男坊として、
1944年(昭和19年)の秋に生を受けたりした。

祖父と父が中心に、程ほど広い田畑を使用人、小作人だった人たちの手をお借りて耕し、
雑木林、竹林などがある家であった。




やがて1953年(昭和28年)の3月になると、父は前の年から肝臓(かんぞう)を悪化させ、
近くの内科専門医院に生家に幾たびか来宅して頂き、
生家で治療を受けながら寝たり起きたりした父は、やがて42歳の若さで亡くなった。

そして祖父は、跡継ぎの肝心な父が亡くなり、
落胆の度合いも進み、最寄りの大学病院に入院している中、
胃癌が発覚して、やがて翌年の1954年(昭和29年)の5月に、亡くなった。 


この当時、どの農家も同じと思われるが、一家の大黒柱が農作物のノウハウを把握しているので、 
母と父の妹である二十歳前後の未婚の叔母ふたり、
そして長兄は中学1年で一番下の妹6歳の5人兄妹が残されたので、
家は急速に没落し、生活は困窮となった。


このようなことを私なりに体験し、
父が肝臓(かんぞう)を悪化させて病死したので、
やはり健康診断などで肝臓の状態を気にすることもあったりした。

しかしながら具体的に肝臓に関しても、無知なことが多く、
今回の《・・生命維持に不可欠な超重要臓器・・
長生きしたけりゃ肝機能を高めなさい・・》、
恥ずかしながら78歳の私は学びたく、記事を読んでしまった・・。



今回、生命維持に不可欠な肝臓、
長生きしたけりゃ肝機能を高めなさい、多々教示させられたりした。

物覚えの悪い78歳の私は、学んだことを忘れないために、
再整理したりした。

《・・
☆肝臓は「生命の最後の砦」である

肝臓の働きは、大きく分けると、次の3つです。
・代謝・・・体内で起きている「代謝」の大半は、肝臓が担っている

・解毒・・・いわゆる「デトックス」「毒出し」も、
      ほぼ肝臓だけが担っている

・胆汁の製造・・・「胆汁」を作る機能は、肝臓にしかない


肝臓が弱ると、これらの機能が麻痺してしまいます。
こうなると、もはや肝臓だけの問題ではありません。
生命の維持に直結するレベルの大問題です。

肝臓は、実にしぶとい臓器です。
腎臓も心臓も血管も、歳をとればどんどん弱っていきますが、
肝臓は違います。

ほかの臓器の老化が進んでも、そう簡単にはダメにならないのが、肝臓です。
さらに、肝臓の特徴のひとつに、
「再生しやすい」ということが挙げられます。
肝臓の細胞は、壊れても再生する力が強いのです。

このように、肝臓は重要な機能をいくつも担っています。
ほかの臓器に比べると、非常にタフにできていますが、
いったん悪くなると、その重要さゆえに、命にかかわります。

まさに、生命の最後の砦のような臓器なのです。




☆私たちは肝臓の不調を自分で感じ取ることができない

肝臓は丈夫です。
細胞のひとつやふたつに何かあっても、強い再生力で元に戻ります。
 でも、だからといって安心しないでください。

ぜひ知っておいてほしいのは、
肝臓は「悪くなっても、症状が出にくい」ということです。

体調を崩したとき、「胃の調子が悪くて」、「のどが少しヘンな感じ」、
「なんだかダルい」などと言いますが、
「今日は肝臓の調子がイマイチだ」と言う人はいません。

たとえ肝臓に問題があっても、
それを自覚することが、ほとんどないからです。

肝臓は、とても重要な臓器です。
にもかかわらず、私たちは肝臓の調子を、体で感じることができません。
また、健康診断の数値を見ても、診断しにくいのが肝臓の厄介なところです。

さらに、肝臓の病気にもいろいろありますが、
どれも初期には、症状がほとんど出ません。

肝臓は、胃や腸や心臓などと違って、痛みが出ることもまれなので、 
 よく「沈黙の臓器」と呼ばれます。




☆なぜ、肝臓が悪くなっても痛みを感じないのか。

それは、肝臓の中には「自律神経」は走っているものの、
痛みを伝える「知覚神経」が肝臓の表面にしかなく、
肝臓の中まで来ていないからです。

ですから、たとえ「脂肪肝」や「肝炎」のような病気が潜んでいても、
痛みを感じません。

「痛くないから」、「なんともないから」といって安心しているうちに、
徐々に悪くなっていき、かなり悪くなってから初めて症状を自覚するのが、
肝臓という臓器の特徴です。

肝臓が「沈黙の臓器」と呼ばれるゆえんです。



☆「酒飲み」、「食べすぎ」、「運動不足」は最恐の3点セット

肝臓といえば「お酒」と結びつける人が多いと思いますが、
それだけでは誤ったイメージです。

病院で「お酒を飲みすぎてなんだか調子が悪いから、肝臓の数値が悪いはず」
と訴える人もいますが、これは思い込みにすぎません。

飲みすぎて調子が悪いと感じるときでも、
実際は肝臓の機能が極端に落ちているのではなく、
ほかのところがダメージを受けている可能性のほうが高いのです。

ただし、大量のお酒をずっと飲み続けている人は、要注意。
「肝炎」という状態になっている可能性があります。

それは「昨日飲みすぎたから、今日の肝臓の調子が悪い」のではなく、
すでに肝臓が病気にかかっているということです。

肝機能が低下したり、肝臓の病気になりやすいのは、
お酒を飲む人よりも、むしろ「太っていて、運動をしない人」のほうです。

実際、お酒が原因ではない肝臓病になる人のほうが、
お酒が原因で肝臓病になる人よりも多く、
特に「運動をしない、肥満気味の人」は、肝臓病になりやすい。

ですから、お酒をよく飲み、肥満気味で、運動不足の人は、
かなりマズいと思ってください。

肝臓が悪くなっていても自覚症状が出にくいことは、
先ほどお話ししました。

もしも「食欲がない」、「お腹が張る」などの症状が、
本当に肝臓からきているとしたら、すでに深刻な状況です。

肝臓がかなりのダメージを受けていて、肝炎や肝硬変になってしまっています。

肝臓は「沈黙の臓器」です。
自覚症状が出てから病院に行くのでは、「遅い」ということを、
ぜひ覚えておいてください。



このような基本を学んだあと、肝臓の一つひとつの細胞(肝細胞)に、
水滴のような脂肪がたまるのが、脂肪肝など、

多岐に及び、教示させられたりした。

総合的な要点として、「酒飲み、食べすぎ、運動不足が、脂肪肝を引き起こす。
脂肪肝を放置すると、知らないうちに肝炎、肝硬変、肝臓がんになり、
命を落とす危険性がある。
自覚症状が出てから病院に行っても手遅れになる」

重要な機能をいくつも担う肝臓を大切にケアすることで、
全身の健康状態もよくなります。



このようなことを学びながら、程々に自制しながら過ごし、
あと1年少しで念願の80歳の誕生日、健康な状態で迎えたい、
と空を見上げながら、こっそりと祈願したりした。
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