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名古屋での収穫  その① 不思議な縁

2012年09月07日 | 尾張ネタ

実家は名古屋市の中でも比較的郊外。緑区の池上台という住宅地にある。。


都市の発達は愛媛に比べ数百倍~数千倍の違いがあるかもしれない。。


数十年の間に山がなくなりどこまでも家が立ち並んでいる。


大きなスーパーや複合商業施設、地下鉄までもが鉄路を伸ばしてきて


都市のドーナツ化にさらに拍車をかけようとしている。




家から歩いて十数分のところに鳴子団地がある。


昔は若い家族が多く暮らすマンモス団地だったのだが、


その子供たちも独立してよその地へ行ってしまったようだ。


まさに都会の中での過疎化である。


老人たちが多く暮らし、空き室も多く存在している。。


それでも、名古屋自体、街自体は大きくなろうとしている。




今回、ある方に出会ったのはそんなマンモス団地の一画、


40年以上も飲食店を続けてこられた稲生弘子さんというおかみさんだ。。






夕方、たまには近所で晩御飯でも食べようと思いつき、あちこち巡ってみた。


家の前のバーミヤン~ココ壱~ネパール料理のフルバリ、洋麺屋五右衛門、


韓国料理のヨイトとめぐり、それからUターンして、来来亭、


和食の蓮華など多くの店を素通りして団地へと向かう。


団地の入り口にも中華料理店や焼き鳥屋さんが軒を並べているのだが、


そこから路地を少し入ったところに「おふくろの味」の文字を発見した。


実家に帰ってるのに外でおふくろの味もどうなんだろ?と思ったりしたが、


高校時代に長きにわたりアルバイトしていた松坂屋ストアがあった場所、


そのまん前にあったのでドアを開けて入っていった。。




「おふくろの味 むさし」






店内は居酒屋風というか、蕎麦屋風とでもいうか和風な内装だ。


松山で言うなら、そば吉や大黒屋みたいな感じ。。




最初は、ちょっと店を間違ったかな?などとおもったのだが、


愛想の良いおかみさんにすすめられて席についた。



食事をしたい旨を伝え、同時に瓶ビールもオーダーした。


客はオイラ一人。。


おかみさんが「どこから来られたの?」と聞くので


「オイラ、松山だよん!」と答えた。。




そこから店内の空気が大きく変わった。。


実は女将さんは卯之町出身だそうな。(愛媛県西予市)


「40年以上も商売やってきて、こんなことは初めて!

「いきなり入って来られたお客さんが愛媛だなんて。。


今でも年に一度は愛媛に返っているそうな。。



今回食したチャーハン むさし風





サービスで煮物も出してくれた。





チャーハンはとってもヘルシーな作りだった。



女将さんは数年前に本を出されたとか。。


「よかったら持って帰って!」と一冊くださった。






稲生さんがお店で出されたメニューのレシピ本だ。


このときに食したチャーハンも掲載されていたぞ。






貴重な本をどうもありがとう。。


名古屋へ帰る楽しみがまた一つ増えた気がした。