昨年は大凶作の筍でしたが、今春はどうか? タケノコ予報では大豊作のようです。理由はふたつ。まず「前の収穫が極端な裏年(不作年)だったので、今年は反動で表年になる」
もうひとつの説が「地中のタケノコのあかちゃんがスクスク育つには、夏の降雨量がいちばん大切。一昨年8月の雨は渇水だったのでその翌年(2013)は不作になってしまった。しかし前夏の雨量は十分だった。それで今年はタケノコがあふれるほど顔を出すはず」
さて結末はどうでしょうか。豊作を信じている晩冬の今日このごろです。
ところで前々からお世話になっている寺へ、広い竹林の古竹伐採に先日出かけて来ました。竹伐の時期は冬場。まるで竹取りの翁ですが、かぐや姫は不在でした(w
いつもはひとりかふたりで作業しておられる。ノコギリでの竹伐りはかなりの重労働です。古いモウソウ竹はとことん固い。わたしもこれまでかなりの竹を故郷で伐ってきましたが、数十本も切ると、腕の筋肉がパンパンになって、翌日は体を動かすのもおっくうになってしまいます。
当日はセーブしてわずか3時間あまり、竹林作業を三人でやりました。ざっと50本くらいの孟宗竹を短く切り詰めました。荒れかけていた竹林が、見事な美林に変身したのはいうまでもありません。
次回の同所再訪は4月のタケノコ掘り。いまから楽しみですが、作業のごほうびに鴨南蛮うどんをいただきました。すごくおいしかった。感謝です。そして筍豊作祈願。食い気ばかりのようですが。
<2014年2月24日 久方ぶり、忘れたころの更新です…南浦邦仁>