生物多様性の一考察

身近な生物多様性を考える。
生き物を排除しない考え方の浸透が必要と考える。都市における生き物の呼び込み。農業における単一品種のみに特化した栽培（雑草や害虫の徹底駆除）から、尤度を持った栽培への移行。と言ったものが必要と考える。

単純より複雑（多様）な生物構成の方が外乱に強い事がある。言語もただ単に意味を伝えるだけであればもっとシンプルな構造になる。（冗長度があるから、古書から少々文字が消えても内容が伝わって行く。）

しかしながら、多様性のために管理し過ぎるのはどうかと思う。沢山の種類の花を観賞できるように、コストをかけて花を育てるのが多様性に即すると言う事ではなく、自然生態系の自律性による多様性を活用する（雑草化を容認する様な尤度）が大切と考える。
人による管理と、生物の自律性のバランス（折合い）が大切と言う事（里山の例）である。

この様に、生物多様性については、自然の有るべき姿をしっかりと考察して行く事が重要である。


上の写真は、長居植物園のメタセコイヤの森です。
人工林ですが安らぎを感じます。


上の写真はクロマツの花、実です。
今年の雌花、雄花。それに昨年の実。
場所は堺7-3区の埋立地（みなと堺グリーンひろば）です。
ここも再生された場所です。