本日の「生物見遊散歩」では、東京ディズニーリゾートに行った事を投稿しています。
関連して本日は、同じベイエリアの大阪「夢洲」の事を紹介しておきます。
この投稿は、大阪自然環境保全協会HPの次の部分を参考にしています。
↓↓↓
http://www.nature.or.jp/action/yumeshimamirai/
2025年に大阪湾・北港にある「夢洲」で、大阪万博が開催されることになっています。
皆さんは、この夢洲がどんな場所がご存じでしょうか。
埋め立て地であるため、生きものなんかいないので、万博で開発されるなら、良いことじゃないかと思われている方がほとんどであると思います。
しかし、実は生きものが豊かで、生物多様性ホットスポットにも指定されています。
同じことが過去にもありました。「夢洲」近くの大阪湾・南港にある「南港野鳥園」です。こちらは、埋め立てが進む中、野鳥保護のために残されて、現在は「夢洲」と合わせて生物多様性ホットスポットとなっています。
過去に出来たことを今は、もっと進めて行くべきではないでしょうか。
夢洲での大阪万博・環境アセス準備書へ問題提起を!
大阪市では、夢洲の環境影響評価手続きとして現在、博覧会協会のアセス準備書の縦覧を始め、意見を募集しています。
上に書いた様に、「夢洲」は大阪湾で過去に失われた自然が再生して、豊かな生きものが生息する環境になっています。
こうした場所でSDGsを掲げながら開催する万博としては、残念ながら生きものへの配慮を欠いたものと言わざるを得ません。
大阪自然環境保全協会では、「私たちからの環境アセスメント準備書」を公開して、博覧会協会のアセス準備書に足らない点を主張しています。
要約版(第1版): PDFダウンロード(2ページ)
本 編(第1版): PDFダウンロード(29ページ)
資料編
夢洲万博環境アセス準備書へ問題提起を!
万博協会が出してきた準備書をどのような視点でチェックすべきか、私たちの準備書【生物多様性編】の説明会を開きます。
参加無料。ウェビナーで。
日時:17;00開会~18:30終了予定
主催:公益社団法人大阪自然環境保全協会
連絡先: lied201206@gmail.com (夢洲生きもの調査グループ )
オンライン講演会「日本の湿地の現状と環境保護政策」
日本で湿地環境を保全するためには?ーー元環境省自然環境局長にお聞きします。ーー
日時:2021年11月2日(火)午後7時より開始 (9時ごろ終了予定)
講師:星野一昭氏 (特定非営利活動法人 日本国際湿地保全連合 会長)
主催:公益社団法人 大阪自然環境保全協会
連絡先: kaga@nature.or.jp(夢洲生きもの調査グループ 担当:加賀 )
夢洲調査の写真アルバムを公開
ただの人工島、ぺんぺん草くらいしか生えていない・・・そういう「なにもない」イメージだった夢洲。
じつは夢洲の自然がどれだけ生物多様性に富む野鳥の楽園・在来植物の復元自然ができてきていたか、私たちの調査で撮影した写真でゆっくりご覧ください。
※おことわり:一部のページがまだ制作中となっておりますが、環境アセス準備書期間に間に合わせるため、急ぎ公開いたします。
目次ページより各項目へお進みください。希少な水鳥や在来植物の写真も掲載しています。
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