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下克上の代表、早雲と道三はどう主君を追い込んだのか?

2019年06月30日 | 歴史
「梟雄(きょうゆう)」という言葉がある。悪知恵に長け、残忍で勇猛な人物――というほどの意味だ。戦国時代の幕を開いた北条早雲(そううん)と油の行商人から身を起こした斎藤道三(どうさん)の二人は、まさに乱世の梟雄であった。二人の出自や履歴は一切不明だが、謀略を好み、主人を追い出して大名にまでのしあがったという、下克上(げこくじょう)の代表選手であることに変わりはない。早雲は1491年の「伊豆の乱」で、 . . . 本文を読む
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