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アセンションへの道標(心の闇と向き合って受け入れる)②

2023年05月21日 | その他
今回のシリーズは、「5次元地球へのアセンション」についてお伝えします。
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一般に「魂」と呼ばれる個別の意識は、進化のプロセスを段階的に進むわけではありません。あなたはすべての次元に同時に存在しています。言い換えると、意識体としてのあなたの全存在がすべての次元に同時に投射されているのです。

魂としてのあなたは意識が多次元的であることを知っていますが、この物質世界にいる自我としてのあなたにはそのことが理解できません。物質的な世界では時間は過去 現在 未来へと直線的に進むと考えられていますが、非物質的な世界ではすべての思いと経験が同時に存在しています。
つまり「今」というのは永遠なのです。過去 現在 未来のすべてが「今、ここ」にあることをハートで感じてみましょう。

時間の経過に沿って物事が進んでいくという視点は、人間の自我が生み出した狭い現実の捉え方です。あなたの自我はそうした時間の枠組みの中で、二元性にまつわる貴重な体験を積んできました。
自我の影響を受けない「内面的な知覚力」を使えば、あなたにも意識の多次元性がきっと理解できるでしょう。いわゆる、「過去生」や「未来生」は全てあなたの「分身」です。それはあなたのトータルな意識のうちにある様々な「側面」なのです。

魂からこれらの「分身」への接触は、大勢の相手に同時にEメールを送ることに似ています。その場合、Eメールの送信者はあなたの魂で、受信者はあなたの魂の様々な側面です。魂は時間に制限されないので、あなたは「過去」や「未来」にいる「分身」と、いつでも自由に触れ合うことができるのです。

ゴム紐でラケットにつながれたボールを思い浮かべてみましょう。ボールを勢いよくラケットで叩くとゴム紐が伸びてボールは遠くへ飛んでいきます。分裂の極みに達した3次元の世界はゴム紐が伸び切った状態に例えられます。

現在の地球は、ちょうどゴム紐が伸び切ってボールが戻り始めた段階に当たっています。
すなわち人類は今、源へ戻り始めているのです。
こうした意識の旅は周期的に起こります。

この旅の初期の段階にあたる1次元と2次元の意識は、3次元の意識よりも、はるかに統合されています。1次元の意識は「大いなる全て」に息吹を与えます。それは生命の基本的な構成要素である分子や原子にあたります。2次元の意識には「自分」という認識、つまり自我がありません。胎児の意識は1次元のレベルにあります。

胎児の時のあなたは、宇宙の創造的なエネルギーそのものです。
しかし、一旦この世に生まれてくると、あなたは2次元の意識になります。
その段階のあなたは、まだ周囲の環境と自分を区別できません。
成長するにつれて自我が発達してくると、あなたは3次元の意識になります。

現在、地球人は4次元の意識に進化できる段階に差し掛かっています。
「4次元の意識になる」とは、人々が自我に根ざした個としての狭い自己認識を超えて、集合意識の一員としての自覚を持つことです。

全体の一員として自分を捉えるのは、4次元的な世界に生きている人々に特有の意識の状態です。そうした意識の状態は、進化の自然な流れに沿って芽生えてきます。

――地球は次元上昇している――
4次元への移行は、瞬時には起こりません。水に冷たい外気が触れて霧が発生し、それが上昇してやがて晴れた空になるように、次元上昇(アセンション)はゆっくりと起こります。

人類は現在、3次元的な現実から4次元的な現実へのシフト(移行)が起きていますが、実際に起きているのは「次元上昇」というよりも「次元融合」に近いものです。この例えでは、水が3次元の世界を表しており、晴れた空は4次元の世界を表しています。

両方の次元に同時に存在している現在の地球は、ちょうど3次元と4次元が混ざり合って交流している霧の層にあたります。皆さんは今、水と空気の二つの層、すなわち3次元と4次元にまたがって生きている状態です。

人々の変化は、肉体、知性、感情、霊のすべてのレベルで起きていますから、周波数がもっと4次元領域にまで上昇して、霧が晴れるまでにはまだ年月がかかるでしょう。
「次元」という原語は「density」で、字義的には「密度」を意味しますが、本文では意識の程度によって周波数的に「異なるリアリティ(現実性)」を意味する語として、一般的に使われている「次元」という言葉で表現しています。

この周波数の上昇は、量子や量子を超えた微細なレベルで起きています。「周波数の上昇」とは人間の肉体と重なっているエーテル体やアストラル体、メンタル体、コーザル体などのエネルギーの体に含まれている「光」(宇宙の創造的なエネルギー)の密度が増すことによって起こっている現象です。そうした変化が松果体や脳波、さらにはDNAにも影響を与えています。そして、たとえ4次元的な現実への移行が起きても、3次元的な現実に生きていた時の自分が、すぐに消えてなくなるわけではありません。

なぜなら、変容のプロセスは、古い自分の特徴が徐々に薄らいでいき、新しい自分の特徴が強まっていくという形をとるものだからです。
人間よりも高密度の「光」を有するクジラ類(イルカ、クジラ、ウミガメを含む海洋動物)では、人間よりも大元の意識である「大いなるすべて」との結びつきが強いために、自己の本質についての気づきも高くなっています。

クジラ類と人間の脳波の違いは両者の「周波数の違い」、つまり「光の密度の違い」によるものです。「大いなるすべて」(All That Is)は、ここでは「創造主」や「神」を意味する言葉で、ソース(源)の意識であり、私たちの一人一人が「創造主」の一部であるという意味合いを含んでいます。

人々の意識の変化は、必ずしも地球の周波数の変化と歩調を合わせて進んでいません。そして地球と人間の意識の周波数に隔たりがあると摩擦が生じます。しかし、それはあくまでも一時的な現象にすぎません。強い決意を持てばあなたは必ず生まれ変わります。人々が変容を遂げるのはあくまでも時間の問題なのです。

水から霧に、そしてさらに霧から空気に変わろうとしている皆さんは、徐々に軽やかになっていきます。しかし、軽やかになりつつある今の段階で、自分の問題を解決しておかないと、さらに上昇を続けるのが難しくなるでしょう。

新しい世界に移行すればするほど、皆さんが抱えている未解決の問題が前面に出てくるからです。問題と向き合うことを妨げている最大の原因は皆さん自身にあります。皆さん一人一人の「自我」は皆さんが生まれ変わることを様々な手で阻もうとしてくるでしょう。

「いざという時には宇宙人が救ってくれるから大丈夫」とか、「この宗教を信じていれば私は間違いなく救われる」といった他力本願の姿勢は、自我が仕掛けてくる罠の一例です。こうした態度でいる限りあなたは自分の責任を果たせません。自我そのものはもともとネガティブでもポジティブでもありませんが、日常生活を取り仕切っている人格の部分に、力が集中しすぎると自我のうちに「ネガティブなエゴ」とも呼べる意識の全体性に対しての様々な制限を課す部分ができてしまいます。

ネガティブなエゴの特徴はその自己中心性です。それは意識の他の部分の体験を制限したり、コントロールしたりします。
ネガティブなエゴは、強大な権力を与えられて暴走した王様に例えることができます。
王様(自我→ネガティブなエゴ)は王国(顕在意識で自覚することができる物質的な現実)を統治して、人民(意識の他の部分であり、成長することを望んでいる全体的な意識)を保護する役目を与えられていますが、人民が王様の役割を認めて、一層の権限を与えるたびに、その力は強大になっていきます。

やがて王様は軍隊を作り、人民に国境の出入りを禁じたり、王国内での行動を制限するようになりますが、こうした行為は人民に対する妨害行為にあたります。あなたは自分で志願して自分自身と地球を再生するために生まれてきました。そのことを思い出してゆく時期になってきています。あなたが自分で決めてきたことを実行するという「自分自身への責任」を持って生きようとしない限り、それが反映された外側の世界の混乱はいつまでも続くことになるでしょう。

---owari---
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