「男性は、家庭のなかで模範的な存在でなければならない」ということは、言うまでもありません。
外においてだけ素晴らしく、家庭においては素晴らしくない男性であるならば、尊敬に値しません。外なる仕事が内なる犠牲の下に成り立っているならば、尊敬に値するほどの仕事をした人であるとは、とうてい言いがたいのです。
強き男性であるからこそ、優しさが溢れてくるのです。強くなければ、真に優しい男性とはなれません。 . . . 本文を読む
AKB48は今や国民的アイドルです。世界的にも人気があり、海外での公演や多くの外国人ファンが会うために日本を訪れています。
AKB48は最近では、最も成功した女性アイドルグループではないでしょうか。
今日はAKB48のお話です。先日、すみれママさん(「中高年がとまらない」のブログ作者)からショパンの素晴らしいピアノ協奏曲(第1番 ホ短調「第1楽章」)を教えて頂いた後にポピュラーな話題で申し訳ありません。AKB48さんは前から一度取り上げたかったテーマです。 . . . 本文を読む
「経済的な問題」での正義論を考えてみましょう。
昨年、日本でもよく取り上げられていたトマ・ピケティ(フランスの経済学者)はマルクスの『資本論』の現代版のような本(『21世紀の資本』)を書き、「累進課税を強化し、相続税をガッポリ取って、それで富をならせば、世界がよくなる」というような考え方を出していますが、これは、マルクスが『共産党宣言』のなかで言っていることと、まったく同じです。
ただ、これについても、「よくよく考えないと問題がある」ということを知っておいてほしいのです。 . . . 本文を読む
ポーランドが日本思いの理由は3つあると聞いています。
一つは「ポーランド人シベリア孤児への支援(救出)」です。1920年代はじめ、ロシア革命直後の混乱の中で親を失ったシベリアのポーランド人孤児765名を日本政府・日本赤十字が受け入れ、その後、祖国ポーランドに無事移送したことです。この件は、私のブログ「ポーランドの子供たちを救った日本」でお伝えした通りです。
二つ目は「日露戦争で . . . 本文を読む
ベートーベンの交響曲第5番「運命」は有名な作品です。
ベートーベンの名言には「運命」という言葉が多く出てきますが、やはり彼は「運命」の申し子と言わざるを得ない。彼は神を意識しており、人間の心は不死であると分かっていたのです。
その上で、音楽家にとって致命的ともいえる難聴という「運命」と闘い、後世に有名な交響曲やピアノ曲数多く残したのです。
20歳代後半頃より難聴が徐々に悪化し . . . 本文を読む