このゆびと~まれ!

「日々の暮らしの中から感動や発見を伝えたい」

「優しい」と「めめしい」は違う

2016年07月20日 | 人生

「男性は、家庭のなかで模範的な存在でなければならない」ということは、言うまでもありません。

外においてだけ素晴らしく、家庭においては素晴らしくない男性であるならば、尊敬に値しません。外なる仕事が内なる犠牲の下に成り立っているならば、尊敬に値するほどの仕事をした人であるとは、とうてい言いがたいのです。

 

強き男性であるからこそ、優しさが溢れてくるのです。強くなければ、真に優しい男性とはなれません。

その強さとは、責任感に裏打ちされ、「この世のなかにおいて、みずからの命を燃やさん」とする仕事のなかに発揮される強さでしょう。その強さあってこその優しさであることを忘れてはなりません。

 

男性が優しくなるということは、男性が女性化するということではありません。そんなことではないのです。

 

そして、真に優しき女性とは、勇気ある女性でもあります。

夫が、いかなる苦難・困難のなかにあっても、それを支え、励まし、偉業をなさしめるのは、妻の力です。

ここで要求されるのは勇気なのです。

勇気ある女性こそが、また優しいのです。

 

優しいとは、「弱々しい」「めめしい」ということではありません。優しさとは、逆に人間を強くしていくものです。それを忘れてはなりません。

 

強さあってこその優しさ。(仏法真理)

 

---owari---

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