「人生は先が分からないからよいこともあるのだ」と思ったほうがよいのです。
「一生懸命、精進しているけれども、自分の目の前に現われてくる、成功や失敗のなかに、天意を読み取っていく。『天の意志は、どの辺にあるのか』ということを、じっと読み取っていく」ということが大事です。
自分の計らい心だけでは、全部は分かりません。自我だけでは、とても分からないのです。
成功や失敗から、「このなかに、どういう天意があるのか。天は自分に何を教えようとしているのか」ということを謙虚に学び、感じ取っていく力が必要です。
そして、最後は、このように考えることです。
「自分としての最高の生き方というものは、
やはり、自分がいちばん生かされる生き方である。
他の人の立場と入れ替わることで、
自分が幸福になるわけではない。
自分に合った立場や職業、生き方で、
生かされることが最高なのだ。
天意によって生かされ、
自分の才能や精進によっても生かされる道が最高なのだ」
他の人の価値観や尺度に振り回されてはいけません。
人生には、周りの人の言うことを聞かなければいけない面もありますが、周りの人がいくら言っても、それを聞いてはいけない面もあります。一本、筋を通していく生き方も大事なのです。
「一本、筋を通していく生き方も大事」 (仏法真理)
---owari---
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