戦後、改革して悪くなったものは憲法だけではありません。民法もそうです。今の民法は、日本の家制度を完璧に破壊した“左翼民法”なのです。これについて、「間違っているところ」を考え直してみる必要があると思います。
「相続税をきつくしすぎたり、核家族やシングルの所帯ばかりを増やすような政策をたくさんつくったりするのは、よろしくない」と私は思っています。
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ここでは、単に夫婦生活のみならず、人生の一般論についても語っておきたいと思います。
人生とは、階段の上に生まれ、そこを生活の場としているようなものです。すなわち、そこは階段なので、一歩でも動くとすれば、上昇への道を辿るか、下降への道を辿るか、この二つしかないのです。
夫婦が誓い合って結婚したということは、「人生の途上において、二人の階段がどこかで交差し合い、同じ . . . 本文を読む
現実に数十年の人生を夫婦が一緒に生きていくのは、楽なことではないかもしれません。
生れてくる前に結婚を約束した相手であっても、地上で、二、三十年、生きてきた過程で、家庭環境や教育環境、生活環境、その他によって、自分とは、ずいぶんと考え方が違ってきています。そのため、相手の考え方の一つひとつが不思議に見え、違和感があるかもしれません。
二、三十年かかって形成されて . . . 本文を読む
仏は何ゆえに男女を結びつけ、終生変わらぬ愛を続けさせようとするのでしょうか。
実は、「家庭愛のなかには、ある意味で、すべてが含まれている」と言っても過言ではないのです。
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結婚の段階において、過去が満点である相手はいないのです。
したがって、結婚生活に乗り出した以上、結婚という舟に乗って人生の門出を果たした以上、たとえ旅の途中で嵐が来ようとも、雨が降ろうとも、風が吹こうとも、波が高かろうとも、相手の過去をあげつらってはなりません。「私は、百点満点の相手と結婚しなかったから、いま、こんなに不幸なのだ」と考えてはなりません。それは決して言ってはならないことです。
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