(責任感のある人を育てるには)・その人の「分限」を教えておくもちろん、無責任というのもいけません。「何でも好きなようにやれ。責任は俺が全部、取ってやる」と言うのは簡単ですが、実際にはなかなか取れるものではないので、口だけでは駄目なのです。こうしたことに関して、私は相手の癖(くせ)や傾向(けいこう)などを見ていって、「〇〇さんにこの仕事を任せたらどうするだろうか」と想像したら、「このあたりで危なくな . . . 本文を読む
(たとえ失敗の確率が高くても、大きな目標を掲げよ)大きく考えたからといって、それで、即、結果が出るわけではありませんが、最初から小さく考えるのは、あまりよいことではありません。「志は大きく持ち、仕事は手堅く進めていく」という両面が必要です。考え方が小さいと、基本的には大成功はないのです。「目標を下げて、できるだけ、失敗の確率を減らし、成功の可能性を高める」という考え方は、勤め人の保身のためには大事 . . . 本文を読む
(受験秀才には物事を悪く考える癖がある)特に、受験勉強をやりすぎると、ミスを恐(おそ)れる心が非常に強くなってきて、「あらかじめ悪いことを考える」という癖(くせ)がついてきます。あらかじめ悪いことを考えておけば、実際の結果は、それよりも少しよかったり、ずっとよかったりすることが多いので、物事を、なるべく低めに悪く見る癖がついてくるのです。これが秀才の最大の問題点だと思います。秀才になるほど、そうい . . . 本文を読む
(考え方が小さいと、それ以上の成功はない)考え方が小さいと、大きな成功はないのです。「一生、給料がもらえて、生活が安定していればよい」と思うのなら、人の目にあまり刺激(しげき)を与(あた)えるようなことはせずに、周りの人たちと仲良くやっていくだけでよいかもしれません。 &nb . . . 本文を読む
(光明思想に学んだ“Think Big !”という考え方)十代後半のころの私は、口を開けば、大きなことを言っていたような気がしますが、内心では、そうではなく、あれこれと自分を責め、いろいろな失敗や欠点、人から言われたこと、うまくいかなかったことなどを、わりにクヨクヨと考えるタイプでした。また、二十代前半にも、どちらかといえば、そういう傾向(けいこう)は強かったと思います。外 . . . 本文を読む