(日本人の多くは「考え方の力」を知らない)「大きく考えよう!」というのは、一見、当たり前のことのようですが、意外に教えてくれないことです。学校でも教えてくれませんし、社会に出ても、教えてくれる人は、ほとんどいません。たまたま、ものの本で読むことはあっても、自分とは違う世界のことのように感じてしまい、自分の問題としては感じられないことが多いのです。そのため、みなさんは、“Think Bi . . . 本文を読む
(東南アジア・ロシア・台湾との友好関係を)外交においては日米同盟の強化に加えて、東南アジアや南アジアに友好国を増やし、経済・安全保障面での連携を一層強化すべきです。現在、中国は「一帯一路」構想を実現するために、経済支援の名のもとに巨額の債務を対象国に負わせていますが、返済不能になった場合、中国にインフラ設備の運営権を奪われるリスクがあります。その代表例が、スリランカです。2010年、親中派ラジャパ . . . 本文を読む
(日米同盟がアジアの平和の背骨)現在の米中対立は、貿易面だけでなく。「自由主義対社会主義・共産主義」というイデオロギーの対立を背景にした「新冷戦構造」の中で起きています。安倍政権は八方美人型外交でうまく立ち回り、日米同盟重視を強調しながら、中国にもすり寄って経済的利益だけは得たいという「漁夫の利」型のやり方を続けていますが、それでは米国の信頼を損なうことになります。これからの日米同盟を強固なものと . . . 本文を読む
(最強国との同盟強化が外交の基本)世界最強のスーパーパワーであるアメリカのほうが「国論をはっきり変える」ということであるならば、やはり、日本としてもその流れのなかに入るべきでしょう。アメリカや日本は、経済的にもう一段の充実を図り、その力を背景にして世界的なリーダーになれる道のほうがよいのではないかと思っています。米国の対中政策の転換の背景として、これまでの外交政策について本格的な反省が始まっている . . . 本文を読む
(ついに米国が中国の覇権潰しに舵を切った)「終身主席」を可能にした習氏の野望に、トランプ大統領が立ちはだかりました。ニクソン政権以降の「関与政策」を大転換し、中国の覇権主義を封じ込めるため、次々と手を打ち始めたのです。2017年12月、トランプ政権はまず「国家安全保障戦略」を発表しました。これは政権が代わるごとに議会に提出される重要な方針ですが、就任1年目に早々と発表されるのは今回が初めてです。選 . . . 本文を読む