京都にお住いのTT先輩から投稿頂きました。コメントの一部を転載させて頂きます。
すーさん、先日島根県安来市にある足立美術館に行ってきました。
この美術館は足立全康(アダチ ゼンコウ)さんが昭和45年11月に集めた美術品の展示の建物と庭を
造ったそうです。
絵画はご本人が心底ほれた横山大観の絵の特別展示室があり「紅葉」そのほか18点があります他に18人ほどの
作品があるのと童画や木彫と蒔絵北大路魯山人の陶器がありますが、建物の中の絵画は撮影できませんので
専ら、庭を撮りました。(上の画像は公式HPより拝借)
アメリカの日本庭園専門誌で2003~2007年の5年連続で第1位を取っています。庭の中には入れず建物の中から見るのですが、手入れが完璧です。
やはり、観光客には触らせないように出来ています。
春・夏・秋・冬どの季節も素晴らしいのですが特に秋は美しいそうです。
7箇所ほどが名前のついた庭になっています「迎賓の庭・寿立庵の庭・苔庭・枯山水庭・・・・」京都の庭など色々見てきましたがこれほど雄大で繊細で手入れの完璧なのは初めてです 人生で一度は見ておく価値は有ります 少し多くなりますが写真添付しますと・・
秋の足立庭園画像を沢山送って頂きました。
島根県安来市にある足立美術館は、「名園と横山大観コレクション」で有名ですが、創設者 足立全康(あだちぜんこう)
さんの強い願いがあってのことだそうです。
公式HPで調べたものを下記に抜粋します。
足立全康は明治32年(1899)2月8日、能義郡飯梨村字古川(現、安来市古川町―美術館所在地)
に生まれました。小学校卒業後すぐに、生家の農業を手伝いますが、身を粉にして働いても報われない両親を見るにつけ、商売の道に進もうと決意します。14才の時、今の美術館より、
3kmほど奥の広瀬町から安来の港までの15kmを大八車で木炭を運搬する仕事につきました。運搬をしながら思いついたのが炭の小売りで、余分に仕入れた炭を安来まで運ぶ途中、
近在の家々に売り歩き、運賃かせぎの倍の収入を得たことがいわば最初に手掛けた商いといえます。その後紆余曲折、様々の事業を興し、戦後は大阪で繊維問屋、不動産関係などの事業
のかたわら、幼少の頃より興味をもっていた日本画を収集して、いつしか美術品のコレクターとして知られるようになっていました。
また若い頃から何よりも好きであったという庭造りへの関心も次第に大きくなっていったのです。そして
ついに昭和45年、71才の時、郷土への恩返しと島根県の文化発展の一助になればという思いで、財団法人足立美術館を創設したそうです。
公式HPはこちらをクリック
・・・つづく・・・