日本のメディアは、兵庫知事選以降、特に、「オールドメディア」呼ばわりされて、斜陽産業扱いされている。
日本だけではない。
アメリカも同じ。いや、アメリカの方が「オールドメディアの劣化」は一歩先を進んでいるようだ。
アメリカでも、道徳や倫理が衰えている。利益至上主義に走っている。
だから「コモングッド」(共通の善、公益)が求められている。
例えば。
1972年、ニクソンの時代、国民の72%はメディアを信用していた。
44年後の、2016年のトランプ大統領戦では、マスメディアを信頼できると回答したのは、わずか18%のみ。
44年経って、マスメディアの信頼は、上がるどころか、72%から18%に減った。
なぜか。
メディア・記者が、注目度ばかりを競っているから。
注目度を競い合う「コンテンツ・プロバイダー」に変貌したから。
つまり、「注目されるコンテンツを提供する人」ってこと。
社会のためとか、平和のためとか、正義のためとか、人権のためではなく、「注目されるため」に仕事しているってこと、、、
なぜか。
なぜか。
メディアに倫理がなくなってきたから。
メディア・報道機関が、「利益の最大化のためには何でもする」って精神で働いているから。
なんとなくはわかっていたことですが、こうやって明快に「メディアはコンテンツプロバイダー」って言われると、なるほどと思いますね、、、