川塵録

『インテグリティ ーコンプライアンスを超える組織論』重版出来!

コンプラを変え,会社を変え,日本を変える!

報道記者の成れの果て

2024年12月22日 | メディア/SNS
日本のメディアは、兵庫知事選以降、特に、「オールドメディア」呼ばわりされて、斜陽産業扱いされている。

日本だけではない。

アメリカも同じ。いや、アメリカの方が「オールドメディアの劣化」は一歩先を進んでいるようだ。

アメリカでも、道徳や倫理が衰えている。利益至上主義に走っている。

だから「コモングッド」(共通の善、公益)が求められている。

例えば。

1972年、ニクソンの時代、国民の72%はメディアを信用していた。



44年後の、2016年のトランプ大統領戦では、マスメディアを信頼できると回答したのは、わずか18%のみ。


44年経って、マスメディアの信頼は、上がるどころか、72%から18%に減った。

なぜか。

メディア・記者が、注目度ばかりを競っているから。

注目度を競い合う「コンテンツ・プロバイダー」に変貌したから。

つまり、「注目されるコンテンツを提供する人」ってこと。

社会のためとか、平和のためとか、正義のためとか、人権のためではなく、「注目されるため」に仕事しているってこと、、、


なぜか。

メディアに倫理がなくなってきたから。

メディア・報道機関が、「利益の最大化のためには何でもする」って精神で働いているから。


なんとなくはわかっていたことですが、こうやって明快に「メディアはコンテンツプロバイダー」って言われると、なるほどと思いますね、、、



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