1977(昭和52)年、日本赤軍が起こしたダッカの日航機ハイジャック事件で、福田赳夫首相が「一人の生命は地球より重い」と述べて、身代金(当時のレートで16億円)の支払いと、日本で服役・拘留中の犯人6人の釈放を認めた。
16億円にもビックリだが(本当に支払われたんでしょうね)、釈放された6人中、3人は今でも海外逃亡中。。。
80歳くらいだから、海外の医療とか保険とかの事情を考えると、生きている可能性は高くない。
こちら(ウィキ)
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このダッカのハイジャック事件の福田赳夫「一人の生命は地球より重い」には、今の価値観でもビックリのトンデモ発言・措置。
昭和一桁(以前)の方は、戦前(ダッカ事件より30年ちょっと前)には「身を鴻毛の軽きに置いて」忠死するよう求められていた。
鴻毛の軽さの生命が、30年経って地球より重くなった。
だからみんな椅子から転げ落ちるほど、目の玉がでんぐり返しするほど、あごが落ちて地面でバウンドするほど、驚いたらしい。
しかも、「もっと驚いたのは、メディアが挙(こぞ)ってこの言葉を託宣のごとくに引用し、一片の疑念をも呈さなかったこと」(竹本忠雄)。
政治家のみならず、メディアは今も当時も、なんだかなぁ、軽薄というか浮薄というか、、、頼りないですね。