川塵録

『インテグリティ ーコンプライアンスを超える組織論』重版出来!

コンプラを変え,会社を変え,日本を変える!

上司が使うべき枕詞  「私の責任ですが、、」

2024年12月23日 | リーダーシップ・コミュニケーション
部下の全てのミスは上司の責任。

特に、私みたいな、資格ある職業では、そう。アソシエイト弁護士とかならともかく、秘書・パラリーガルさんのミスは、すべて私=代表弁護士の責任。

ってか、私の事務所なんか、私がボスで私の名を関しているから、アソシエイト弁護士のミスだって、すべて私の責任。

ミスをするような部下を採用した私の責任。
部下を適切に教育できなかった私の責任。
ミスをするような部下にその仕事をさせた私の責任。

要するに、私の場合は特に、部下の全てのミスは私の責任。

____________

だから、事務所内でコミュニケーションミスをしたときに、二度とミスをしない対策を練るために、ミス原因を究明するときに、私は、部下に対して

すべては私の責任ですが、、

的に、「まずは私が責任を負います」ということを、最初に明らかにするようにしている。

____________

そして、こういう「自責の枕詞」で会話を始めると、部下は不思議と言い訳をしない。むしろ「いえ、私もすみませんでした、、、」と自責の言葉を言ってくれることが多い。

上司が自責するから、部下も自責する。

心地よい瞬間。

____________

世の上司のみなさま。

ミス分析における部下との会話を、「私の責任ですが、、」で開始されることをおすすめします。
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私の本籍は4代前の愛知県岡崎市

2024年12月23日 | 親孝行
私の本籍は、愛知県岡崎市矢作町。4代前の先祖がいました。

いまだに、4代前の祖先のいたところを本籍とするのは、珍しいですね、って言われました。

そういうもんですか。

私の父親が(自分では住んだこともないのに)、愛知県にルーツを持つことを誇りに思っていた。か、こだわっていた。

その父の意を受けて、本籍は変えていない。

私の子どもたちにも、「本籍は愛知にしとけ」って伝えることになるのか、、、
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宗族、氏族、一族

2024年12月23日 | English/language
加地伸行さんの、論語講義を受けていたら、日本の「一族」は中国では「宗族」だと教わった。

韓国では「氏族」かなと思ってChatGPTに聞いたら、YESだった。

~~~以下ChatGPT引用~~~

中国、韓国、日本における「宗族」「氏族」「一族」には、いずれも家族や血縁を中心とした集団という意味がありますが、それぞれに文化的・歴史的な違いがあります。

1. 中国(宗族)

中国での「宗族」は、血縁や祖先に基づいた集団で、特に家系や姓を中心とした親族関係を指します。「宗族」は、一般的には同じ姓を持つ人々の集まりを意味し、同じ祖先を称えるという側面が強いです。中国の「宗族」は家族や親族内で、特に祖先崇拝や先祖を敬う儀式、墓地の管理などが重要な役割を果たします。

特徴
    •    姓(家名)を中心に集まる。
    •    祖先崇拝や宗教的な儀式が重視される。
    •    家系の名誉を守ることが強調される。

2. 韓国(氏族)

韓国で「氏族」(しぞく)とは、同じ姓を持つ人々を指しますが、特にそのルーツや祖先に結びついたものです。韓国では「氏族」という言葉は、家系を示すだけでなく、先祖の土地や家訓、伝統などが重視されます。特に韓国の氏族は、特定の地域に多くの同姓の人々が集まり、独自の祭りや儀式を行うことがあります。例えば、「金(キム)氏族」「李(イ)氏族」などがあり、これらの氏族はその姓を持つ人々の全体を指します。

特徴
    •    同じ姓を持つ人々の集まり。
    •    祖先や家系、祭祀(さいし)を重視。
    •    地域ごとに氏族が形成されることも。

3. 日本(一族)

日本における「一族」は、同じ姓を持つ血縁関係者の集まりを意味します。日本の「一族」は、一般的に家族や親族の範囲を広く捉える言葉で、特に古代や中世には、武士階級や貴族階級の家系を指すことが多かったです。例えば、「源氏一族」「平家一族」 などのように、特定の家系を指して使われます。日本では「一族」という言葉は、家族や親族の枠を超えて、家系や家名を重んじる文化が強調されます。

特徴
    •    血縁関係者を広く含む。
    •    武士や貴族などの家系や名誉が重視される。
    •    同じ姓を持つ集団だけでなく、家訓や伝統を守ることが重要視される。

まとめ

    •    中国:宗族(同じ姓を持つ集団、祖先崇拝が重視される)
    •    韓国:氏族(同じ姓を持つ集団、祭祀や家系に重きを置く)
    •    日本:一族(血縁を超えた集団、家系や家名を重んじる)

それぞれの文化において、血縁関係を超えて家族や家系の名誉、儀式、伝統を守るという点では共通していますが、呼び方や文化的な背景には違いがあります。
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「勝ち馬に乗る」は英語で

2024年12月23日 | English/language
 メディアも国民も、9割くらい、いや私も、みんな勝ち馬に乗る。流行に従う。流される。

特に「民主主義」が蔓延してから、多数派に理があるみたいな(必ずしも正しくない)考えが広まっているし、、、

今の家庭連合の宗教問題も、解散命令請求が否定されれば、メディアさんも「それ見たことか」的に、適切な手続きではなかった的な報道を続けることでしょう。

その「勝ち馬に乗る」は英語で…

  • “jump on the bandwagon”
  • “back the winning horse” 
  •  “ride the wave of success”

一番最初のjump on the bandwagon のみ聞いたことがある。
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パトリシア・デュバル仏弁護士の国連への意見書2つ ー入口も出口も

2024年12月23日 | 法律・海外法務
フランスの人権弁護士・パトリシア・デュバル女史は、家庭連合に関連して、これまで、2つの意見書を、国連に提出した。

1 2014年
 家庭連合信者・後藤徹さんが12.5年も監禁された件について、「ひっどい人権侵害が日本で行われている」との報告書を、パトリシア弁護士が国連に提出。
 それを受けて、国連は、日本政府に「そんな酷い仕打ちはよせ」と勧告。

 国連の勧告はコチラ 原文(8頁 21項)

 その勧告を受けて、後藤徹さんの民事裁判の高裁判決は、拉致監禁を判決書で15度も「違法」と表現。

2 2024年
 2024年9月、日本の宗教法人法81条の解散要件に、不明瞭な「法令」とか「公共の福祉」とかいう文言があるのが、国際人権規約18条違反だ、という意見書を国連に提出。
 そのうち、国連から、日本政府に対して、「おい、無茶な解散名声請求はよせ、早く取り下げよ」っていう勧告が下るかもしれません。

 過去記事(ちょっと詳しく書きました)

____________

要するに、

1️⃣2014年:拉致監禁は人権侵害!
     (→国連は日本政府に勧告)

2️⃣2024年:宗教法人法81条の「法令」等の解散要件は国際人権規約18条違反!


これらから分かるのは、家庭連合の解散請求の、「入口(最初)」も、「出口(最後)」も、国際法的におかしい、ということ。

____________

パトリシア弁護士は、来年、日本に来て、この辺をしっかり日本国民・メディア・識者に対して、語ってくれるかもしれません。
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入信するとは  -西田公昭氏のマインド・コントロール論の間違い

2024年12月23日 | 人間心理・心理学
「マインド・コントロール論者」の西田公昭氏が、また放言している。

この方は、「軍国主義もマインド・コントロール」と呼ぶ御仁。


まあなんでもマインド・コントロールと言ってしまうお方。

ライターの窪田順生さんが、この西田公昭さんに「洗脳」について話を聴いている。


この記事で、西田公昭氏が、

旧統一教会の場合、どういう宗教なのかを隠したり嘘を用いたりして勧誘をして、よくわからないまま入信して抜けられなくなった人もいます。

と書いている。

しかし。

「よくわからないまま」入信するなんてことは、絶対にないはずだ。

人が「信仰を持つ」ということは、人間が人生で行う自己決定の中でも、最も重要で、最も価値の高い行為。

志望大学を選ぶ、就職先を選ぶ、配偶者を選ぶ、、、

人生にはいろんな大きな選択がある。

その、学校とか会社とか配偶者を選ぶのと、同じか、いやそれ以上に大事なのが、「自分が何を信じるのか」ってこと。

これは要するに自分のアイデンティティ。内心。学校とか勤務先よりも、重要。内面に関わる。

そして、信仰に入る、つまり入信する場合、その教義・教えに、

  • 心に響く教化
  • 啓示的な導き
  • 普遍的な真理
  • 心霊的な感化

がなければ、人は入信しない。

こういう啓示的、宗教的、根源的な「何か」があるから、自己決定の中で最も大事な、信仰を選ぶ。

決して、「よくわからないまま」入信することはない。

西田公昭氏の言うことは、間違っている。
彼の言うことこそ、「よくわからない」。


 
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宇多田ヒカルもラインホールド・ニーバー

2024年12月23日 | No music, no life.
今日聞いた話。

宇多田ヒカルの歌に、ラインホールド・ニーバーの祈りが入っている。

ChatGPT:

宇多田ヒカルさんの楽曲「Wait & See ~リスク~」の歌詞には、アメリカの神学者ラインホルド・ニーバーの「ニーバーの祈り(Serenity Prayer)」からの引用が含まれています。

具体的には、以下の部分が該当します:

変えられないものを受け入れる力
そして受け入れられないものを
変える力をちょうだいよ

これは、「ニーバーの祈り」の一節である以下の部分と対応しています:

神よ、変えることのできないものを静穏に受け入れる力を与えてください。
変えるべきものを変える勇気を、
そして、変えられないものと変えるべきものを区別する賢さを与えてください。

この祈りの言葉は、多くの人々に深い感銘を与えており、宇多田ヒカルさんもその影響を受けて楽曲に取り入れたと考えられます。 

Note

「Wait & See ~リスク~」は、2000年4月19日にリリースされた宇多田ヒカルさんの5枚目のシングルであり、歌詞の中で「ニーバーの祈り」の一節が引用されています。 
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同窓会とか忘年会で何を言うか

2024年12月23日 | リーダーシップ・コミュニケーション
【ちょっと毒を吐きます】

忘年会シーズン。

「一人一言、今年を振り返って」とか「来年の抱負を」とか、人前で何か言う、みたいな機会が与えられます。

そこで何を言うか。

いろんな人の「一言」を聴いていると、そこに人格というか識見というか能力が垣間見える。

独りよがりの、「自分語り」を延々とされても、、聴いていて何も面白くなく、酒不味くなるよ、とか、時間の無駄だよ、とか思ってしまう。

「人前で話す」ということは、人様の時間を奪うこと。
10人の前で3分話すということは、人様の人生を合計30分奪うこと。

そういう緊張感を持って、「聴いている人にVALUEを与える」気概を持って、話したいものである。

残念なのは、同窓会的に、何十年ぶりに会うのに、「息子の塾の成績が上がりまして、、、、テヘ」的に、なーーーーーーーーーーんにも面白くないことを言う人。

あぁ、この人は、「聴いている人にVALUEを与えよう」と思っていない。

今まで何十年、ずっと、周りを明るくしようとか、周りを幸せにしようとか思ってこなかったんだな。

そこまで私は思ってしまう。

私が掲げるインテグリティってのは、要するに「他者へのリスペクト」と表現できる。道徳も倫理も同じようなもの。

人前で喋るときに、聴いている相手にVALUEを与えようとしない、利己的な人、他者へのリスペクトがない人とは、私は距離を置くことにしています。

人脈にも新陳代謝が必要。
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『共感バカ』の池田清彦さん

2024年12月23日 | 人物
池田清彦さんは生物学者。何冊か読んだことがある。

現代日本を読み解くキーワード「共感」について学ぼうと、池田さんの『共感バカ』を読んでいたら、、、

家庭連合について、鈴木エイト氏よりも過激な発言が出てきた。






自民党の政策は「すべて旧統一教会の差し金である」、、、


じ、自民党が「旧統一教会の政治支部」だって、、


だから自民党も「最恐のカルト集団」だって、、、

それ以外はバカバカしくて引用する気にもなれない。

こういう学者さんがいらっしゃる(ちなみに山本太郎ファン)、というだけで、勉強になりました。

「共感バカ」を揶揄されていらっしゃいますが、安倍事件後の世論にはしっかり共感されているようです。





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『論語と算盤』のウソ

2024年12月23日 | 古典・漢籍
渋沢栄一の『論語と算盤』は、論語と謳っているが、実は他の古典からもたくさん引用している。

だから加地伸行さんは、『中国古典と算盤』ってタイトルが正確、って言っている。


その通り。

そこで、この考えを検証すべく、私が、手元の『論語と算盤』で、論語からの引用と、それ以外の古典からの引用を数えてみました。

  1. 論語:29(40%)
  2. それ以外:43(60%)

でした。どこからの引用か分からないのが5つくらいあり、それは除いています。

この数字からも、『論語と算盤』ってのは、やや「盛った」タイトルだということが分かりました。

何事も数えてみるものですね。定量化は大事ですね。


 
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五十沢二郎の孟子 -一歩の違い

2024年12月23日 | 古典・漢籍
人間と禽獣の差は、ほんのわずかな一歩でしかない。
愚かな人には、一歩が踏み出せない。
賢い人は、その一歩を第一歩とする。

原文:
 孟子曰く、人の禽獣に異なる所以の者は幾(ほとん)ど希(まれ)なり。
 庶民は之を去り、君子は之を存す。 

____________

勇気ある一歩を踏み出せるかどうか。
勇気ある一言を言えるかどうか。

そこが違う。
そこだけが違う。


 
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五十沢二郎の論語  -君子の儒となれ

2024年12月23日 | 古典・漢籍
唯一人といわれるような人間から、合掌されるような男になれ。
俗衆の拍手を浴びるような男になるな。

(原文:君子の儒となれ、小人の儒となるなかれ。)

五十沢(いざわ)二郎訳。

____________

ぶっ飛んだ、すっばらしい、五十沢二郎の論語。

今風にいう「超訳」に近い。

論語を思いっきり身近にしてくれる。


 
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日経ヴェリタス 紙は休刊

2024年12月23日 | 業務効率化・ライフハック
日経ヴェリタスも紙が来年春に休刊、、


なんでも電子の時代ですね。

電子になると読まなくなっちゃうんですよね、、、

世界日報も電子で取ってますが、毎日読んでいるわけではなく、、、
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「愛と義の楕円形」の3000年の変遷

2024年12月23日 | 宗教
愛と義の楕円形(内村鑑三)。両者のバランスが大事。

旧約聖書の時代は、「義」が強かった。

イエス以後に「愛」が広まった。新約聖書の時代。

特に、ルネサンス以後は、宗教が担ってきた「愛」が、ヒューマニズムにその場を奪われている。

宗教のプレゼンスが落ちている。人は宗教を必要としなくなっている。

 参考過去記事 (宗教の役割が減っている)
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愛と義の楕円形

2024年12月23日 | 宗教
内村鑑三は「愛と義の楕円形」を説いた。

愛だけではダメ。
義だけでもダメ。

そのバランスが大事。


長い目で見れば、近世以前、中世までは、「義」が強かった。
神は怖かった。遠かった。

近世以降、「義」よりも「愛」が強くなった。
神は身近になった。我々の内心に降りてきた。
個人主義、ヒューマニズムに影響されて。

そして現代、「義」がほとんど忘れ去られている。

____________

私が弁護している家庭連合でも、コンプライアンス宣言をした2009年とか、創始者文鮮明が亡くなる2012年までとか、または名称を家庭連合に変更した2015年くらいまでは、「義」的な色彩が強かった。

しかし、ここ最近、特に家庭連合になってからは、「愛」が強いんじゃないだろうか。

いいとか悪いとかではなく。

いずれにせよ、「愛と義の楕円形」は、とても大事だと思う。
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