部下の全てのミスは上司の責任。
特に、私みたいな、資格ある職業では、そう。アソシエイト弁護士とかならともかく、秘書・パラリーガルさんのミスは、すべて私=代表弁護士の責任。
ってか、私の事務所なんか、私がボスで私の名を関しているから、アソシエイト弁護士のミスだって、すべて私の責任。
ミスをするような部下を採用した私の責任。
部下を適切に教育できなかった私の責任。
ミスをするような部下にその仕事をさせた私の責任。
要するに、私の場合は特に、部下の全てのミスは私の責任。
____________
だから、事務所内でコミュニケーションミスをしたときに、二度とミスをしない対策を練るために、ミス原因を究明するときに、私は、部下に対して
すべては私の責任ですが、、
的に、「まずは私が責任を負います」ということを、最初に明らかにするようにしている。
____________
そして、こういう「自責の枕詞」で会話を始めると、部下は不思議と言い訳をしない。むしろ「いえ、私もすみませんでした、、、」と自責の言葉を言ってくれることが多い。
上司が自責するから、部下も自責する。
心地よい瞬間。
____________
世の上司のみなさま。
ミス分析における部下との会話を、「私の責任ですが、、」で開始されることをおすすめします。