私にはいつも通りですが、今朝の国会議事堂前から、東方、丸の内方面。
朝6時半ころかな。
これはそこに至る、首相官邸脇の坂。
いつもここを懸命に坂ダッシュ。
____________
この風景を見ながら私が毎朝イメージしているのは、ベン・イェフダー。
イスラエル建国時の、ユダヤ人。
言語を作った。
国の言語を作った。
イスラエルの言葉を作った。
2000年、ユダヤ人が祈りのときにしか使わなかったヘブライ語を、シオニズム(イスラエル建国)運動に合わせて、日常に使える言語として復活させた。
「国の言語を作った」人は、空前にして、間違いなく、絶後。
ほぼ1人で。
その「ヘブライ語の父」ベン・イェフダーは、朝焼けから浩然之気を養っていた。黎明に散歩することを日課にしていた。
そして私と同じく、スタンディングデスクで仕事していた。
「毎朝ベン・イェフダーを思ってランニングしている奴」はたぶん日本で私だけだろう。
ベン・イェフダーも、100年後の日本に、自分(ベン)を慕う日本人がいるなんて思わなかっただろう。
偉人の魂は、こうして受け継がれていく。