上郡町の小野豆は、県道から車で2キロ上がった高い山に広がる集落で、大きな枝垂れ桜があります。こんな高いところに集落があることも驚きですが、起源は平家の落人だそうです。
今、大河ドラマの「鎌倉殿の13人」は源氏の物語ですが、その源氏に追われた平家が、この兵庫の山奥まで逃げ延びて来たことに歴史を感じます。
3年前にこの小野豆の枝垂れ桜を見ていて、その枝振りがすごかった記憶があったのですが、今日見た桜は、横のソメイヨシノよりも貧相に見えました。
多分、枝をだいぶ切ったのでしょう。少し残念でした。
この集落の少し上からは瀬戸内海が見えるのですが、海のほうがやや煙っていて、こちらも残念でした。
春は桜から。
今年も楽しめました。