昨年の5月、岡山県津山市阿波(つやましあば)にある「もえぎの里あば温泉」を目指して行ったのですが、運悪く温泉は臨時休業でした。調べて行ったのですが、突然の休業になったようで、私と同じように訪れていた方もいました。もう二度と行くもんか、とそのときは怒っていたのですが、因美線沿いのドライブは景色が雄大だったので、また行きたくなりました。
そこで、世間の連休明けの今日、再びあば温泉を目指して出かけました。温泉もレストランもやっていることを、前回よりもしっかり確かめてです。あば温泉のLINE登録もしました。
昨日の豪雨と打って変わって今日はいい天気になる、と確信して出かけたのですが、美作、津山を走っているときは雨が降ったり止んだり。晴れの国、岡山、頑張ってと願いながらドライブしました。
あば温泉には12時前に到着して、レストランで昼食後、温泉に浸かって仕事で疲れた身体をいたわりました。幸い天気もよくなってきました。
泉質は肌に優しく、少しぬめりがあり、とても温まるいいお湯でした。温泉から出て、再びレストランでケーキセットをいただき、昨年の悪い印象を払拭しました。阿波はとてもいいところでした。
帰りは、西粟倉村の道の駅あわくらんどに行きたかったので、因美線沿いを鳥取に向かい、智頭町に出るルートを選択しました。智頭まで20kmほどだったのですが、この道はすごい山道。舗装はされているもののトンネルもない峠越えの道で、ミラーもガードレールもないカーブ連続道です。すごいスリリングなドライブでした。
阿波と智頭町の間には分水嶺があり、阿波から津山市は流れる川の水は瀬戸内海、智頭町を流れる川の水は日本海へ注ぎます。山が険しいのは当然かもしれません。ただ、険しい道でしたが、智頭町に着くまで、対向車も後ろから追いついてくる車も全くありませんでした。
そして、やっと峠を越えたところに展望できる場所がありました。
そこにあった案内板には、次のような住所が、、。
口宇波(くちうなみ)駒毛面(コマケズラ)
なんか不思議で、おもしろくなりました。
智頭町を流れる千代川(せんだいがわ)に馬渡瀬橋という橋がありました。読みは「まわたせばし」だそうですが、この地方には馬に関係するような地名がたくさんあるようです。