浜坂温泉で泊まり、朝食を食べてから浜坂の町を散策しました。
浜坂駅には、孤高の登山家「加藤文太郎」さんの資料コーナーがありました。
加藤文太郎さんの名前は、新田次郎さんの小説「孤高の人」で知っていました。
「孤高の人」は、加藤文太郎さんの生涯を小説にしたもので、新田次郎さん山岳小説の傑作です。
高専のとき、この小説を読み、生死をかえりみずに冬山に突き進んでいく加藤さんの凄さに圧倒されました。通学電車の中で熱中して読み、降りる駅をよく通り越していました。
その加藤文太郎さんは浜坂生まれです。この加藤さんを追うように植村直己さんが世界の山を単独行で制覇していきましたが、彼は浜坂のある新温泉町の隣の豊岡市出身です。最後は共に山で生涯を終えるのですが、それも宿命だったのかもしれません。
浜坂には加藤文太郎記念図書館もあり、彼を町の誇りとしています。
前置きが長くなりましたが、浜坂から鳥取城址に行きました。久しぶりの城巡りです。鳥取城は日本100名城の一つで、石垣が残る立派な城でした。
中でも、天球丸と名のついた曲輪にある巻石垣は、その迫力に感動しました。
さらに、この石垣曲輪の上の山頂に、山上の丸という曲輪群があります。
平城と思い、気安い気持ちで来てしまいましたが、鳥取城は巨大な山城とも言える城でした。
ボランティアガイドさんに、山上の丸への行き方を伺ったところ、かなり厳しい登りだそうで、最近、レスキューの出動要請が2回あったとのことでした。
スニーカーではなく、トレッキングシューズとストックをしっかり準備して、次の機会に挑戦してみます🙂
鳥取城のあと、白兎神社に向かいました。因幡の白兎伝説の地です。
縁結びにご利益がある神社で、たくさんの若者がお守りなどを購入していました。
ちょっとじいさんには不似合いな神社でした😆⛩️
途中、道の駅で魚のみりん干しやナシをゲットして兵庫旅、鳥取旅を終え、帰路につきました。あー面白かった😮💨🤗