1週間前の朝、敏美さんのスマホが鳴り、出てみると、隣のHさんからでした。
(捕らえたネズミの尻尾)
電話(固定電話)が繋がらないから、私にみてほしいという内容でした。
出勤前までまだ時間があったので、すぐに見にいくと、電話線(モジュールケーブル)が切れていました。
幸い、我が家に使っていないものがあったので、すぐに付け替えると無事復旧しました。
ケーブルが劣化していたのかな、とそのときは思い、よかったよかったで終わり、となるはずでした。
その次の日、再びHさんから連絡があり、今度は仏壇のぼんぼりの電気がつかないとのこと。見てみると、やはりコードが切られていました。
さらにまた次の日、またまた電話が繋がらないとの連絡。見てみると、またまたケーブルが断線してました。今度は緊急連絡用のアラートと電話機の間のコードでした。
もはや奴の仕業に違いありません。
チュウ公、ネズミです❗️
ネズミは自分の伸びた歯を磨ぐためにコードや柱などをかじるそうで、コードをかじられて、火災が発生することもあります。そうなると取り返しのつかないことになります。
その後、Hさんは眠る前に、電話機と仏壇のある部屋をしっかりと閉じ切るようにしたそうです。すると今度は、台所の水屋のヘリがかじられ、そのかじり跡が2か所見つかりました。どうやら、台所から侵入しているようです。
昨日、ネズミ取りホイホイと殺鼠薬品を購入して、ホイホイを台所に置きました。
そして、今日の朝、ネズミがホイホイに入ったと連絡が入りました。すぐに敏美さんが行くと、Hさんが棒でバシバシとネズミをたたいていたとのこと、、、。
(捕らえたネズミの尻尾)
ホイホイには入ったものの、どう処分していいか、わかりません。ネットで調べたら、ネズミの死体は可燃ゴミで出せるとのこと。さらにホイホイのネズミはまだ生きているので、ホイホイごと水につけて溺死させろということもわかりました。
その作業は嫌でしたが、私しかいないので、ネズミさんごめんなさい、と言いながらやりました。つらいよー😭
この騒動の間、ネズミのことを会社の同僚やテニス仲間にいろいろ聞きました。
ネズミの習性やネズミがかじるコードの材質と種類など、いろいろ教えてもらいました。さすがによく知っています。中には、ときどき天井裏を走ってるよ、とネズミと共生している方もいました。まったく問題にしてません😆
ネズミだけではありません。我が家ではアナグマ がお出まししました。
家の裏で、Hさんの仏壇のコードを短くしてスイッチの付け直し作業をしているとき、我が家の柵越しにアナグマ がやって来ました。おもしろかったので、すぐに敏美さんを呼んで外からアナグマ を見てもらうと、しばらく敏美さんと見つめあったあと、山側の側溝の下に入っていきました。
側溝は、庭の端の下を通るので、もしもアナグマ がここを棲家にしていたら、これまた問題になります。
調べてみると、アナグマ はその名の通り、穴を掘って巣を作るのですが、その穴を家の下にまで伸ばされて、家が傾くこともあるとのこと。
これまた大変だ、と思いその退治策を調べてみたら、なんとなんとアナグマ は狩猟免許がないと捕まえてはいけない動物とわかりました。シカと同じく、在来種はむやみに取れないんです。
外来種のハクビシンやアライグマは、ドンドン取れるのですが、アナグマ (正式にはニホンアナグマ)は保護する動物とのことでした。
それならば、アナグマ に来てもらわないようにするしかありません。
そこで、側溝の入り口と出口(我が家の敷地内)にネットをはりました。
アナグマ はムジナと呼ばれている動物です。ムジナというと、鬼太郎に出てくる妖怪のようなイメージを抱くのは、私だけではないのでは?
サルも来たし、ネズミからムジナもお越しいただきました。我が家でお目にかかっていない哺乳類は、あとイノシシとクマくらいです。
イノシシやクマが来たら、鬼太郎、助けてくれー😅