アーモーおやじ

テニスのときによく出る「アーモー」。これが口癖で、なんでも首を突っ込んでは失敗を繰り返しているじいさんの日記です。

チュウ公とムジナ現る⁉️

2022-06-23 14:06:00 | Weblog
 1週間前の朝、敏美さんのスマホが鳴り、出てみると、隣のHさんからでした。
 電話(固定電話)が繋がらないから、私にみてほしいという内容でした。

 出勤前までまだ時間があったので、すぐに見にいくと、電話線(モジュールケーブル)が切れていました。



 幸い、我が家に使っていないものがあったので、すぐに付け替えると無事復旧しました。
 ケーブルが劣化していたのかな、とそのときは思い、よかったよかったで終わり、となるはずでした。

 その次の日、再びHさんから連絡があり、今度は仏壇のぼんぼりの電気がつかないとのこと。見てみると、やはりコードが切られていました。

 さらにまた次の日、またまた電話が繋がらないとの連絡。見てみると、またまたケーブルが断線してました。今度は緊急連絡用のアラートと電話機の間のコードでした。
 もはや奴の仕業に違いありません。
 チュウ公、ネズミです❗️

 ネズミは自分の伸びた歯を磨ぐためにコードや柱などをかじるそうで、コードをかじられて、火災が発生することもあります。そうなると取り返しのつかないことになります。

 その後、Hさんは眠る前に、電話機と仏壇のある部屋をしっかりと閉じ切るようにしたそうです。すると今度は、台所の水屋のヘリがかじられ、そのかじり跡が2か所見つかりました。どうやら、台所から侵入しているようです。

 昨日、ネズミ取りホイホイと殺鼠薬品を購入して、ホイホイを台所に置きました。

 そして、今日の朝、ネズミがホイホイに入ったと連絡が入りました。すぐに敏美さんが行くと、Hさんが棒でバシバシとネズミをたたいていたとのこと、、、。


(捕らえたネズミの尻尾)

 ホイホイには入ったものの、どう処分していいか、わかりません。ネットで調べたら、ネズミの死体は可燃ゴミで出せるとのこと。さらにホイホイのネズミはまだ生きているので、ホイホイごと水につけて溺死させろということもわかりました。
 その作業は嫌でしたが、私しかいないので、ネズミさんごめんなさい、と言いながらやりました。つらいよー😭

 この騒動の間、ネズミのことを会社の同僚やテニス仲間にいろいろ聞きました。
 ネズミの習性やネズミがかじるコードの材質と種類など、いろいろ教えてもらいました。さすがによく知っています。中には、ときどき天井裏を走ってるよ、とネズミと共生している方もいました。まったく問題にしてません😆

 
 ネズミだけではありません。我が家ではアナグマ がお出まししました。

 家の裏で、Hさんの仏壇のコードを短くしてスイッチの付け直し作業をしているとき、我が家の柵越しにアナグマ がやって来ました。おもしろかったので、すぐに敏美さんを呼んで外からアナグマ を見てもらうと、しばらく敏美さんと見つめあったあと、山側の側溝の下に入っていきました。
 側溝は、庭の端の下を通るので、もしもアナグマ がここを棲家にしていたら、これまた問題になります。
 調べてみると、アナグマ はその名の通り、穴を掘って巣を作るのですが、その穴を家の下にまで伸ばされて、家が傾くこともあるとのこと。
 これまた大変だ、と思いその退治策を調べてみたら、なんとなんとアナグマ は狩猟免許がないと捕まえてはいけない動物とわかりました。シカと同じく、在来種はむやみに取れないんです。
 外来種のハクビシンやアライグマは、ドンドン取れるのですが、アナグマ (正式にはニホンアナグマ)は保護する動物とのことでした。
 
 それならば、アナグマ に来てもらわないようにするしかありません。
 そこで、側溝の入り口と出口(我が家の敷地内)にネットをはりました。





 アナグマ はムジナと呼ばれている動物です。ムジナというと、鬼太郎に出てくる妖怪のようなイメージを抱くのは、私だけではないのでは?


 サルも来たし、ネズミからムジナもお越しいただきました。我が家でお目にかかっていない哺乳類は、あとイノシシとクマくらいです。

 イノシシやクマが来たら、鬼太郎、助けてくれー😅

 




 

 

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覚えておきたい記憶、職人の目

2022-06-12 06:00:00 | Weblog
 facebookに投稿した7年前の今日の文章です。
 私の投稿としては、割と反響が大きな記事だったので、振り返ってみました🤗


 タイトルは「内輪話、職人の目」です。


「エライコッチャ」
 5月の連休で埼玉の実家であげた敏美さんの悲鳴。
 マグカップに湯呑みがはまって抜けなくなったのだ(写真はイメージ、マグカップは実物)。




 「任せなさい」学生時代に研究室で試験管やフラスコを割り尽くした私の出番だ。
 洗剤ヌルヌル作戦、氷and熱湯の熱膨張率利用作戦、万力押さえ作戦。
四苦八苦して試したが、すべてダメだった。

「湯呑みを割っていいか?」
と、おふくろに聞くと、
「また、誰かが外してくれるから、ほっといて。」
と言う。
 誰かってだれ❗️
 おふくろ愛用のマグカップだけでもと思ったが、結局、外せないまま大阪に帰った。

 
 その後、弟(埼玉県教育委員会選定で2015年のハツラツ先生となった数学教師)が、ピタゴラスの定理や、微分積分を駆使して挑んだが、歯がたたず。
 このときもおふくろは「誰かが外してくれるから」を連発したらしい。
 だから誰なんだ‼️

 
 一か月後、帰省。
 朝食。
 なんと、おふくろがあのマグカップで低脂肪牛乳を飲んでいるではないか⁉️
「ジェジェジェ(古いー)」

 聞いてみると、おふくろの弟のKさんが、外してくれたとのこと。
 いったいどうやって?
 おふくろ曰く、
「木っ端で横を叩いて、次にマグカップの底を叩いて、スポーンと外したよ」

 おふくろの「誰か」は、Kおじさんだった。
 推測すると、Kおじさんはマグカップを横から見て、湯呑みのわずかな傾きを見つけ、それを直してから、方向に注意して、一気に押し出したようだ。
 そんな方法はどこにもなかったし、何と原始的というか、物理的というか、、、

 Kおじさんは、おふくろが暮らす実家を40年前に建ててくれた大工さんである。今は引退してるが、大工職人歴65年。

 私と弟が歯が立たない仕事をなんなくやってしまった。私たちはいったい何を勉強してきたんだろう⁉️

 マグカップを眺めながら弟とそんな話をしていると、親父のことを思い出した。
 15年前に亡くなった親父は建具屋である。仕事場でカンナがけをしている親父の仕事を見るのが好きだった。カンナの中からカンナ屑が、天女の羽衣のように生まれてくる。あのカンナの刃は、カンナの先と元を木槌で叩き、目で見て調整する。木の種類や堅さ、削る深さを計算しての職人仕事だ。

 Kおじさんの口癖は、「俺は目がいいから大工を続けられたんだ」である。

 親父やKおじさんの目は、職人の目である。職人技とよく言われるが、それは手先の器用さだけではないとわかった。

 毎日、パソコンで原稿とにらめっこしている私の目は、職人の目と言えるのだろうか?  かなり衰えているような気がする。

 親父もKおじさんも、懸命に仕事をして、私たちを育ててくれたんだろうなあ😌



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虫干しと、キャンプみたいな生活

2022-06-08 14:34:00 | Weblog
 いい天気だったので、テントや寝袋の虫干しをしました。





 上郡に来てからはまったくキャンプをしていないので、5年以上もこのテントは使っていないことになります。

 子育てが一段落してから、敏美さんと2人で夏の北海道に行き、旭岳の下のキャンプ場で泊まったとき、あまりの寒さで眠れなかったことがありました。

 そのことからテントも寝袋もややいいものがいると思っていたところ、息子がプレゼントしてくれました。寝袋は山小屋でたびたび使ってますが、快適です。一方、テントはまだ2、3回ほどしか使っていません。

 上郡の田舎暮らしがキャンプの延長みたいです。昼ごはんを家の庭にパラソルを立ててその下で食べたり、ご近所さんと外で夕食したりもします。あえてキャンプに行くこともない生活が、キャンプから遠ざかった一因のようです。


 敏美さんが今年の夏の目標として
「キャンプに2回行くこと」
を提案しました。というわけで、今日の虫干しとなりました。

 さて、実現できるのでしょうか⁉️

 
 上郡に住んで3年7か月です。家の生活がほぼキャンプなので、このところテントみたいな家のまわりを少しずつ補修していってます。
 昨日は、縁側の外の台が高すぎるので、グラインダーで足を切断して低くしました。縁側との段差が少なくなり、洗濯物が干しやすくなりました。




 また、先日は庭にあった洗濯物干しが見苦しいということで、裏の倉庫の前に移しました。



 築40年近い家なので、家自体の補修はペンキ塗りくらいしかできませんが、家の周りの補修は遊びながらできるので、苦になりません😆
 ただ、基礎の石を動かすと中からムカデが出てきたり、休憩して作業をしようと外に出ると大きなアオダイショウが出てきたりと、スリリングな場面の連続です。


 

 

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毎日がスペシャルですよー、その2

2022-06-04 13:55:00 | Weblog
 先日は猿が我が家のジャガイモ畑を荒らしましたが、今日はムカデの話からです。

 昨日、職場に行くと、靴箱の扉に「ムカデが靴の中に入っているかもしれないので注意」という貼り紙がありました。
 なんでも、女子職員が靴箱から出した靴を履いたところ、靴の中にムカデがいて、それに咬まれたとのことでした。

 職場のまわりは山で、我が家と同じようなところです。私も毎朝、新聞をとりに外へ出たとき、プランターや植木鉢の下を点検しますが、毎日のようにムカデを見つけて退治します。今では、ムカデを見ても平気になりました😆 家の外ではですが、、

 今日の朝早く、敏美さんが寝室の壁時計の横で、壁に張り付いているムカデを発見しました。敏美さんの大声で目が覚めました。
 その次は台所です。またまた敏美さんがとぐろ状に丸くなっているムカデを発見。ムカデと思わず、触ってしまったそうです。

 いずれも退治できましたが、田舎暮らしではいつものことです。今年はマムシやヤマビルも多いという声も聞きます。


 こんな大変な田舎暮らしですが、良いこともたくさんあります。

 今、我が家は花盛りです。






 ホタルブクロが満開です。
 サツキとベゴニアも、いろいろな色の花盛りです。





 野菜の花も次々咲き出しました。ズッキーニ、カボチャ、キュウリ、ナス。







 そしてトマトの葉には、いつものカエルが休んでいます。




 そして今日、ジャガイモを収穫しました。メークインと男爵がたくさん取れました。



 草木や野菜だけでもありません。

 去年から飼っているメダカです。



 1週間ほど前、一番長生きで大きなメダカがぐったりと動かなくなり、すぐに別の水槽に移して薬を入れましたが、亡くなってしまいました。
 ぐったりとしたとき、もしかするとと思い、ホテイアオイを取り出してその根をよく見ると、卵がいくつか確認できました。



 そのホテイアオイを分けてしばらく観察していたのですが、今日、メダカの稚魚が泳いでいるのを見つけました。3匹です。
 亡くなったメダカは卵を産んで力尽き、子孫を残したのでは。小さなメダカに、命の尊さを教えられた気がします。


 前回は「猿は出るけど梅がとれて嬉しい」と書きましたが、今回は「ムカデは出るけどたくさんの草花や野菜、メダカで楽しい」と結びましょうか。


 こんな毎日はスペシャル以外のなにものでもありません😆





 
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