フォークソングの歴史を振り返るBSの番組があり、懐かしくて昔を思い出した。
1970年から1973年の間、いったい何があったのだろう。
岡林信康さん、吉田拓郎さん、かぐや姫がフォークはこうだ、とばかりに歌い、大活躍していた。
赤い鳥、五つの赤い風船、六文銭と、グループフォークも負けじと大学紛争後の学園祭で叫んでいた。
私の中学から高校時代である。
赤い鳥が出ている公開ラジオ生番組に行き、終電に乗れずに池袋から歩いて帰り、おやじにこっぴどく怒られたこと。
五つの赤い風船の日比谷野外コンサートに行き、満員で入れずに場外からわずかな音を探ったこと。
など、昨日のことのように覚えている。
私が大阪に来たのも、フォークソングの影響があったからだ。
五つの赤い風船が「遠い世界に旅に出ようか」と歌ったからだ❗️
六文銭が旅立ちの歌で「銀河の向こうへ飛んでいけ」と歌ったからだ❗️
かぐや姫が「東京で見る雪は最後だと」歌ったからだ‼️
それらすべてが1970年前後から1975年までの出来事である。
私は1975年の4月に大阪に来た。見るものすべてが新しく、別世界だった。
悩んでは泣き、喜んでは泣き、悔しくて泣きの連続だった。今でも続いているが、今は本当に涙が出るので厄介である😅
歌があってよかった。
最近のヒット曲はまったくわからん、と私たち世代はよく口にするが、南こうせつさんは、
「歌はジャンルや世代を超えて永遠に残るもの、良し悪しなんかはないよ」
と番組内で述べられていた。
今の歌を悪く言うじいさんは、見習いたいと強く思った次第である😆