2022年1月17日のこのブログの最後に
「困っている人たちを応援することが、人のもつ本能の一つだと、はっきり自覚した。」と書いている。
何やってんだよー、と叫びたい気分がずっと続いている。
1月17日が近づくと毎年この気分になるのは私だけではないと思うが、休業中の今は特に大声で叫びたい気分である。
子育て真っ最中、受験シーズンで大忙しの仕事、そんな38歳のときの天災である。
東京から大阪に来て20年である。
「台風はよくくるけど、地震は少ないなあ」
東京と比べた関西くらしをいつもこう思っていた。とんでもなかった。
神戸や西宮で教師として働いていた大学の同級生もいた。避難所から通勤していた職場の同僚もいた。
被災者だけでなくすべての日本人が、自分に今出来ることはないかと考えた。そして多くのボランティアがやってきた。
会社でも教材出版社としては何ができるかとみんなで考えた。そして「あしなが育英会」を応援していこうと決めた。子どもたちを支援するのが恩返しだ。全社員の総意だった。
そんなことを朝から思い出している自分はこれから何が出来るのだろうか? 休業中の今、考える時間がたっぷりあるのに何も浮かんでこない、情け無い。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます