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【国立天文台】 過去記事 ; 5月24日22:40分、""アルマ望遠鏡、遠方銀河団で進む星の少子化の原因をとらえた""

2019-05-24 22:42:23 | 🚀🛰宇宙 ; 人類のロマンと挑戦、国立天文台、JAXA、NAS各国・宇宙開発…

🌍 ""アルマ望遠鏡、遠方銀河団で進む星の少子化の原因をとらえた""

2017年8月 2日 |研究成果

   

 ①  概要

国立天文台の林将央 特任助教と東北大学大学院理学研究科の児玉忠恭教授、東京大学大学院理学系研究科の河野孝太郎教授を中心とする研究チームは、アルマ望遠鏡を用いて、地球から94億光年の距離にある銀河団内にガスを豊富に含む銀河を17個発見しました。

 およそ100億光年という遠い距離において、ガスの豊富な銀河が一度にこれほど多く発見されたのは、今回が初めてのことです。

 また、ガスが豊富な銀河が銀河団の中心部に存在せず、ガスが豊富な銀河は他の銀河に比べてより最近銀河団に加わったことも明らかになりました。これは、銀河団内に銀河が引き寄せられる過程でガスを失い、星形成が抑制されることを示唆するものです。銀河は宇宙の歴史の中で次第に星形成活動が低下してきたことが明らかになっていますが、今回の成果は、銀河が銀河団に飲みこまれる過程と星形成活動の低下が密接な関係を持っていることを明らかにしたものといえます。

 

 

  アルマ望遠鏡とハッブル宇宙望遠鏡で観測した、94億光年かなたの銀河団XMMXCS J2215.9–1738。アルマ望遠鏡が見つけたガスに富む銀河を赤色で表示し、さらに白丸で囲んでいます。これらの銀河が、銀河団の中心部(画像中央部)には存在しないことがわかります。 白丸のない天体画像 Credit: ALMA (ESO/NAOJ/NRAO), Hayashi et al., the NASA/ESA Hubble Space Telescope

 

 ★ 宇宙には、何千億もの星と大量のガスや塵を含む銀河が数多く存在しています。この銀河がどのようにして生まれ、どのように進化してきたのかを明らかにすることは、現代天文学のホットなテーマの一つです。

これまでの研究から、銀河の中で星が作られるペースが138億年の宇宙の歴史の中で大きく変動していることがわかってきました。宇宙誕生後20億年ごろから60億年ごろまでの期間(現在から見ておよそ120億年前から80億年前までの期間)は銀河の中で非常に活発に星が作られていたのに対して、それから現在に至るまで星形成活動は低下の一途をたどっているのです。いわば、星のベビーブームが過ぎ去って少子化が進んでいるようなものです。しかし、どのようなメカニズムで星の少子化が進んでいるのかは、まだ明らかになっていません。

また、周囲の環境が銀河の進化にどのような影響を及ぼすのか、という謎も残されています。たとえば、銀河が集団で存在する「銀河団」の中には、巨大な楕円銀河が銀河団以外の場所と比較して高い割合で存在しています。楕円銀河は新しい星がほとんど作られなくなった銀河であり、「星の少子化」が進んだ銀河の最終形態の一つといえます。銀河団に楕円銀河が多く存在する理由の一つとして考えられるのは、銀河団という環境が個々の銀河に影響を及ぼしている、ということです。しかし、具体的にどのようなメカニズムで影響を受けているのかは未解明です。

この謎を解く手がかりは、遠方にある銀河団に含まれる銀河にあります。銀河には、星の他にも大量のガスが含まれています。遠方の銀河団、つまり古い時代の銀河団銀河に含まれるガスの量や密度が、現在の銀河団銀河とどのように異なっているのか、何が原因で変化するのかを理解できれば、銀河進化のメカニズムを解き明かせるかもしれません。

アルマ望遠鏡での観測

国立天文台の林将央 特任助教と東北大学大学院理学研究科の児玉忠恭教授、東京大学大学院理学系研究科の河野孝太郎教授を中心とする研究チームは、銀河進化の謎に挑むため、アルマ望遠鏡を使って地球から94億光年 [1] 今回の天体の赤方偏移は、z=1.46でした。これをもとに最新の宇宙論パラメータ(H0=67.3km/s/Mpc, Ωm=0.315, Λ=0.685: Planck 2013 Results)で距離を計算すると、94億光年となります。距離の計算について、詳しくは「遠い天体の距離について」もご覧ください。
の距離にある銀河団XMMXCS J2215.9–1738を観測しました。研究チームはこの銀河団を過去に国立天文台すばる望遠鏡で観測しており、この銀河団に含まれる多くの銀河で活発に星が作られていることを明らかにしていました。地球から観測しているのはこの銀河団の94億年前の姿であることを考えると、宇宙全体で星のベビーブームが起きている時代にある銀河といえます。一方で、私たちが住む天の川銀河の近くにある銀河団、つまり現在の銀河団では、星形成活動をしていない銀河が大多数です。

観測チームが狙ったのは、この銀河団の銀河に含まれる一酸化炭素分子が放つ電波でした。星間ガスの大部分は水素ですが、わずかに含まれる一酸化炭素分子は電波を強く放射するため、星間ガスの存在を確かめたり総量を見積もったりする場合によく観測対象になります。「星形成活動がどのようなメカニズムによって抑制されているのかを調べるために、私たちは銀河がいる環境による影響に注目しました。」と林氏は語っています。

アルマ望遠鏡による観測の結果、この銀河団に含まれる銀河のうち17個で、一酸化炭素ガスからの電波を検出しました。星のベビーブームが起きている時代の銀河団で、ガスを豊富に含む銀河がこれほどたくさん一度に発見されたのは、これが初めてのことです。

さらに今回の観測で、ガスが豊富な銀河が銀河団の中心部にほとんど無く、それよりも外側に多く分布していることが明らかになりました。約100億光年の距離にある銀河団で、こうした分布の違いをはっきりと明らかにしたのも今回の研究が初めてです。これは、ガスが豊富な銀河が、よりあとの時代になってこの銀河団に加わったことを示唆しています。

では、この違いは何を意味しているのでしょうか?研究チームが今回の観測結果から予想するシナリオは、次のようなものです。

銀河団は、時代が下るにつれてより多くの銀河が重力によって引き寄せられ、大きくなっていきます。ガスが豊富な銀河は、もともと銀河団の外にありましたが、強大な重力に引かれて銀河団に引きずり込まれました。銀河団は高温のガスに包まれているため、この中を移動する銀河は高温ガスの圧力を受けます。この時、銀河にもともと含まれていたガスが銀河団の高温ガスに押されて、銀河から剥ぎ取られてしまいます。銀河に残ったガスも、活発な星形成活動によって消費されてしまうでしょう。また、銀河への新たなガスの供給も起きていないと考えられます。こうして星の材料であるガスがなくなり、最終的に星形成活動が止まってしまうのです。現代の銀河団において、星形成活動を起こしていない楕円銀河が多数存在することは、このシナリオに合致するものです。

アルマ望遠鏡で検出されたガスが豊富な銀河は、まさにこの過程の途上にあると研究チームは考えています。星形成が活発であると確かめられた銀河団中心部の銀河も、残り少ないガスを消費して星を作りだしているのだと考えられます。

「銀河進化を理解する上で、ガスの分布を知ることが不可欠であるということが近年理論的にも観測的にも示されてきました。今回の観測で、銀河団中心から外れた領域にガスを豊富に含む銀河がたくさん存在するという事実を、十分な検出数をもって初めて示すことができました。今後、銀河団に含まれる銀河の進化を明らかにしていく道筋を示すことができたといえます。」と林氏は今回の研究の意義をまとめています。


論文・研究チーム この研究成果は、Hayashi et al. “Evolutionary Phases of Gas-rich Galaxies in a Galaxy Cluster at z = 1.46” として、アメリカの天文学専門誌『アストロフィジカル・ジャーナル・レターズ』に2017年5月に掲載されました。

この研究を行った研究チームのメンバーは、以下の通りです。 林将央(国立天文台)、児玉忠恭(国立天文台/総合研究大学院大学、現 東北大学)、河野孝太郎(東京大学)、山口裕貴(東京大学)、但木謙一(国立天文台/マックスプランク地球外物理学研究所)、廿日出文洋(東京大学)、小山佑世(国立天文台/総合研究大学院大学)、嶋川里澄(カリフォルニア大学/国立天文台)、田村陽一(東京大学、現 名古屋大学)、鈴木智子(国立天文台)

この研究は、文部科学省/日本学術振興会科学研究費補助金(No. 26707006, 21340045, 24244015, 15H02073, 25247019)の支援を受けて行われました。

アルマ望遠鏡 アタカマ大型ミリ波サブミリ波干渉計(Atacama Large Millimeter/submillimeter Array: ALMA, “アルマ望遠鏡”)は、ヨーロッパ南天天文台(ESO)、米国国立科学財団(NSF)、日本の自然科学研究機構(NINS)がチリ共和国と協力して運用する国際的な天文観測施設です。アルマ望遠鏡の建設・運用費は、ESOと、NSFおよびその協力機関であるカナダ国家研究会議(NRC)および台湾行政院国家科学委員会(NSC)、NINSおよびその協力機関である台湾中央研究院(AS)と韓国天文宙科学研究院(KASI)によって分担されます。 アルマ望遠鏡の建設と運用は、ESOがその構成国を代表して、米国北東部大学連合(AUI)が管理する米国国立電波天文台が北米を代表して、日本の国立天文台が東アジアを代表して実施します。合同ALMA観測所(JAO)は、ALMAの建設、試験観測、運用の統一的な執行および管理を行なうことを目的とします。

   [ + ]

[1] 今回の天体の赤方偏移は、z=1.46でした。これをもとに最新の宇宙論パラメータ(H0=67.3km/s/Mpc, Ωm=0.315, Λ=0.685: Planck 2013 Results)で距離を計算すると、94億光年となります。距離の計算について、詳しくは「遠い天体の距離について」もご覧ください


【ロイター】 5月24日18:14分、""東京マーケット・サマリー・最終(24日)""

2019-05-24 20:56:37 | 経済;投資、負け犬個人投資家の必死の反撃、統計・CP/AIを活用…

(マザーズ指数)

現在値883.18 (19/05/24 15:00)
前日比-0.72 (-0.08%)👀
始値875.61 (09:00)前日終値883.90 (19/05/23)
高値883.47 (15:00)年初来高値979.72 (19/01/21)
安値870.57 (09:10)年初来安値789.79 (19/01/04)

 

 

① ""東京マーケット・サマリー・最終(24日)""

2019/05/24 18:14

    ■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値     

 <外為市場>                  

🌸  ドル/円<JPY=>      ユーロ/ドル<EUR=>      ユーロ/円<EURJPY=>

  午後5時現在       109.52/54           1.1187/91               122.53/57

  NY午後5時         109.59/63           1.1180/81               122.54/58     

 💲¥  午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点より小安い109円半ば。 午前の取引では実需の買いが目立ち、ドルは一時109.75円まで上昇したが、買い一巡 後は109円半ばへ反落しこう着感を強めた。
 
<株式市場>  

🌸 日経平均             21117.22円               (33.92円安)

  安値─高値         20922.00円─21117.22円                       

  東証出来高           12億4671万株                                 

  東証売買代金         2兆1284億円                                    

☁    東京株式市場で日経平均は小幅続落した。

  前日の米国株安や円高進行が投資家心理を圧 迫し、朝方から売りが先行。下げ幅は一時200円を超え、節目の2万1000円を割り込 んだ。売り一巡後は個人投資家の押し目買いや売り方の先物買い戻しなどで下げ幅を縮小。 後場は日銀によるETF(上場投信)買い観測も支えになったが、世界的な景況感の低迷や 米中覇権争いの長期化などが懸念され、上値は重かった。   

☀  東証1部騰落数は、値上がり1180銘柄に対し、値下がりが867銘柄、変わらずが 94銘柄だった。     


🌸<短期金融市場> 17時04分現在

  無担保コール翌日物金利(速報ベース)    -0.043%  

  ユーロ円金先(19年6月限)         99.960              (+0.005)

  安値─高値                        99.960─99.965                            

  3カ月物TB                       -0.155              (変わらず)

  安値─高値                        -0.151─-0.155                               

     無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.043%になった 。積み期前半であるものの、「週末要因に加え、大手金融機関の資金調達の動きも徐々にみ られる」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物の期先は強含み。
 
🌸<円債市場> 

  国債先物・19年6月限               152.86              (+0.08)

  安値─高値                        152.84─152.89                          

    10年長期金利(日本相互証券引け値)  -0.075%            (-0.010)

  安値─高値                        -0.070─-0.070%                             

     国債先物中心限月6月限は前営業日比8銭高の152円86銭と続伸で取引を終えた。 米中貿易摩擦への長期化懸念を背景に買いが先行したが、その後は高値圏でもみあいとなっ た。10年最長期国債利回り(長期金利)は同0.5bp低いマイナス0.070%と4月 2日以来1カ月半ぶりの水準に低下した。引け値は、前営業日比1bp低下のマイナス0. 075%。
 

🌸   <スワップ市場> 16時58分現在の気配

  2年物     0.02─-0.07

  3年物     0.01─-0.08

  4年物     0.01─-0.08

  5年物     0.02─-0.07

  7年物     0.06─-0.03

 10年物    0.15─0.05  

 

 

 

 

 

 

 


【ロイター】 5月24日17:38分、""COLUMN-米が通貨安国に高関税、対中新兵器か 強い副作用も""

2019-05-24 20:42:14 | 経済;投資、負け犬個人投資家の必死の反撃、統計・CP/AIを活用…

(米ドル/円)

買・売 109.66-109.69(19/05/24 20:25)
前日比 +0.07 (+0.06%)👀
高値 109.74 (10:38) 始値 109.59 (06:00)
安値 109.44 (16:15) 前日終値 109.59 (19/05/23)

 

① ""COLUMN-米が通貨安国に高関税、対中新兵器か 強い副作用も""

2019/05/24 17:38

     田巻一彦     [東京 24日 ロイター] - 

💲 米商務省は23日、ドルに対して自国通貨を低い水準に誘導している国の製品に対し、関税を課す新たなルールを検討を検討していると公表した。中国を念頭にしているとみられ、対中交渉で新たな「武器」を手に入れたかたちだ。しかし、中国が米国の想定通りに妥協しない場合、高関税攻勢が中国経済を動揺させ、グローバル経済に打撃となりかねない強い「副作用」もある。      

     ロス商務長官は、海外輸出業者に対し、米国内産業に損害を与える為替補助は商務省による相殺が可能であることを通告することになると指摘。結果として、米国内の労働者や企業に不利になる為替政策を外国が活用することは不可能になるとしている。   

  通貨の過小評価を判断する際に、どのような基準を使うかについて、商務省は明らかにしていない。         

🌊  今回の商務省の対応は、今後、大きな波紋を世界経済に投げかける可能性がある。一つは、中国経済へのインパクトだ。    

🐉 2000億ドル規模の中国から米国への輸出品に対し、25%の関税をかけることはすでに決まっている。6月下旬には、3250億ドル規模の対米輸出品に25%の関税がかかる可能性がある。  

   国際通貨基金(IMF)の試算によれば、3250億ドルに対して25%の関税賦課が決まれば、中国の成長率を最大で1.5ポイント押し下げる。   

     <不気味な為替と関税のリンク>         

🐉  そこに自国通貨安を理由にした高関税が加われば、中国経済が受ける打撃は表面上の想定を超えるリスクがある。    

🐓  これまで市場関係者の多くは、米国が3250億ドルに対して高関税を課せば、グローバルな株価下落に端を発して、世界経済への打撃が拡大。米経済が受ける「返り血」も多くなり、トランプ大統領の再選戦略にもマイナスで、実現可能性は低いとの予想が多かった。   

  しかし、現実には商務省における手続きは着々と進み、中国が6月下旬までに譲歩しない場合、対米輸出の全量に25%の関税がかかることになってしまった。   

🐉  中国側の出方次第では、今回の為替と関税をリンクさせた「新手法」が発動されないとは言い切れない。       

   <米中のはざま、日本の行方>        

☁  また、しばらくはこの新システムの想定する国が中国だったとしても、時間の経過とともに別の国が仮想の対象国にならないとも限らない。   

  どのような基準を当てはめて通貨安の水準を算定するのか、商務省は明らかにしていないが、仮に10%のかい離があるとして、10%の関税を賦課されて影響が軽微で済む国はないのではないか。  

🗾   日本にとっても「不気味な」存在になることは間違いなく、為替と関税をストレートに結びつけた新手法の影響度は、慎重に推し量るべきだろう。     

    米国が打ち出した、ファーウェイ[HWT.UL]を対象にした実質的な禁輸措置は世界の多くの企業に影響を及ぼし出しているが、見方によれば、米国がIT覇権を中国に奪われないため、かつて旧ソ連圏の封じ込めを狙ったCOCOM(対共産圏輸出統制機構)の対中バージョンを策定しようとしているのかともみえる。   

   もし、その見方が正しいなら、今回の商務省の新手法も、中国の成長の頭をたたくことに主眼があり、現実に発動される可能性を考えるべきなのではないか。        

  米国との外交関係が最も重要である日本には、同時に中国とその周辺諸国が最大の貿易相手国であるという現実がある。政治的、戦略的な対応と経済的な対応が別の次元で切り分けられ、米中双方と現実的に対応できることが日本にとってベストだったはず。   

  しかし、その前提が崩れ、米国との関係を優先し中国との距離が出てきてしまうようになれば、日本と日本企業の苦悩は大きくなるばかりだ。   

  足元の世界市場を見比べて、日本の株式市場のパフォーマンスがさえない背景には、そうした「矛盾」を見透かした海外勢の動向も影響している可能性がありそうだ。           

   ●背景となるニュース        

  ・ UPDATE 2-通貨過小評価の国に相殺関税検討、日本など対象の可能性=米商務省 [nL4N22Z4QQ]  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


【ロイター】 5月24日15:25分、""日経平均は33円安と小幅続落、引けにかけ下げ渋り高値引け、日銀ETF買い観測が支え=24日後場"

2019-05-24 16:49:49 | 経済;投資、負け犬個人投資家の必死の反撃、統計・CP/AIを活用…

(日経平均)

現在値 21,117.22 (19/05/24 15:15)
前日比 -33.92 (-0.16%)👀
始値 20,980.79 (09:00) 前日終値 21,151.14 (19/05/23)
高値 21,117.22 (15:00) 年初来高値 22,362.92 (19/04/24)
安値 20,922.00 (09:00) 年初来安値 19,241.37 (19/01/04)

 

 

① ""日経平均は33円安と小幅続落、引けにかけ下げ渋り高値引け、日銀ETF買い観測が支え=24日後場""

2019/05/24 15:25

☁ 24日後場の日経平均株価は前日比33円92銭安の2万1117円22銭と小幅続落。

  朝方は、23日の米国株安や円高・ドル安を受け、売り優勢で始まり、寄り付き直後に2万922円00銭(前日比229円14銭安)まで下落した。一巡後は、円伸び悩みや時間外取引での米株価指数先物高をにらみ、いったん持ち直したが、その後は上値が重くなった。後場に入ると底堅く、大引けにかけては株価指数先物買いを交えて下げ渋りの流れとなり、高値で引けた。日銀のETF(上場投資)買いが観測され、相場の支えとなった。

※ 市場関係者は、今日も小幅安で済んで、日銀の方に足を向けて寝られません。

☀ 東証1部の出来高は12億4671万株、売買代金は2兆1284億円。騰落銘柄数は値上がり1180銘柄、値下がり867銘柄、変わらず94銘柄。

 市場からは「朝方は、シカゴの日経平均先物(円建て清算値2万860円)ほど深くは下げず、さほど売りが出なかった。米中貿易摩擦への警戒感はあるが、日経平均は引け値で2万1000円を割り込まず、14日同様に下ヒゲの陽線を引き、下値は堅くなってきたようだ」(準大手証券)との声が聞かれた。

☁ 業種別では、国際帝石<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株や、JXTG<5020.T>、コスモエネH<5021.T>、出光興産<5019.T>などの石油石炭製品株が下落。川崎汽<9107.T>、商船三井<9104.T>、郵船<9101.T>などの海運株や、東エレク<8035.T>、ファナック<6954.T>、京セラ<6971.T>などの電機株も売られた。
 

☀ 半面、野村<8604.T>、松井証<8628.T>などの証券商品先物株が堅調。三井不<8801.T>、菱地所<8802.T>などの不動産株や、日本製鉄<5401.T>、神戸鋼<5406.T>などの鉄鋼株も高い。ソフバンG<9984.T>、KDDI<9433.T>などの情報通信株も買われた。

☁ 個別では、enish<3667.T>、トラストT<2154.T>、エムアップ<3661.T>、Wスコープ<6619.T>、ファイズ<9325.T>などの下げが目立った。

☀ 半面、レオパレス<8848.T>、ニホンフラ<7820.T>、日本通信<9424.T>、千趣会<8165.T>、オプンハウス<3288.T>などの上げが目立った。

☀ なお、東証業種別株価指数は全33業種中、22業種が上昇した。
 

  [ 株式新聞ニュース/KABDAS-EXPRESS ] 
                      提供:モーニングスター社  (2019-05-24 15:15)

 

 

 

 

 

 

 

 


【ロイター】 5月24日15:15分、""東京外為市場・15時=ドル109円後半、英首相の辞任期日発表控えポンド安警戒""

2019-05-24 16:38:25 | 経済;投資、負け犬個人投資家の必死の反撃、統計・CP/AIを活用…

(米ドル/円)

買・売 109.47-109.50(19/05/24 16:27)
前日比 -0.12 (-0.11%)👀
高値 109.74 (10:38) 始値 109.59 (06:00)
安値 109.44 (16:15) 前日終値 109.59 (19/05/23)

 

 

① ""東京外為市場・15時=ドル109円後半、英首相の辞任期日発表控えポンド安警戒""

2019/05/24 15:15

    [東京 24日 ロイター] -         

🌸 ドル/円<JPY=>  ユーロ/ドル<EUR=>  ユーロ/円<EURJPY=>  

午後3時現在 109.60/62 1.1181/85 122.57/61  

午前9時現在 109.54/56 1.1182/86 122.51/55  

NY午後5時 109.59/63 1.1180/81 122.54/58

💲¥    午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点にとほぼ同水準の109円後 半。午前の取引では実需の買いが目立ち、ドルは一時109.75円まで上昇したが、買 い一巡後は109円半ばへ反落しこう着感を強めた。

£ 英国のメイ首相はきょう辞任期日を 明らかにするとみられ、英ポンドの一段安が懸念されている。     

     商業決済が集中しやすい五・十日で、仲値にかけて実需のドル買いが目立った。しか し、買いが一巡すると反落。27日は米英市場が休場となるため、午後はロングウィーク エンドを控えたポジション調整が中心となった。     

 109円台から110円台をストライクとする巨額のオプションがきょう期限を迎え ることも、関連売買を通じて値動きを抑制したもようだ。市場筋によると、109円台で 50億ドル超、110円台で30億ドル超のオプションが期限を迎える。       

   英ポンド<GBP=D3>は1.2664ドル付近。朝方一時1.2655ドルまで下落した 。英ポンド/円<GBPJPY=>は138.75円付近で1月15日以来の安値圏。朝方一時1 38.63円まで下落した。     

    英ポンドの下落は通常であればドル指数<.DXY>を押し上げるが、市場では米中貿易戦 争が米国の実体経済に及ぼすマイナス効果が意識されているため、英ポンド安でもドル高 余地は限られるとの見方が多い。       

②   FXプライムbyGMOの常務取締役、上田眞理人氏は「米長期金利は利下げを織り 込みつつあるようだ」と指摘。前日の米製造業PMIについて「米中貿易戦争は企業経営 者のセンチメントを悪化させ、設備投資を冷え込ませるなど、実体経済に悪影響を及ぼし 始めたようだ」と述べた。こうした中で、ポンド安でドル買いが勢いづくとは思えないと の見方を示した。        

📉  5月の米製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値は50.6と、4月改定値の5 2.6から低下し、2009年9月以来、約10年ぶりの低水準となった。米中貿易摩擦 の激化を受け、新規受注指数が49.7と4月の53.5から低下した。

☁ 同指数が拡大と 悪化の分かれ目となる50を下回るのは09年8月以降で初めて。 [nL4N22Z3GU]