こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

あらためて考える・・・「議会改革」のめざすもの

2017-07-04 21:17:32 | 市政&議会報告
議会ペーパーレス化専門部会の視察で三重県四日市市議会へ。

朝、市役所前を出発し、台風の進路を気にしながらバスで移動。専門部会のメンバーだけでなく、体調などの理由で参加できなかった議員をのぞいて、ほとんどの参加となりました。



夕方、帰っていただいた資料をめくっていて少し衝撃を受けました。


「平成26年8月定例会月議会から、重要案件についての委員会での審査の前に、市議会ホームページで、市民の皆さんに情報提供、意見募集をして、議案審査の参考にしている」とのことです。

情報提供から、意見募集期間は2週間。意見提出は、Eメール、fax、郵送。


「重要案件」とは、「市民サービに大きな変化をもたらすような条例や事業」。執行部からの事案聴取会終了後、広報広聴委員会で、意見公募の議案を選択。




私たちの議会ではどうか・・・。


議会招集は開会の1週間前。同時に、議案が配布されます。

予算審査であれば予算書も。


予算審査などは、開会中に特別委員会を設置して、採決は最終日に行うため、資料の熟読、いろんな方の意見を聞いて参考にする時間も、それなりにあります。

けれど、開会してすぐに上程され、即決ということも少なくありません。


委員会に付託されても、上程後、数日後に委員会開催が普通のパターン。


「市民サービスに大きな変化をもたらす」のに、ほとんどの市民が知らないうちに決めてしまう。そういうことが、よくあります。これまでずっと「これでいいのか」「他にやり方はないのだろうか」と疑問に思ってきたことの一つ。



「議会改革」とは、「市民にとってわかりやすく、市民に開かれた議会」をめざすことだと思っています。


今日の視察目的とは直接、関係のないことですが、おおいに刺激を受けました。
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