今日は、帝塚山学院泉ヶ丘中学校の皆さんが、議場見学に来られました。
毎年、市内の小学校の3年生を迎えていますが、中学校、しかも市外からのお客様は初めてです。
パワーポイントを使った議会と議員についての説明のあと、質問を受けます。
答えるのは、理事者席に並んだ議会運営委員会のメンバー。私もそのうちのひとりです。
小学生は、「何か質問は?」と問いかけると、我先に手があがり、次々といろんなことを聞いてくれて、ほとんど時間切れになるのですが・・・。
「中学生はどんな質問をしてくれるのかな?」と楽しみにしていると、なんとシーンと沈黙。
なかなか質問が出てこないのが、意外でした。
ようやく出てきたいくつかの質問。そのうちの2問は、全員がそれぞれに答えました。
「(議員をしていて)一番つらいことは何ですか?」
(私の答え)「いろんな市民の方がおられます。お話を聞いて、とても困っておられることがわかり、何とかしたいと思う。けれど、今のところは、どうにもならないことがある。『どうにもならない』ということを伝えなければならないときが辛いです。」
「(議員をしていて)一番嬉しいことは何ですか?」
(私の答え)「市民の方の相談にのることは、議員だけでなくいろんな方がされます。議員でなければできないことは、ここで発言すること。何度も何度も、くり返し発言して、それが実ったとき。」
ひとりの生徒さんから「アベさんをどう思いますか?」という質問がありました。
大いに政治に関心をもって、自由闊達におおらかに議論できる空気があって欲しいもの。
あと数年したら有権者になっている人たちなのですから。