学校給食のことを11月25日の一般質問でとりあげました。
「最近、おかずが少ないと思う」「カレーに肉が入ってなかった」と言う子どもたちの声。
1食あたりの単価は、「5年前に決めた220円」。しかし、9月213.9円。10月は216.4円。さらに下回っている現状でした。
子ども達の嘆きが裏付けられたように思い、「必要な栄養素の基準は充足しているのか?」と尋ねました。
「満たしていると聞いている」という答えでしたが・・・。
他の自治体に比べても、単価は低いようです。堺市の場合、小学校高学年では255円など。
単価を引き上げれば、保護者負担があがるという、今の仕組みを見直す必要があるだろうと思います。
小学生のお子さんがいる保護者に配布されたプリント。
小さい字で読みにくいとは思いますが、「食材の価格が高騰。給食費の範囲内でのやりくりが困難なために、米飯給食の日の牛乳をやめて、その分給食内容の充実にあてる」と。
「苦肉の策」かもしれませんが、寂しい話です。
子ども医療費の助成に続いて、子育て支援策として、独自に給食費の無償化、または一部補助に取り組む自治体が広がっています。
コロナ対策でわずか3ヵ月だけの無償化、それも学校再開直後は「簡易給食」でした。
無償化の継続を求め、財政負担からそれが今すぐは困難でも、せめて今の1食あたり食材費を引き上げ、そのことによって保護者負担が増えないように、公費の負担を求めました。