昨日は「総合教育会議」を傍聴しました。
傍聴者は私と同会派委の森下議員を含めて3人でした。
公開で行われている各種の審議会などの日程、会場は市役所の1階の受付横のボードに掲示してくれています。
市役所に用事で行かれたときは足を止めてみてください。
「総合教育会議」は2014年の教育基本法改正の時に新たに設置されたもの。
首長と教育委員会の2者からなる「協議」、「調整」の場です。
昨日の議題は「GIGAスクール構想」と「学校給食」。
ふたつのテーマで約1時間半の会議でした。
「GIGAスクール構想の実現へ」という文部科学省の文書を引用しています。
その中に「・・・特別な支援を必要とする子どもを含め、多様な子どもたちを誰ひとり取り残すことなく・・・」とあります。
これからの時代に生きていく子どもたちが生まれ育った家庭環境に関わらず、ICTを活用することを学び、身につけるために「一人一台端末」は必要なのだろうと思う。
けれども・・・莫大な投資をしてタブレットを配布したからと言って、それが特効薬のように「誰ひとり取り残すことのない教育の実現」の力になるのではない。
「不登校の児童生徒への支援にも活用」ともいう。
なぜ学校へ行けないのか?
なぜ行きたくないのか?
言葉にできないモヤモヤを抱えて苦しむ子どもの一人と今日も向かい合って、開かない心の扉に呼びかける先生たちの暖かさにもふれた。
やっぱり先生と子どもたちがリアルにふれあう時間のゆとりこそ、何より大切なのだと思う。